原始ブラックホール

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原始ブラックホール(げんしブラックホール)とは、ビッグバンの最初の数秒間に微量の物質が、ビッグバンの爆発力によってシュヴァルツシルト半径の内側まで圧縮されてできたといわれている天体である[1]

性質

存在するならば、原始ブラックホールの質量は数十gから地球の質量 (5.974 ×1024 kg) くらいまでとされている。

質量が4500億t以下のブラックホールがあるならば、ホーキング放射により消滅していると考えられている。

脚注

  1. ^ 原始ブラックホールの実際の発見例はまだない。ブラックホール自体が小さく星間ガスをほとんど引きつけないため、放射らしいものがほぼ無く、観測が困難だからである。また、実際にこの宇宙に原始ブラックホールが存在しているのかも不明である。