CHRISTMAS TIME IN BLUE -聖なる夜に口笛吹いて-

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CHRISTMAS TIME IN BLUE
-聖なる夜に口笛吹いて-
佐野元春シングル
初出アルバム『Café Bohemia[注 1]
B面 CHRISTMAS TIME IN BLUE (Vocal/Original Version)
CHRISTMAS TIME IN BLUE (Instrumental/Orchestra Version)
リリース
ジャンル ロック
レーベル EPIC・ソニー
作詞・作曲 佐野元春
プロデュース 佐野元春
チャート最高順位
佐野元春 シングル 年表
リアルな現実 本気の現実
1985年
CHRISTMAS TIME IN BLUE
-聖なる夜に口笛吹いて-

(1985年)
STRANGE DAYS -奇妙な日々-
1986年
Café Bohemia 収録曲
カフェ・ボヘミア (Interlude)
(11)
CHRISTMAS TIME IN BLUE -聖なる夜に口笛吹いて-
(12)
カフェ・ボヘミア (Reprise)
(13)
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CHRISTMAS TIME IN BLUE -聖なる夜に口笛吹いて-」(クリスマス・タイム・イン・ブルー せいなるよるにくちぶえふいて)は、佐野元春の通算20作目のシングル[注 2]1985年11月21日にEPIC・ソニー(現:エピックレコードジャパン)から発売された。

概要[編集]

12インチシングルとしてリリースされたこの曲は、アルバム『Café Bohemia』の先行シングルである。佐野は、過去に3枚12インチシングルをリリースしたが、3枚ともに既存の楽曲のリミックスだったため、佐野にとって初の12インチシングルでリリースしたオリジナル曲である。

12/2付オリコンシングルチャート初登場8位(初週売上28,030枚)

レコードには「Hi Everybody! MERRY CHRISTMAS!! '85/24/12 ─── MOTO」と、佐野直筆のメッセージが刻まれている。

発売から5年たった1990年12月24日、佐野はテレビ朝日系で放送された『ディズニーの魔法の国のメリー・クリスマス』に出演した際に、東京ディズニーランドにてこの楽曲を披露された。当時、佐野がテレビ出演をすることは珍しかったため、大きな話題となった[1]

ベストアルバム『Moto Singles 1980-1989』にはB面収録のOriginal Versionが収録された。

ジャケット[編集]

ジャケットのイラストは牧野良幸が担当。これは、佐野が1985年にリリースしたカセットブックELECTRIC GARDEN』を担当した縁からである。当時の牧野の自宅へ佐野が訪れてラフ・ミックス前のカセットを流しながらディスカッションをし、イラストは佐野の渡米中に牧野が多数書き、帰国した佐野が選びボツは本曲の特集雑誌に掲載され、残りは手放してしまったという[2]

再発盤[編集]

1991年にジュエルケース仕様・ピクチャーレーベルで初CD化。1992年から1998年まで毎年マキシシングルケース仕様・ピクチャーレーベルで再発売された。

収録曲[編集]

A Side
  1. CHRISTMAS TIME IN BLUE -聖なる夜に口笛吹いて- (Vocal/Extended Dub Mix)
B Side
  1. CHRISTMAS TIME IN BLUE (Vocal/Original Version)
  2. CHRISTMAS TIME IN BLUE (Instrumental/Orchestra Version)

レコーディング・メンバー[編集]

THE HEARTLAND
THE TOKYO BE-BOP
  • Saxophone:ダディ柴田
  • Trumpet:石垣三十郎
  • Tromborne:ボーン助谷
THE PRETTY FLAMINGOS
  • Unknown

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ "Vocal/Original Version"のみ。
  2. ^ 12インチシングルとしては4枚目。

出典[編集]

  1. ^ Now & Then vol.5-06 ディズニーランドでの演奏”. 佐野元春公式ファンサイト. 2016年4月23日閲覧。
  2. ^ 「僕の音盤青春記花の東京編」(音楽出版社・2017・11月発売)