牙狼 -紅蓮ノ月-

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牙狼 -紅蓮ノ月-
ジャンル 伝奇・ファンタジー・ヒーロー
アニメ
原作 雨宮慶太
監督 若林厚史
シリーズ構成 會川昇井上敏樹
脚本 會川昇、井上敏樹
吉岡たかを水上清資
和智正喜猪爪慎一
村越繁、久保亨
キャラクターデザイン 桂正和(メイン)
海老原雅夫(アニメーション)
音楽 MONACA
アニメーション制作 MAPPA
製作 東北新社
放送局 #放送局を参照
放送期間 2015年10月 - 2016年4月
話数 全24話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

牙狼 -紅蓮ノ月-』(ガロ ぐれんノつき)は、2015年10月より2016年4月までテレビ東京をはじめとして、TXN各局ほかで放送された連続テレビアニメ作品。

概要[編集]

特撮・アニメで展開されている牙狼〈GARO〉シリーズのうち、2Dセルタッチアニメーションとして製作された初作『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』に次ぐテレビアニメ第2弾[1]。シリーズ全体としては、本作開始前までテレビで放送していた連続特撮ドラマ『牙狼〈GARO〉-GOLD STORM- 翔』に次ぐ[1]。連続2クール放送[1]

本作では西洋・中世的世界観をベースにしていた『炎の刻印』から完全に変え、原作者である雨宮慶太が得意とする「和」のテイストが全面的に採りいれられた[注 1]。時代設定は平安時代だが、時代考証は重視していない[1][注 2]。平安京において、闇に蠢く妖怪じみた存在「火羅」(ホラー)を人知れず狩る宿命を負った「守りし者」(まもりしもの)たちの戦いを描く。

スタッフはシリーズ過去作で脚本経験を持つ井上敏樹と、シリーズ初参加となる會川昇がシリーズ構成を担当し[1]、メインキャラクターデザインに雨宮と親交の深い漫画家・桂正和が起用されている[1]。また、桂は物語後半でリニューアルされる牙狼の鎧のデザインも担当している[2]

主要キャスト陣のうち、主人公・雷吼役にはシリーズの実写作品『牙狼〈GARO〉 -魔戒ノ花-』で主役・冴島雷牙を演じた中山麻聖が声優に初挑戦している[1]。雷吼以外の主要キャストは全員とも『炎の刻印』に出演した声優たちが、違う配役で引き続き参加している。中山の声は主要キャストから絶賛されており、星明役の朴璐美との掛け合いなどには、スタッフの指示で彼らのアドリブも盛り込まれている[2]

2017年11月23日に放送された『金狼感謝祭2017』で、劇場版の新作アニメの製作・公開が発表され、『薄墨桜 -GARO-』のタイトルで2018年10月に公開予定。詳細は#劇場版を参照。

ストーリー[編集]

輝かしい光に溢れ、四季折々に典雅な花が咲き乱れる美し国の都があった。名を平安京という。
しかし光が強ければ、闇もその昏さを増す。日が沈み夜が訪れると、都には火羅(ホラー)なる物の怪が跳梁跋扈し、人間を襲う。都の中枢・光宮に入れる特権を持つ身分貴き者のように陰陽師の霊的加護を受けられぬ貧しき民草は、夜な夜な火羅に怯えていた。
そんな民たちを救うかのように、何処からともなく現れ、火羅を討滅する者たちが現れた。修験者の如き超常の法力を用いる魔戒法師と、異形の鎧を纏い武の力で火羅と戦う魔戒騎士である。彼らは人々から「守りし者」と総称された。
これは、平安の世を駆け抜ける若き魔戒騎士・雷吼と、従者金時を主軸とした、守りし者たちの物語である。

登場人物[編集]

登場人物たちは現実の平安時代に実在した人物と同名の者も多い。

主要人物[編集]

雷吼(らいこう)
- 中山麻聖(幼少時代 - 潘めぐみ
本作の主人公。魔戒騎士の青年。本名は多田新発意の子で源頼光(みなもと の よりみつ)。幼い頃より星明によって修行させられた末、長らく空位となっていた黄金騎士・ガロの称号を受け継ぐに至った。「守りし者」として、星明たちと共に火羅と戦う日々を送る。
獅子の鬣のような髪型と鋭い目付きが特徴で、一見すると近寄りがたい雰囲気を醸し出しているが、金時を騙してこっそり屋敷を抜け出そうとしたり、星明に薦められた砂糖菓子を食べて感激するなど、人間らしい茶目っ気や無邪気さもある。
ある理由から自力で鎧を召喚できず、火羅と戦う時は星明に魔導輪ザルバの封印を解いてもらう必要があるほか、火羅を討滅して鎧を送還した後は激しい疲労に陥ることもある。
父親は源満仲(多田新発意)で、母親は玉櫛。幼い頃、黄金の鎧を欲する藤原道長が鎧を継承できる者を自分の家の者1人にすべく、藤原保昌の妹との政略結婚を強要された多田新発意により、玉櫛と共に平安の都の外へ追放された後、火羅の群れに襲われていたところを星明と金時に保護された。この時、長時間にわたって心滅獣身の状態にあったにもかかわらず、鎧に魂を喰われていなかった。また、それ以前の記憶を喪失して自分の身の上を知らず、生まれ落ちた時より京の外で捨てられていたというが、それは演技であった(当時から「守りし者」としての使命を自覚しており、身の上への怨恨も持っていなかった)ことが後に判明する。
魔導輪ザルバ(まどうりん ザルバ)
声 - 影山ヒロノブ
雷吼が常に手に着けている、意思を持つ指輪。
本作前半では、普段は石化しており、星明によって封印が解かれた時のみ目覚めていたが、後半第14話にて自ら封印を解いた以降は過去のシリーズと同様に普通にしゃべれるようになり雷吼の戦闘サポートを行う。
金時(きんとき)
声 - 矢島晶子
雷吼に従う少年。雷吼の母と共に追放された雷吼を保護した当時から変わっていない容姿や言動は、従者というよりは「お供」に近いが容姿に関しては謎が残る。雷吼の師匠でもある星明に対して当然ながら忠義はあるが、遊ばれるように雑用を言い付けられるのが、いささか不満。
常に背中に携えている2本の黒い棒は地面などにこすりつけて相手に火花を見せることで、その相手が火羅に憑依されているかを見抜くことができる。
稲荷からは体が小さい事と名前から「豆」と呼ばれている。
第25話「刻蝶」にて、実は雷吼が生まれる前より魔戒騎士であり、鎧を纏うたびに記憶を忘れ、若返るという事が起こり、ホラーと戦うが鎧を纏っての戦いを好まないということが判明。歳は40代ぐらいから若返ってるという事である。かつては「常若」と名乗っていた。
常若(ときわか)
声 - 宮野真守
常若は番犬所より火羅「酒呑童子」討滅の指令を与えられ、京に訪れて酒呑童子と戦う見習い魔戒騎士を助太刀するが逃げられる。酒呑童子を追っている中で、「玉櫛」という夫との喧嘩で家出をした貴族女性と出会い、自分の記憶や生い立ちが無い事を明かす。また、見習い魔戒騎士は玉櫛の夫であった。玉櫛は火羅討滅へ向かう時若に、お守りとして自身の髪を縫い込んだ布を渡す。酒呑童子は身籠っている母体を狙っており、赤子を身籠っていた玉櫛も屋敷で襲撃されるが、常若がこれを屋敷の外へ追い出し、玉櫛と赤子を守るために常若は鎧を纏い酒呑童子と戦う。それから1年後、玉櫛は赤子を出産し「源頼光」と名付ける。(周囲からは「雷吼」と呼ばれている。)そこへ、玉櫛に仕えるという命を受けて現れたのは、かつて自分がお守りとして渡した布を着た小さな少年「金時」であった。この時から、金時は雷吼のお供であり続けると、玉櫛と約束している。
その数年後、藤原道長の政略結婚の策により玉櫛と雷吼は都を追放されたのだが、このとき金時がどうなったのかは不明。しかし、どういうわけか星明と行動を共にしており、玉櫛と雷吼が雪道を彷徨い火羅の襲撃を受け、雷吼が鎧を無意識に纏っていたところを発見している。
鎧は不明だが、武器は二刀流の小型の斧。ホラーを見極める際は、この斧を地面に擦り付け火花を散らして見極める。また、鎧を纏った直後に黄金色の蝶が、鈴の音とともに記憶を持ち去っていくような光景を目にするという。
星明(せいめい)
声 - 朴璐美(幼少時代 - 逢葉まどか
魔戒法師として高い能力を有する女性。見た目は若く少女にも見える。普通の人は見向きもしない物品に「美」を感じる特異な感性を持ち、普段は蒐集の品定めに余念が無い。
かつては道長と同じく名門貴族の安倍家出身であったが、自らの意志で闇に生きる「守りし者」の道を選んだ。
白銀の髪に桔梗色の装束を纏い、普段は遊女として貴族の屋敷に出入りしており、その美貌と卓越した琵琶の腕で男性たちを虜にしているが、戦闘時はレオタードのような魔法衣を纏い、雷吼を援護する。
これまでのシリーズの魔戒法師と比較すると非常に奇人的な性格で、何かにつけては雷吼と金時を振り回すが、法師としての実力は確か。ちなみにが大の苦手らしい(本人はひどく憎んでいるとのこと)。
実は安倍晴明の孫。賀茂保憲の娘である葛子姫(声 - 久川綾)と安武信太丸(声 - 杉村憲司)との間に生まれた娘であり、幼少時より才能に恵まれ、火羅退治をやりたがっていた。本名は「きよめ」。晴明の反対に遭って牢に幽閉されるが、火羅の大軍に屋敷を襲撃されて父と母が犠牲となる姿を目の当たりにした後、安倍の家を出る。
家を出て以降、長年火羅を封印して魔導具として使役する術だけを磨いてきた。それは火羅と化した母の討滅でもなければ、放置でもない道であった。星明の名は道摩法師に拾われていた際にもらったが、その後に破門された模様。なお、道摩法師とは肉体関係にあった。
朱雀大路の新しい城門として建設中の来世門が、巨大な繭と蘆屋道満に襲われ、雷吼と逃げ遅れた人々のどちらを救うかを道満に迫られた際、苦悩の末に雷吼を救う事を選ぶが、代償として来世門の倒壊と多くの人々の死を招いてしまい、亡くなった人々について「自分達が殺したも同然」と責める雷吼から別離を言い渡される。さらに道摩法師から、来世門襲撃が、雷吼と星明を仲違いさせることで、星明の助力無しでは鎧を召喚できない雷吼が二度と牙狼に変身できないようにする「黄金騎士封じ」のための策略であったことを告げられ愕然とする。このことから内に闇が溜まり込み、嶐鑼の依代である黒星明となってしまう。晴明や赫夜、雷吼らにより黒星明から戻った後には、自らを救出するために新たな嶐鑼の依代となり命尽きることを望む晴明に涙した。嶐鑼戦においては雷吼や保輔をサポート。終盤では白基調の装束の姿へ変身し、心滅を克服した雷吼の黄金の鎧を更に進化させた。そして、安倍家の人間として魔導具である赫夜を使って嶐鑼を再び紅蓮の月へ封印することに成功。その後、嶐鑼から分離して雷吼に戦いを挑み一閃されたことで力尽きた道満を、彼の闇を全て引き受けるという温かな光で包み込みながら顔の傷を癒し、見送った。
担当声優の朴は星明を演じるに際し、当初は「宝塚の男役風」と聞いていたが、現場では「ギャル風」と言われて悩んだという[2]
雷吼に施していた封印は自らの命を削っており寿命の幾何かは雷吼に捧げている。
黒星明
元々、星明は火羅・闇呑により雷吼の黄金の鎧の光が闇に蝕まれ失われた際に、闇を鎧から引き離す刻印の術を道摩法師から受け、鎧の闇をその身に取り込んだ。更に、道摩法師らによる来世門襲撃の際に雷吼が離れていってしまったことから、自身の中に更に闇を生み出してしまう。道摩法師の手によって紅蓮の月の封印から解き放たれた嶐鑼がこの闇につけ込み、自身の完全復活まで星明の身体を依代として支配した姿が「黒星名」である。元の星明の人格は心の中に幽閉されており、闇が不足している間は度々星明の意識が表に出ることがあった。このため、晴明が星明にかけられた術を解こうとした際に黒星明の人格が現れ、晴明を殺害しようとしたが星明の人格が表に出たことで寸前で免れている。嶐鑼の意識の下、黄金騎士や魔戒騎士を忌み嫌っており、鎧を持つ雷吼や保輔と熾烈な戦いを繰り広げる。黄金騎士を求めて都を徘徊している中で頼信や保輔に一度重傷を負わせ、また保輔の兄である保昌を殺害した。番犬所より、嶐鑼の憑代となった星明討滅の指令が下されるが、彼女を救うという信念を貫く雷吼と、兄を彼女の手で殺害された保輔が対立。彼らの一騎打ちは雷吼の勝利に終わり、晴明の術により星明の心の中へ入った雷吼が星明の人格を救出し、闇星明の人格を討滅、星明は肉体を取り戻すことに成功した。しかし、嶐鑼が消滅したわけではなく、晴明の術により嶐鑼は彼の心の中へ移り込み依代としてしまう。
戦闘の際には、星明と同じく式神や魔法陣を多用したり拳や蹴りを行うが、魔戒筆を刀に変形させて相手を斬り裂く戦法もとる。また、魔法陣に乗って飛行する術も新たに使っており、これは星明に戻った後も嶐鑼戦で星明が使用している。(星明曰く、あいつ(黒星明)が置いていったもの。)なお、式神や魔法陣は黒や赤に染まっている。
式ちゃん
声 - 逢葉まどか
藤原保輔(ふじわら の やすすけ) / 袴垂 保輔(はかまだれ やすすけ)
声 - 浪川大輔
平安京を武で守護する検非違使の青年。名の高い貴族の出だが、その地位に溺れること無く己を律している。
放免(前科者)の小袖(声 - 大関英里)との悲恋以降は貴族の地位を捨て、袴垂の姓を名乗って盗賊団の頭領となる。大半がゴロツキ同然の子分たちとは違って、殺人はせずに傲慢な貴族だけを襲い、弱者に施しを与えることを信条としている。
実は「守りし者」の1人でもある。盗賊団が火羅に襲撃されて子分の大半を失った際には、藤原時忠(ふじわら の ときただ)の名と家を捨てて久しい大義賊・天戒丸(声 - 大塚明夫)から、白蓮騎士・ザンガの称号を受け継ぐに至った。
担当声優の浪川にとって「小袖」(こそで)は発音しにくかったらしく、保輔と小袖の悲恋が描かれる第5話を収録した後の次週にはリテイクを指示されたという[2]
嶐鑼の依代となった星明に兄である保昌を殺害されてしまったため、怒り狂いながらも黒星明討滅に向かうが、星明を救いたい雷吼と対立。一騎打ちに負けて星明の件は雷吼に譲るが、その後番犬所に呼び出され、嶐鑼封印の術が記された書物を光宮から盗み出すことを番犬所に依頼される。星明から嶐鑼が離れたことを知ると、盗んだ書物を持って保昌の敵討ちのために嶐鑼討滅の場に現れ、雷吼たちと共闘する。
魔導輪ゴルバ(まどうりん ゴルバ)
声 - チョー
保輔が常に手に着けている、意志を持つ腕輪。元々は藤原南家に伝わるものであったが、前の主の天戒丸により保輔に引き渡され、彼を新たな主とする。
保輔に魔戒騎士としての修業を付けたのもゴルバである。
実写版に登場する白夜騎士ダンの魔道具と同じ姿と名前だが関連性は不明。
藤原道長(ふじわら の みちなが)
声 - 堀内賢雄
平安京貴族の権力闘争の頂点に君臨する男性。一族全員を追い落として栄耀栄華を欲しいままにし、その勢いは国を統べる者たる「天子」すらも凌駕しつつあると言われる。
星明の美貌に見惚れているらしく、幾度か求愛するもことごとく逃げられている模様。
魔戒騎士や法師はおろか火羅についても知っているらしく、戦において一騎当千となる黄金の鎧を欲している。また、人々が恐れる紅蓮の月を自身の美しい宴の景色として捉えていたり、火羅を目の前にしてそれほど動じないなど、度量は大きい。
蘆屋道満とは生き別れの兄弟であり、捨てられた道満が闇を求め膨大な陰我にまみれた存在であると対照的に、捨てられなかった道長は自分の手は決して汚さず光に満ち続け自身は火羅にならないと自負している。道長は道満が捨てられたことについて「それだけのこと」とあしらっていた。平安の都を完全に手中に収めるため、そして命が尽きようとする晴明の代わりとして道満へ協力するよう持ちかけるが、一蹴されたことで道満を「人間の類ではない」とし雷吼に道満討滅を命じる。
また、光宮の奥に保管されていた安倍家に伝わる嶐鑼封印の十二の術が記された書物が盗まれた際には、壁に頭をぶつけ流血させるほどに気を狂わせている。
更に、平安の都が嶐鑼により焼き払われる中、光宮へ民の受け入れを申し出る頼信に対し「都は光宮だけ」「光宮の外に群がる虫のような民は嶐鑼が掃除してくれる」などと言い放って民を見殺しにしようとし、また民のことを貧民と認識しているなどかなり非情な性格。頼信の手で光宮に民が入り込んだ際には、自分の存在意義を民の象徴として保つために手のひらを反すように「民の命は未来永劫安明である」と卑劣にも表向きの言葉を放つ。
蘆屋道満(あしや どうまん)
声 - 関智一
謎の法師。顔中に傷を負った不気味な男性でその気は邪悪に染まり、その心は「闇」を愛し、「光」に対する憎悪で満ち溢れており、迎門(ゲート)を自ら創り出して現世に火羅を召還する術を操る。
突如雷吼たちの前に姿を現し、星明からは「火羅よりも性質が悪い」と断言されている。
彼は「この世の全ての光を闇で食らい、闇そのものを求める」ことに執着しているが、それは自らの出産の経緯にある。光宮を治める藤原道長とは生き別れの兄弟(作中の描写から察するに恐らく双子)であり、道満は生まれた時点で顔面が傷だらけの状態だった。このため、両親は道長だけを手元に残し、道満は布で包み桶に乗せて川に流すという形で涙を流し悔やみながらも捨ててしまった。
その後、道摩法師に拾われ彼の弟子となり、光を憎み闇を自分のものにすべく術を磨く。道摩法師の嶐鑼復活のための様々な策に協力するが、嶐鑼さえも自分のものとしようと企む。道摩法師がそれを止めようとすると「求める闇が違う」とし道摩法師を殺害した。
嶐鑼が星明から晴明に乗り移ると彼を誘拐し嶐鑼を復活させ、嶐鑼と一体化して平安の都を破壊の限りを尽くす。彼の持つ陰我は嶐鑼に脅威的な再生能力を与えるが、心滅を克服し進化したガロに陰我を一閃される。道満と嶐鑼が分離し、赫夜と星明の手により嶐鑼は封印されたが、道満は自ら求めた闇が正しいことを証明するために雷吼に最後の戦いを挑むが一閃されてしまう。そして、力尽きていく中で闇を求める全てのきっかけになった顔面の傷が星明により癒されながら、道満は今まで感じることができなかった光の温かさを星明の傍で感じながら消滅していった。
担当声優の関には「(星明を)堂々と待ち構えている自信と器の大きさに男を感じた」と評される一方、「難しいセリフが多いから覚えていられない」とも評されている[2]
稲荷・三狐神(いなり)
声 - 鵜殿麻由(天)、佐藤依莉子(白)、佐咲紗花(空)
番犬所の神官。白塗りのおかっぱ頭と京人形を思わせる姿をしており、3人とも同じ姿をしている。星明救出作戦の際には3人が戦いの場へ出現。作戦妨害をしようとする道満を変化の術で翻弄しつつ、巨大な狐の妖怪を呼び出して圧倒するというサポートをこなした。

貴族・武官[編集]

四条公任(しじょう きんとう)
声 - 佐々木望
平安京を武で守護する検非違使庁の長官、検非違使別当。道長に仕える1人。本名は藤原公任(ふじわら の きんとう)
腕の立つ陰陽師でありながらも道長になびかない星明の尻尾を掴もうとしているほか、京を騒がせる物の怪(火羅)に憂う一方で、光宮の安全を優先して疫病に侵された貧民を切り捨てるという冷徹な面もある。
野心家であり、経緯と時期は不明ながら既に火羅に憑依されていた。
保身の為なら非道も辞さず、貧民に非道を行おうとしていたところを保昌に指摘された際は、即座に裏切り者として部下に命じて殺そうとするほど。
また自分に逆らう光宮の貴族を盗賊の仕業に見せかけて殺害しており、その遺品を戦利品の如く検非違使庁に数々の上訴状と共に保管していた。
それを保輔と保昌に暴かれ2刀流の鎧武者の様な正体を現し、更に紅く染まった月の影響で四足歩行の異形の姿に変貌するが保輔に討滅される。
安倍晴明(あべ の はるあき)
声 - 天神英貴
陰陽寮史上最強と称される陰陽師。星明の祖父。道長の右腕として光宮と道長の両方を守るべく尽力しているが、道長にとってはただの道具でしかなく、晴明の命が尽きそうなときには道長は道満へ代わりの役を持ちかけていた。星明が道摩法師にかけられた術を解こうとするが、黒星明の一端が現れたことでそれはかなわなかった。黒星明となった星明を救い出すべく、雷吼を星明の心に侵入させる術を行う。しかしこの術により星明の心から解き放たれた嶐鑼を自分自身が受け入れてしまうこととなり、道満に誘拐され、最終的には嶐鑼復活の際に死亡した。死亡前には、光宮の奥にある嶐鑼封印の十二の術が記された安倍家に伝わる書物を盗み出すよう、番犬所に依頼をしていた。
賀茂保憲(かも の やすのり)
声 - 駒谷昌男
陰陽師の名門である賀茂家の長にして、陰陽寮の教官役でもある陰陽博士。道長に仕える1人。星明にとってはもう1人の祖父でもあるが、彼女のことを快く思っていない。
晴明に関しても快く思っておらずその隙を突かれ蘆屋道満により火羅の依代とされ光宮の襲撃に利用されてしまう。道長の前で蝶型の火羅の姿になると鱗粉で光宮に住まう貴族に甚大な被害を及ぼす。最後は封印を自力で破った雷吼と保輔により討滅された。
藤原保昌(ふじわら の やすまさ)
声 - 星野貴紀
藤原保輔の兄。道長四天王と呼ばれる武門の1人で、道長の家司。道長に命じられて白銀の鎧の所持者を探索していたところ、喝破による異変の起こった廃屋へ駆け付け、保輔が白銀の鎧の所持者になっていたことを知る。第17話の四条公任の隠蔽事件の際には、保輔と手を組み盗賊に変装し、四条公任の不正を暴くため共に検非違使庁に忍び込むという協力行動も見せた。道長は道満を討滅するべく雷吼を呼び出すよう保昌に命令し、保昌はそれに応じ夜の都を駆ける中で黒星明と遭遇。星明ではないことを見抜くが、黒星明の刀に変形した魔導筆の一撃を受けて死去してしまう。この死去は、星明討滅の依頼を受けて悩む保輔を怒り狂わせ討滅へ向かわせた。
源頼信(みなもと の よりのぶ)
声 - 野村勝人
「道長四天王」と呼ばれる武門の1人。道長の護衛にあたった時、星明の美貌に見惚れてしまう。雷吼が幼い頃に、藤原道長が黄金騎士の鎧を我が物とすべく、政略結婚をさせた藤原保昌の妹と多田新発意の間に生まれた子であったが、黄金騎士の鎧を受け継ぐことはできなかった。しかし、生まれた時から多田新発意の下で黄金騎士の鎧を継ぐ者としての鍛錬を受けていたため、素体火羅程度ならば討滅できるほどの剣の腕を持ち、守りし者としての自覚も強い。当初は雷吼の弟であることを知らなかったこともあり、星明のそばにいる雷吼のことを快く思っていなかったが、彼と生き別れた真相を知ってからは尊敬し「兄上」と呼ぶようになった。また、第17話の四条公任の隠蔽事件後は、討滅された四条公任の後継として道長により検非違使庁の長官に任命されている。第23話では嶐鑼に都を焼き払われ逃げまとう民を一時的に光宮へ避難させることを道長に申し入れたが、「光宮の外にいる虫(=民)は嶐鑼が勝手に掃除をしてくれる」「お前も助かりたければ光宮にいればよい」と一蹴される。民の命を優先すべく道長の命に背いて民を光宮に入れてしまったことにより、道長の信頼を失う。更に、民の受け入れを一蹴した時とは手のひらを反すような発言で民の信頼を得る道長の姿を見て「私は今までこんな卑劣な男に仕えていたのか」と憤怒。その後、光宮の中で道長に逆賊と扱われてしまっているが、それ以降の光宮の描写が一切ないため彼が現在どうなっているのかは不明。
和泉式部(いずみ しきぶ)
声 - 日高のり子
常識はずれの奔放さで数多くの男性と浮名を流した恋多き女で、京の情報屋のような存在。
星明とは旧知の仲らしく、彼女にはよく情報を提供する。その身分ゆえにへりくだる星明に対して「『和泉ちゃん』でいいわよ」と気兼ねなく呼ぶように促すなど、気さくな面を持つ。なお、星明以外には情報の対価を厳格に要求している。
金時が時若であった頃から既に情報屋を営んでおり、時若も酒呑童子の情報を掴むために訪れていた。
橘正宗(たちばな まさむね)
声 - 後藤光祐
白塗りをした貴族風の細身の男性。恐妻家であるものの正妻(声 - もりなつこ)を追い出して女官を側室に据えようと迫るが、その場面を火羅の残滓の影響を受けていた雷吼に見られて多額の金銭を支払う羽目になったり、火羅に一時的に憑りつかれるなどコミカルな面が目立つ。
末摘花(すえつむはな)
声 - 斉藤貴美子
その長身と異様な装い、また豪快で分け隔てない振る舞いから、都で悲劇の姫君と噂されている貴族の姫。
源融(みなもととおる)
声 - 三ツ矢雄二
大納言。源氏の中でも1番の色男であり光君とも呼ばれており数々の浮名がありそれが度を越したため貴族達の反感を買い赤石の国に引退させられていたが、賀茂が変化した火羅によって光宮が甚大な被害を受け人手不足となり呼び戻されていた。
火羅としての姿は仮面をつけた貴族風であり仮面を分裂させてエネルギー弾を放つことが出来る。月が紅蓮に染まった後パワーアップを果たすが最後は一閃で討滅された。

その他の人物[編集]

道摩法師(どうま ほうし)
声 - 土師孝也
四条河原に小屋を建てて暮らす謎多き老法師。髑髏の施された黒い賽を持つ。
その正体は「先代の蘆屋道満」であり、晴明とは呪術勝負を繰り広げたライバル関係にあった。
雷吼の本名を知っており、道満と同じ「呪われた子」と称する。
嶐鑼復活が迫った時、道満を静止させようとするも殺害されてしまう。
多田新発意(ただ の しんぼち)
声 - 辻親八
源頼信の父。源満仲。かつては有力な武官貴族であり、出家したあとも一族の長として強い影響力を持つ。藤原保昌と道長の圧力に屈して保昌の妹を妻に娶るが、雷吼と彼の母親を京の外へ追い出した後、病に臥せる。現在ではそのことを後悔しており、夢にうなされるまでになった。渡辺綱が火羅と化した際には現在の妻をかばい、爪を受ける。慈法和尚の件で依頼のために星明の庵を訪ねた頼信の話によると、爪を受けてからしばらくして亡くなった模様。
雷吼が生まれる前は見習い魔戒騎士で、酒呑童子と交戦する中で常若(金時)と出会い会話をしている。
赫夜(かぐや)
声 - 大橋彩香
清楚で類稀なる美貌ゆえに多くの貴族から求婚を望まれる女性。しかし、そのうちの5人が次々と火羅に襲われて変死してしまい、雷吼に救いを求める。この事件の犯人は火羅と化した彼女の養い親である竹取の翁と嫗であった。雷吼によって事件が収束した後、月から呼び戻されて月へと帰った。しかし、黒星明や紅蓮の月が登場すると雷吼たちの前に再び姿を現す。その正体は、かつて古の時代に災いをもたらした火羅「嶐鑼」を封印するために、安倍家の魔戒法師により作り上げられた魔導具である。嶐鑼封印のため、彼女は魔戒法師から十二の呪文を授けられ、嶐鑼を紅蓮の月へ封印していた。意味深な言葉を幾度か呟くが、これは全て嶐鑼を封印するための十二の呪文の一部であった。嶐鑼の依代となった星明を救うためにもその力を発揮。最終決戦の嶐鑼戦では十二の呪文のうち残り二つが思い出せずにいたが、死亡前の晴明が番犬所に光宮に保管されている十二の呪文が記された書物の盗難を依頼しており、これを保輔が達成し書物を持って出現したため、十二すべての呪文を思い出した。雷吼たちの死闘の末に呪文を唱え、星明と共に力を発揮して嶐鑼を再び紅蓮の月へ封印することに成功。赫夜自身も紅蓮の月へ再び帰っていった。
戦闘の際は光輝く竹林を発生させて、敵の攻撃から身を守ったり、敵の動きを封じたりする。
玉櫛
声 - 折笠富美子 (※本編では「雷吼母」とされ、声は岡本沙保里)
雷吼の母親で、源満仲(多田新発意)の妻。夜な夜な屋敷を抜け出している夫が女遊びをしているものと勘違いし屋敷を抜け出していたところで、火羅・酒呑童子を追っていた常若と出会う。しかし、夫の満仲は見習い魔戒騎士として番犬所の命により火羅と戦っていた。親しくなった常若からこの事実を知らされたことで、夫に対する疑問はなくなる。火羅討滅へ向かう常若に、〇の中に金の文字が書かれた布をお守りとして渡している。酒呑童子が妊娠中の母体を狙っていたため、玉櫛も狙われてしまうが常若に助けられる。酒呑童子との戦闘は屋敷の外で行われたため、常若が鎧を纏って討滅したことを玉櫛は知らない。
この出来事の1年後に源頼光(雷吼)を出産。鎧を纏ったことで記憶がなくなり年齢が若返って幼い容姿となった金時が玉櫛に仕えるために屋敷へやってくる。金時が、かつて常若に渡したお守りの布を着用していたことから玉櫛は涙した。金時に記憶はないが、常若と玉櫛の二人は再会していることになる。
しかし、藤原道長が黄金の鎧を手にするための政略結婚の策により、子の雷吼共々都を追放されてしまう。その後の道中で火羅の襲撃に遭い死亡した。

魔戒騎士一覧[編集]

※下記の魔戒騎士が纏う鎧は単体で「〜の鎧」とも呼ばれる(ガロならば「ガロの鎧」)。

黄金騎士ガロ(おうごんきしガロ)
金色の狼の姿をした魔戒騎士。「一子相伝」の掟により、受け継ぐためには先代と血のつながりを持ち、さまざまな過程を経て英霊たちに装着を認められなければならない。
黄金騎士ガロ・陣(おうごんきしガロ・ジン)
雷吼が自力で星明の封印を破り纏った姿で金時曰くガロの本来の姿。袖や佩楯、錏などが追加されさながら鎧武者のような印象を受ける。魔導火の種火が無くとも全身から緑の魔導火を発し、烈火炎装を使用することができる。
翼人(仮称)
最終回に登場した。星明が自身の術によりガロに力を与えた姿。背中に赤い仁王襷と金色の翼を生やし、自在に宙を舞う。
白蓮騎士ザンガ(びゃくれんきしザンガ)
銀色の狼の姿をした魔戒騎士。実写シリーズの白夜騎士ダンに非常によく似た姿だが、振るう魔戒剣は蓮の花を模した鍔を持つ鋭い曲刀に変化する。また、稲荷・三狐神から与えられた魔導火が封じられた水晶玉を魔戒剣に擦り付けることで青い烈火炎装を使用することができる。ガロと同様「一子相伝」の掟はあるが他の人間でも認められれば装着はできる。鎧を召喚する際は頭上で8の字をかく。

火羅一覧[編集]

特記の無い限り、公式サイトの「火羅」を出典としている[3]

素体火羅(ソタイホラー)
人間の陰我に引き寄せられ、魔界より現れる。特殊な条件以外では陽の下で活動できないため、陰我ある人間に取り憑き、その者となり人を喰らう。陰我に応じた姿や能力を得る前の文字通りの素体。
共通して餓鬼のような姿をしており、戦闘能力はさほど高くないとは云え、それは魔戒騎士たちから見た話であり、人間が太刀打ちできる相手ではない。
閻剛(エンゴウ)
第1話に登場。命が宿った仏像を掘りたいという欲望から狂気に走り、いつしか美しい女性を殺し続けようになった仏師の順慶が、道満の妖術で夜な夜な歩き回っていた仁王像に納めた胎内仏が迎門となって現れ、彼に憑依した火羅。その欲を体現するかの如く、醜悪な仁王像の如き姿をしており、布と青い炎を武器とする。
美しい女性を捕らえては菩薩像に変えていたが、星明の罠にかかって結界に閉じ込められたことで本性を現し、雷吼に襲いかかるも巨大な体躯そのままの力押しの戦いが黄金騎士に通用するはずもなく、鎧を召喚した雷吼に一撃で斬り捨てられた。
骸羅(ガイラ)
第2話に登場。京の外、大災によって遷都を余儀無くされた南都に在った宮使の者たちが火羅となった姿。複数の素体火羅を従えている。
京の都から一歩外に出た力なき者たちは火羅に喰われてしまうと言われ、都を出た葛城親子もこの火羅たちに襲われた。
怒蜘羅(ドグラ)
第2話に登場。山中にて父と共に火羅に襲われた魔戒騎士見習い・葛城久頼が恐怖に囚われるあまり父を殺した短剣が迎門となり、火羅となったとされる姿。
魔戒剣さえあれば惨事を免れたと言う久頼の勝手な思念が増幅し、刀への異常な執着に繋がっている。蜘蛛の様な頭を持ち、長い手足と俊敏な動きで人間を捉え、魂を喰らう。また、腹部から短剣を放って攻撃する。
天愚(テング)[4]
第3話に登場。道満が呼び出した素体火羅が検非違使や囚人に憑依した姿。羽団扇で衝撃波を起こし、飛行能力と巨大化能力を有するが、いずれもガロには敵わなかった。
鎌鼬(カマイタチ)[4]
第4話に登場。赫夜の育ての親・讃岐造麿が金品財宝に目がくらみ火羅に憑依された姿。両腕の鎌で対象を切り裂く。
山姥(ヤマンバ)[4]
第4話に登場。讃岐造麿の妻・媼が夫同様火羅に憑依された姿。右腕の巨大な包丁で対象を切り裂く。
山颪(ヤマオロシ)[4]
第4話に登場。鎌鼬と山姥が融合した姿。背中から炎が噴き出ているヤマアラシのような姿をしており、全身を丸めて突進攻撃を繰り出す。
小袖の手(コソデノテ)[4]
第5話に登場。小袖が身分の差を恨みそれを迎門として火羅に憑依された姿。羽織に頭飾りがついた姿で羽織を投げて相手を拘束することが出来る。
以津真天(イツマデン)
第6話に登場。かつて南都を滅ぼし、時の帝により遷都を余儀無くしたが、魔戒法師たちに封印された伝説の火羅。蘆屋道満により封印が解かれた。巨大な竜のような姿で現れる。疫病を好む火羅とも言われ、ごべえという少年の母に憑依し、以前から病魔に冒されていた彼女の生への執着心の強さを糧にするが、それ以前にも空を漂う赤い火のような形で現れていた。その姿を見た者は吐血し、喉を焼かれて死に至る。最終的には完全体になる前に雷吼に討滅された。
雷獣(ライジュウ)[4]
第7話に登場。星明の母である葛子姫が、屋敷を襲撃した大量の素体火羅を取り込み変化した姿であり、四肢に緑の炎を宿した巨大な金色の獅子の姿である。星明の父、信太丸の命を懸けた封印の術により封印され、晴明により熊野の霊場に移され安置されていたものの、道満により封印が破られかけ、最終的に長年母であった火羅を魔導具と化し使役する術を使われ、牛車を依り代として雷吼たちの新たな足となる。
手ノ目(テノメ)[4]
第8話に登場。渡辺綱が雷吼を追放した罪悪感によって自身も気が付かぬうちに以前に一条戻橋で自ら右腕を切り落とした火羅に憑依された姿。背中に生えた伸縮自在の無数の肢と右腕の爪が武器。最後は結界の中で雷獣に轢かれた上ガロが一閃し討滅された。
闇呑(アンドン)[4]
第9話に登場。金欠で番犬所に仕事をもらいに行った雷吼が持ってきた仕事の際、ダークマターのような形で大きな口から光を食らう。その力は黄金の鎧にさえも及び、その光を奪う。最後はザルバの助言を受けた雷吼に斬られるが、その残滓はザルバに宿って黒く変色させ、災いをもたらすことになる。
葬獄(ソウゴク)[4]
第10話に登場。廃れた寺の和尚である慈法が仏教をないがしろにした貴族への恨みや陰陽師への恨みを道満に煽られ、写経していた巻物を迎門として召喚された素体火羅に食われ、火羅と化した。人間の背丈ほどの赤い鬼のような姿をしており、手を小槌に変えて対象に当てることでそれを衣服ごと小さくできる。その能力で下級陰陽師たちを小さくし、食らっていた。雷吼をもその能力で小さくするが、その能力を逆に利用されて星明たちにおびき出された後、内部から斬られて討滅される。
喝破(カッパ)[4]
第11話に登場。本来は藤原成通という野心家の青年で、蹴鞠を通じて帝に取り入ろうとしていたが、保輔に対抗心を燃やした末に自分の不注意から足を壊したため、保輔のことを逆恨みする。その後、流行り病で死亡する際に手元の毬が野心に惹かれて変化した迎門により、火羅と化した。顔の両側に黒い毬状の瞳を持ち、笠から嘴が覗く姿をしている。蹴り飛ばす寸前に唇が出現し攻撃対象物に対して命中すると消滅させる蹴鞠を出現させ、蹴り飛ばして攻撃する。保輔の盗賊団での手下を襲撃してその大半を殺害し、正体に気付いた保輔をおびき出した際、偶然にも異変に気づき駆け付けた保昌にも同様の恨みがあるために襲いかかるが、最後はザンガとなった保輔に蹴りで頭の皿を割られ、怯んだ隙に立て続けに一振りの斬撃で討滅される。
嶐鑼(ルドラ)
その存在は第18話から語られ、登場したのは第23話から。都ができる遥か以前の古の時代に災いをもたらし、魔戒騎士や魔戒法師が束になっても勝てなかったため、安倍家の魔戒法師が魔導具である赫夜を作り出し、赫夜に与えられた十二の呪文により紅蓮の月という地で結界により封印されていた。しかし、道摩法師の策略により紅蓮の月の封印が解かれ、月を覆い隠すように紅蓮の月が空へ出現し、また完全復活までの間は嶐鑼の魂が星明を依代とした。第15話以降、紅蓮の月に照らされた火羅がパワーアップしたのはこの嶐鑼の影響である。3つの顔と8本の腕を持つ千手観音のような姿で、8つの手のひらには人の顔のようなものがある。そこから赤い炎や黄色い光線、紫の雷、光弾などを発射し、都を炎上させていった。更に無数の手を古の時代の力に加えて強大な陰我を持つ道満と融合したことにより(道満の首が嶐鑼の頭部から突き出ている)、脅威的な再生力を持ったため、雷吼たちを苦しめた。水連のような形態となってガロを包み込んで取り込もうとするが、心滅寸前の状態のガロに脱出される。その後心滅を克服し更なる進化を遂げたガロと、ザンガや赫夜、星明たちの手によって道満と切り離され、嶐鑼は再び紅蓮の月へ封印された。
酒呑童子(シュテンドウジ)
ソフト判の第25話に登場。ターゲットは女性のみで、身籠った妊婦のみを攫っており、自らは「捨童子(すてどうじ)」と名乗っていた。その理由は、火羅になる前に人間が捨て子であり、子を孕んだ全ての親への強い復讐心を持っているため。都の騎士の殆どがこの酒呑童子に倒されているが、この強さの秘密は複数体存在することにあった。そのため、常若がそのうちの1体を討滅し番犬所に報告した際、酒呑童子はまだ存在すると告げられていた。玉櫛もまた赤子を身籠っていたために襲撃してくるが、常若にそれを妨害され、屋敷の外で戦闘を行う。3体がかりで常若を圧倒するが、最終的には鎧を纏った常若に全て討滅されたものと思われる。

関連用語[編集]

魔戒騎士(まかいきし)
太古より人知れず火羅と戦い、人間たちを守る騎士たちの総称。鎧を召還し装着することで、火羅を遥かに凌駕する力を行使する。また、一子相伝であり男にしか継承できない。昔は魔戒法師が火羅から人間を守っていたが、強い力を持つようになった火羅を殲滅する存在として、魔戒騎士が誕生した。
魔戒法師(まかいほうし)
魔導力を駆使し、魔戒騎士をサポートする術師たちの総称。魔導具や魔戒騎士の武器となる魔戒剣などを生み出す。
黄金騎士ガロ(おうごんきしガロ)
黄金の鎧を召還して火羅と戦う、魔戒騎士の中でも最高位である唯一無二の存在。「ガロ」とは、旧魔戒語で「希望」という意味を持つ。
火羅(ホラー)
この世の闇に潜む邪悪なる魔物。魔界から陰我の宿る呪物を迎門として出現、火羅として人間に取り憑き、人間を喰らうようになる。その姿や力は憑依した人間の邪心に応じて異なる。
番犬所(ばんけんじょ)
魔戒騎士を束ねる存在。魔戒騎士に火羅討滅の指令を下したり、火羅に関する情報を提供するなどの役割がある。普通の人間は行くことはできない。雷吼達が所属する番犬所は京の外れにある稲荷神の石像が配置された巨木が出入り口になっている。
迎門(ゲート)
火羅が人間界にやってくるための魔界への通り道。
陰我(いんが)
森羅万象あらゆるものに存在するといわれる、怒りや憎しみといった負の感情。

※「魔戒騎士」「魔戒法師」など、GAROシリーズの基本的な用語説明については、おおむねアニメ第1作『牙狼-GARO- -炎の刻印-#関連用語』と共通であるので、そちらなども参照(「ホラー」は「火羅」と同義)。以下に本作独自用語を記す。

光宮(こうぐう)
平安京の宮城。天子の住まう場所にして政治の中枢。陰陽師たちの術に守られている。術により発生している光の結界は、嶐鑼の攻撃にも耐えられると道長が自負するほど。奥には安倍家に伝わる嶐鑼封印の十二の術が記された書物が保管されているが、これは番犬所から指令を受けた保輔によって盗み出された。
陰陽師(おんみょうじ)
天子に仕える官職の1つ。陰と陽、そして木・火・土・金・水の五行から、この世界の森羅万象を読み解く陰陽五行思想に基づいて、国のさまざまな祭祀を執り行ってきたほか、占術や呪術を駆使することで、退魔行を成している。魔戒騎士や魔戒法師とは関わらず、貴族のためにのみ動いている。
式神(しきがみ)
陰陽師が扱う鬼神。式札を使用して呼び出す。意思を持つ。
検非違使(けびいし)
天子に仕え、京の治安維持や違法者を検挙するために設けられた官職。現代の裁判官と警察官とを兼ねる。
紅蓮ノ月(ぐれんのつき)
突如空に現れた赤い月。その輝きは火羅を強化する作用がある。その実態は真の月ではなく、強大な火羅・嶐鑼を封印する地であった。そして、その月が紅く染まったのは、道魔法師によって封印が解かれ、依代が地上に現れたからだった。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 雨宮慶太
  • 監督 - 若林厚史
  • 助監督 - 松見真一
  • シリーズ構成 - 會川昇井上敏樹
  • メインキャラクターデザイン - 桂正和
  • アニメーションキャラクターデザイン - 海老原雅夫
  • ホラーデザイン - 後藤伸正、山下香織
  • プロップデザイン - 新妻大輔
  • 美術設定 - 高橋麻穂
  • 美術監督 - 滝口勝久→高橋麻穂
  • 色彩設計 - 中村千穂
  • 撮影監督 - 浅川茂輝
  • CG監督 - 難波克毅
  • 編集 - 廣瀬清志
  • 音響監督 - 久保宗一郎
  • 音楽 - MONACA
  • 音楽プロデューサー - 井上俊次
  • クリエイティブプロデューサー - 丸山正雄
  • 企画プロデューサー - 久保亨
  • プロデューサー - 鷹木純一
  • アニメーション制作 - MAPPA東北新社
  • 製作 - 東北新社

主題歌[編集]

オープニング主題歌
「紅蓮ノ月〜隠されし闇物語〜」(第1話 - 第14話)
作詞 - 奥井雅美 / 作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 須藤賢一 / 歌 - JAM Project
「月華」(第15話 - 第24話)
作詞 - 奥井雅美 / 作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 鈴木マサキ・寺田志保 / 歌 - JAM Project
エンディング主題歌
「花紋」(第1話 - 第14話)
作詞 - 佐咲紗花 / 作曲 - 奥井雅美 / 編曲 - 鈴木マサキ / 歌 - 佐咲紗花 with 三狐神囃子いなりばやし(鵜殿麻由、佐藤依莉子)
※映像は2種類あり、稲荷が舞い踊るものとキャラクターが総登場するもの。1話1話交互に差し変わる。
「花蓮」(第15話 - 第24話)
作詞 - 佐咲紗花 / 作曲 - 奥井雅美 / 編曲 - エンドウ(GEEKS) / 歌 - 三狐神囃子(大橋彩香、佐咲紗花、鵜殿麻由、佐藤依莉子)

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第一話 陰陽 井上敏樹
會川昇
若林厚史 いがりたかし 相馬満、高乗陽子
第二話 縁刀 會川昇 下田正美 駒屋健一郎 柳瀬譲二、服部一郎
阿部弘樹
第三話 呪詛 波多正美 Yang Jeong Hee
第四話 赫夜 和智正喜 コバヤシオサム 林明偉
板井寛樹
高澤美佳、新沼大祐
第五話 袴垂 村越繁 サトウシンジ Kim Min Sun Ji Yang Ho
Kim Seong Beom
第六話 伏魔 水上清資 武藤健司 Kim Dong Jun Kim Bo Kyung
Hwang Mi Jeong
第七話 母娘 會川昇 林明偉 武藤健司 桑原剛、高乗陽子
小磯沙矢香、外山陽介
大江香織、高澤美佳
第八話 兄弟 會川昇
猪爪慎一
下田正美 波多正美 Yang Jeong Hui、Um Ik Hyeon
Kim Seong Beom
第九話 光滅 吉岡たかを コバヤシオサム Kim Min Sun Kim Bo Kyung、Lee Min Bae
Kim Myung Hyun、Kim Seong Beom
第十話 一寸 猪爪慎一 川尻善昭 山口美浩 小畑賢、服部憲知
永吉隆志
第十一話 斬牙 和智正喜 林明偉 伴保典
板井寛樹
日向正樹、高乗陽子
桑原剛、外山陽介
第十二話
(特別編)
曲宴[注 3] - 井野十兵
平井省太郎
-
第十三話 相克 村越繁 中村哲治 Kim Dong Sik Lee Min bae、Ryu Seung cheol
Kim Bo Gyeong
第十四話 星明 水上清資 いがりたかし 大津直、高乗陽子
高澤美佳
第十五話 心月 村越繁 下田正美 牧田佳織 外山陽介、高原修司
北村友幸、冨田佳亨
桑原剛
第十六話 最低 水上清資 室井ふみえ 波多正美 Kim Myeong Hyeon、Lee Min Bae
Kwon Hyeok Jeong
第十七話 兇悪 和智正喜 川尻善昭 Kim Min Sun Kim Bo Kyung、Ryu Seung chul
Jang Kil Yong、Kwon Hyuk Jung
Kim Myung Hyun
第十八話 星滅 猪爪慎一 中村哲治 板井寛樹 日向正樹、清瀬篭
高乗陽子、沓澤陽子
外山陽介
第十九話 繚乱 村越繁 永居慎平
林明偉
小野田雄亮 大津直、桑原剛
Lee Min Bae、本間充
第二十話 依代 水上清資 川尻善昭 いがりたかし
Mudang Jiansae
Ryu Seung chul、Kwon Hyuk Jung
Kim Myung Hyun
第二十一話 対決 和智正喜 永居慎平
サトウシンジ
山口美浩 小畑賢、永吉隆志
桐谷真咲、坂由香里
服部ますみ、松下純子
第二十二話 共鳴 村越繁 中村哲治
下田正美
波多正美 Lee Min Bae、Oh Yang hyeon
Eom Ik yun
第二十三話 嶐鑼 中村哲治
永居慎平
Kim Min Sun Kim Myung Hyun、Kwon Hyuk Jung
Lee Min Bae
第二十四話 討月 猪爪慎一
久保亨
川尻善昭
武藤健司
いがりたかし
武藤健司
海老原雅夫、大津直
高乗陽子、桑原剛
第二十五話

※ソフト版のみ収録

刻蝶 村越繁 林明偉

永居慎平

波多正美 海老原雅夫、Kim Myeong Hyeon

Ryu Seung chul、Kim Bo kyung

Kwon Hyeok Jeong

放送局[編集]

※ 本編初回開始日の前週はGARO歴代シリーズ振り返りや本作のキャスト・スタッフなどを紹介する特別編『牙狼 -紅蓮ノ月- 平安の闇に吼える金狼スペシャル!』を放送。

日本国内 地上波テレビ(断りの無い限り、テレビ東京系列) / 放送期間および放送時間[5]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域・備考 [6] 備考
2015年10月10日 - 土曜 1:23 - 1:53(金曜深夜) テレビ東京 関東広域圏
テレビ北海道 北海道
土曜 1:53 - 2:23(金曜深夜) テレビせとうち 岡山県・香川県
土曜 2:05 - 2:35(金曜深夜) テレビ愛知 愛知県
土曜 2:10 - 2:40(金曜深夜) テレビ大阪 大阪府
2015年10月11日 - 日曜 1:55 - 2:25(土曜深夜) TVQ九州放送 福岡県
2015年10月16日 - 金曜 1:45 - 2:15(木曜深夜)[7] 福井テレビ 福井県 フジテレビ系列
2015年11月2日 - 月曜 1:25 - 1:55(日曜深夜)[7] 青森朝日放送 青森県 テレビ朝日系列
2016年2月17日 - 水曜 1:53 - 2:23(火曜深夜) チューリップテレビ 富山県 TBS系列
日本国内 衛星テレビ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域・備考
2015年10月10日 土曜 18:55 - 19:30 スターチャンネル 日本全域(BS/スカパー!プレミアム)
無料放送
牙狼 -紅蓮ノ月- 平安の闇に吼える金狼スペシャル!
2015年10月16日 - 金曜 20:15 - 20:45 スターチャンネル 日本全域(BS/スカパー!プレミアム)
無料放送
EPG上では20:15 - 21:00
土曜夕方にリピート放送あり
2015年10月24日 - 土曜 20:25 - 21:00 ファミリー劇場 日本全域
ミニ番組『魔戒指南』とのパッケージ放送
日曜朝にリピート放送あり
日本国内 インターネット配信 / 放送期間および放送時間[8]
配信期間 配信時間 配信サイト 備考
2015年10月17日 - 土曜 00:00 - 00:30(金曜深夜) ニコニコ生放送 10月10日に特別編を放送
土曜 00:30 更新(金曜深夜) ニコニコチャンネル 10月10日から特別編を無料配信
第1話無料、第2話以降1週間無料
土曜 12:00 更新 バンダイチャンネル 第1話無料、第2話以降有料
土曜 更新 GYAO! 10月11日(日曜)0:00 から特別編を無料配信
第1話無料、第2話以降有料

※ この他。下記インターネットサービスサイトでも同時期に配信(順不同)
テレビドガッチ、Rakuten SHOWTIME、ビデオマーケット、BESTHIT動画、MOVIEFULL、HAPPY動画、U-NEXT、Google Play、Amazonインスタント・ビデオ、TSUTAYA TV、DMM.com、ひかりTV、PlayStationStore

劇場版[編集]

薄墨桜 -GARO-
監督 西村聡
脚本 小林靖子
原作 雨宮慶太
出演者 中山麻聖
音楽 高田龍一、MONACA
製作会社 東北新社
配給 東北新社
公開 2018年10月
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 牙狼〈GARO〉 神ノ牙-KAMINOKIBA-
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劇場版『薄墨桜 -GARO-』は2018年10月公開予定のアニメ映画。テレビシリーズ『紅蓮ノ月』に登場した「守りし者」たちが遭遇した次なる戦いの物語を、他のGAROシリーズを多数執筆している小林靖子の脚本によって描く。なお今回は監督が西村聡に交替、アニメ制作会社もスタジオM2とスタジオVOLNの共作になった。

スタッフ(劇場版)[編集]

  • 原作 - 雨宮慶太
  • 監督 - 西村聡
  • 脚本 - 小林靖子
  • メインキャラクターデザイン - 桂正和
  • アニメーションキャラクターデザイン - 横山愛、海老原雅夫
  • 美術監督 - 橋本和幸
  • 色彩設計 - 堀川佳典
  • 撮影監督 - 魚山真志
  • CG監督 - 高橋将人
  • 編集 - 神宮司由美
  • 音楽 - 高田龍一、MONACA
  • 音響監督 - 久保宗一朗
  • アニメーション制作 - スタジオM2[注 4]スタジオVOLN
  • 制作 - 東北新社

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ それゆえ、作品名からも英称「GARO」は省かれている。
  2. ^ 作中では、第16話での「チャームポイント」など平安時代には当然ながら存在していなかった和製英語を、登場人物が口にするシーンもある。
  3. ^ アニメではなく、主要声優陣が鍋を囲みながら語り合う特別番組。出演は中山麻聖、朴璐美、関智一、浪川大輔、堀内賢雄。ナレーションは矢島晶子。
  4. ^ スタジオM2については、丸山正雄の項に簡易記述があるので、そちらを参照。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 宇宙船150 2015, pp. 112-113, 「牙狼 -紅蓮ノ月-」
  2. ^ a b c d e 『牙狼 -紅蓮ノ月-』の番組概要ページ(2015年12月26日放送分) - gooテレビ番組(関東版)
  3. ^ 火羅 - 『牙狼 -紅蓮ノ月-』公式サイト
  4. ^ a b c d e f g h i j 宇宙船151 2015, pp. 86-87, 「火羅図鑑」
  5. ^ OUTLINE”. GARO PROJECT「紅蓮の月」(東北新社). 2015年9月18日閲覧。
  6. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  7. ^ a b 初回放送の放送時間
  8. ^ 放送情報の出典

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

テレビ東京 土曜1:23枠
前番組 番組名 次番組
牙狼〈GARO〉-GOLD STORM- 翔
※特撮ドラマ番組
牙狼 -紅蓮ノ月-
※アニメ番組
牙狼〈GARO〉 -魔戒烈伝-
※特撮ドラマ番組