片平町 (郡山市)

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片平町
かたひら
日章旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
自治体 郡山市
旧自治体 安積郡片平村
面積
18.76km²
世帯数
2,465世帯
総人口
6,469
住民基本台帳、2016年1月1日現在)
人口密度
344.83人/km²
隣接地区 熱海町逢瀬町富田町大槻町
郡山市役所片平行政センター
北緯37度25分08秒 東経140度18分15秒 / 北緯37.41889度 東経140.30417度 / 37.41889; 140.30417座標: 北緯37度25分08秒 東経140度18分15秒 / 北緯37.41889度 東経140.30417度 / 37.41889; 140.30417
所在地 〒963-0211
福島県郡山市片平町字町南7-2
リンク [片平町/郡山市 片平行政センター公式ページ]
片平町の位置(福島県内)
片平町
片平町
特記事項:郵便番号は963-0211
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広修寺

片平町(かたひらまち)は福島県郡山市にある。かつては福島県中通り中部、安積郡に属していた片平村だった。

概要[編集]

奈良時代の宮中女官の伝説、「采女物語」の舞台として知られた。また、万葉集古今和歌集に記された歌の歌枕として知られた「安積山」とともに、その影が映ると詠まれた「山ノ井清水」は、地域内の山ノ井清水を指すといわれている[1]

郡山市と合併後に東北自動車道が片平町地区内を分ける形で構築されたため、東北道で分断された大槻町富田町寄りのエリアは新興住宅地となりロードサイド店舗が多く立地している。一方、東北道で分断された逢瀬町喜久田町寄りのエリアは旧来からの集落と農業が盛んな地域となっている。

地理[編集]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、片平村が単独で村制施行し安積郡片平村が発足。[2][3]
  • 1965年(昭和40年)5月1日 郡山市が片平村を含む安積郡全町村・田村郡田村町と新設合併を行ったことで郡山市の一部となる。これにより地方自治体としての片平村が消滅。

変遷表

1868年
以前
明治9年 明治12年 明治22年
4月1日
昭和40年
5月1日
現在
片平村 菱形村の一部 片平村 片平村 郡山市 郡山市
片平スポーツ広場

人口・世帯[編集]

人口[編集]

総数 [単位: 人]

1889年(明治22年) 1,934
1920年(大正 9年) 2,690
1947年(昭和22年) 4,400
2010年(平成22年) 7,194
2015年(平成27年) 6,783

世帯[編集]

総数 [単位: 世帯]

1920年(大正 9年) 457
1947年(昭和22年) 713
2010年(平成22年) 2,045
2015年(平成27年) 2,072


行政[編集]

  • 片平行政センター
  • 片平スポーツ広場

交通[編集]

路線バス[編集]

道路[編集]

産業[編集]

農業[編集]

  • いちご栽培が盛んである。

工業[編集]

商業[編集]

  • ヨークベニマル片平店 - 旧片平村地域だが地名変更により片平町からは外れた。

教育[編集]

小学校
  • 郡山市立片平小学校 - 旧片平村立片平小学校1874年(明治7年)創立。
中学校
  • 郡山市立片平中学校 - 旧片平村立片平中学校1947年(昭和22年)創立。
各種学校

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

名所・観光スポット[編集]

温泉[編集]

祭事[編集]

神社[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日和田町安積山公園内の安積山と山ノ井清水を指すという説もある
  2. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 7 福島県』、角川書店、1981年 ISBN 4040010701より
  3. ^ 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より
  4. ^ [1]
  5. ^ 渡戸神社|福島県郡山市 - 八百万の神
  6. ^ 渡戸神社 飯豊別神社

関連項目[編集]

外部リンク[編集]