片岡奨人
2022年8月7日、京セラドーム大阪にて | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 北海道二海郡八雲町 |
生年月日 | 1997年11月16日(26歳) |
身長 体重 |
184 cm 78 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2019年 ドラフト7位 |
初出場 | 2022年5月5日 |
最終出場 | 2022年8月14日 |
年俸 | 700万円 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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片岡 奨人(かたおか しょうと、1997年11月16日 - )は、北海道二海郡八雲町[1][2]出身の元プロ野球選手(外野手)。右投左打。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]札幌日本大学高等学校時代は2年秋の全道大会にベスト4に進出したのが最高成績で、甲子園出場経験はない[3]。
高校卒業後は東日本国際大学に進学し、3年の秋季リーグから主将を務め、同大学を初の明治神宮野球大会出場に導いた[3]。3年時と4年時には全日本大学野球選手権大会に出場しており、14打数6安打を記録[3]。4年の春季リーグではMVPを受賞した[3]。
2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議では、北海道日本ハムファイターズから7位指名を受け[4]、11月14日に契約金2000万円、年俸700万円(推定)で仮契約を結んだ[5]。背番号は67。
プロ入り後
[編集]2020年は、一軍への昇格はなくイースタン・リーグで56試合に出場し打率.230、0本塁打、18打点、3盗塁を記録した[6]。
2021年は、イースタン・リーグ62試合の出場で打率.239、3本塁打、20打点を記録したが[7]、この年も一軍昇格は無かった。
2022年は、5月5日までにイースタン・リーグで24試合の出場で打率.238、3本塁打、12打点を記録し、同日に自身初の一軍登録された[8]。同日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(札幌ドーム)に、前日負傷離脱した近藤健介に代わり「9番・左翼手」としてプロ初出場・初先発出場を果たす[8]。しかし、3試合の出場で5打数無安打4三振と結果を残せず、同11日に登録抹消された[9]。その後、野村佑希の発熱により、「特例2022」の代替指名選手として7月21日に再び一軍昇格[10]。「7番・右翼手」で先発出場した8月7日のオリックス・バファローズ戦(京セラドーム大阪)では、2回表に中村勝から右前安打を放ち、自身通算10試合目、14打席目にしてプロ初安打を記録[11]。6回にも中前安打を放ち、2安打2得点の活躍を見せた[11]。しかし、一軍成績は13試合の出場で打率.125に終わり、8月15日に登録抹消され、10月3日には球団から戦力外通告を受けた[12]。現役引退を決意し、チーム管理部門の球団職員(新設の役職であるチーム管理部チーム管理)に転身した[13][14]。
選手としての特徴
[編集]50メートル走は6秒を切り、遠投は110メートルの強肩を誇る[15]。名前は「奨人(しょうと)」であるが、遊撃手としては中学校時代に諦め外野手に転向している[15]。外野手としては左翼手、中堅手、右翼手3ポジションを守ることができる[15]。打撃では広角に打ち分けるバットコントロールに加え[16]、パンチ力に確実性を揃える[17]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2022 | 日本ハム | 13 | 24 | 24 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 0 | .125 | .125 | .167 | .292 |
通算:1年 | 13 | 24 | 24 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 0 | .125 | .125 | .167 | .292 |
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
外野 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2022 | 日本ハム | 10 | 9 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 10 | 9 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
記録
[編集]- 初記録
- 初出場・初先発出場:2022年5月5日、対東北楽天ゴールデンイーグルス9回戦(札幌ドーム)、9番・左翼手で先発出場
- 初打席:同上、2回裏に岸孝之から空振り三振
- 初安打:2022年8月7日、対オリックス・バファローズ19回戦(京セラドーム大阪)、2回表に中村勝から右前安打
背番号
[編集]- 67(2020年 - 2022年)
登場曲
[編集]脚注
[編集]- ^ “河野「新人王と2桁勝利を」 日本ハムが新入団選手発表”. 北海道新聞 (2019年11月24日). 2019年11月24日閲覧。
- ^ “10年前の雪辱をプロ入りで果たしたハムドラ7片岡 「あの時着ることのできなかった…」”. Full-Conut (2019年11月24日). 2019年11月24日閲覧。
- ^ a b c d “東日本国際大・片岡 大学で培った自信胸に指名待つ”. 日刊スポーツ. (2019年10月17日) 2020年3月15日閲覧。
- ^ “断水で数日ぶりに入浴しドラフト指名を待った東日本国際大・片岡選手 日ハムから7位指名”. FNNプライムオンライン. (2019年10月18日). オリジナルの2019年10月19日時点におけるアーカイブ。 2019年11月2日閲覧。
- ^ “日本ハム7位片岡「明るい話題を」福島に恩返しだ”. 日刊スポーツ. (2019年11月14日) 2021年2月13日閲覧。
- ^ “2020年度 北海道日本ハムファイターズ 個人打撃成績(イースタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2022年11月27日閲覧。
- ^ “2021年度 北海道日本ハムファイターズ 個人打撃成績(イースタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2022年11月27日閲覧。
- ^ a b “【日本ハム】3年目片岡奨人、プロ初昇格&即スタメン「9番左翼」 負傷離脱の近藤と入れ替わり”. 日刊スポーツ. (2022年5月5日) 2022年11月27日閲覧。
- ^ “日本ハム 高浜が今季初めて1軍昇格 片岡が抹消 新庄監督は取材対応なく、静かに練習見守る”. スポーツニッポン. (2022年5月11日) 2022年11月27日閲覧。
- ^ “【日本ハム】ヌニエス登録抹消 新たに石井一成、田宮裕涼らがコロナ陽性/陽性判定者一覧と経過”. 日刊スポーツ. (2022年7月22日) 2022年11月27日閲覧。
- ^ a b “【日本ハム】片岡奨人が待望のプロ初安打「これをモノにできたら」目指すは外野のレギュラー”. 日刊スポーツ. (2022年8月8日) 2022年11月27日閲覧。
- ^ “【日本ハム】北海道出身の片岡奨人戦力外「ファンの方からたくさんの応援をいただき感謝」”. 日刊スポーツ. (2022年10月4日) 2022年11月27日閲覧。
- ^ “【日本ハム】片岡奨人、現役引退「気持ち整理できた」チーム管理部門の職員として球団に残る見込み”. 日刊スポーツ. (2022年11月27日) 2022年11月27日閲覧。
- ^ “日本ハム、矢野謙次氏のスカウト転身発表 鉄腕が駐米スカウト、大量17人の人事異動”. Full-Count. (2023年1月4日) 2023年1月4日閲覧。
- ^ a b c “日本ハムドラ7片岡 初の1軍で途中出場2点打&盗塁 栗山監督「楽しみな部分はある」”. スポーツニッポン. (2020年2月19日) 2020年3月15日閲覧。
- ^ “【2019】北海道日本ハムファイターズドラフト注目選手・一覧 | DAZN News 日本”. DAZN. 2022年5月6日閲覧。
- ^ “【スポーツ報知・プロ野球】東日本国際大・片岡奨人:2019年プロ野球ドラフト名鑑”. スポーツ報知. 2022年5月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 片岡奨人 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 片岡奨人 (@showto67) - Instagram