父親たちの星条旗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
父親たちの星条旗
Flags of Our Fathers
監督 クリント・イーストウッド
脚本 ウィリアム・ブロイレス・Jr英語版
ポール・ハギス
原作 ジェームズ・ブラッドリー
ロン・パワーズ
『硫黄島の星条旗』
製作 クリント・イーストウッド
スティーヴン・スピルバーグ
ロバート・ロレンツ
出演者 ライアン・フィリップ
ジェシー・ブラッドフォード
アダム・ビーチ
音楽 クリント・イーストウッド
撮影 トム・スターン
編集 ジョエル・コックス
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 2006年10月21日
日本の旗 2006年10月28日
上映時間 132分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $90,000,000[1]
興行収入 $65,900,249[1] 世界の旗
$33,602,376[1] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
17.0億[2] 日本の旗
テンプレートを表示

父親たちの星条旗』(ちちおやたちのせいじょうき、原題: Flags of Our Fathers)は、2006年公開のアメリカ映画。監督はクリント・イーストウッドジェームズ・ブラッドリー英語版ロン・パワーズ英語版によるノンフィクション本『硫黄島の星条旗』(原題: Flags of Our Fathers[3]ポール・ハギスらが脚色。製作にはイーストウッド率いるマルパソ・カンパニー英語版の他、スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスも参加している。第49回ブルーリボン賞および第30回日本アカデミー賞最優秀外国作品賞受賞作品。

概要[編集]

太平洋戦争最大の戦闘とされる硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」のアメリカ側視点の作品である。硫黄島での死闘と戦場(摺鉢山の山頂)に星条旗を打ち立てる有名な写真「硫黄島の星条旗」(Raising the Flag on Iwojima)の被写体となった兵士たちのその後などが描かれる。2006年10月に開催された第19回東京国際映画祭においてオープニング作品として上映されたのち、10月28日に全国公開された。同年12月に日本側の視点で描いた『硫黄島からの手紙』が連続公開された(ただし、この連続公開は日本とアメリカにおいてのみ)。

戦闘シーンの撮影は、アイスランドレイキャネスで行われた。硫黄島のような黒い砂浜を再現でき、大がかりな土木工事や大砲・銃火器の使用許可といった困難な条件を克服できる貴重な場所であった。

日本のテレビでは『硫黄島からの手紙』がゴールデンタイムに放送されるが、この作品は『硫黄島からの手紙』放送前に深夜枠でしか放送されていない。

なお、写真を撮影したローゼンタールは映画が公開される2ヶ月前に死去した。

ストーリー[編集]

ウィスコンシン州で葬儀屋を営む老人が長い人生に別れを告げようとしていた。彼の名はジョン・“ドク”・ブラッドリー。1945年彼は海軍の衛生兵として硫黄島に赴き海兵隊と共に戦った。[4]

その中で撮られた一枚の写真により、彼はアメリカ中から“英雄”と称えられた。しかし彼はその後も、家族へ硫黄島について語ろうとはせずアメリカ中に知れ渡ったこの写真について何も語ろうとはしなかった。

硫黄島で何があったのか、彼の息子・ジェームズは硫黄島の真実について辿り始める。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

スタッフ[編集]

DVD/HD DVD/Blu-ray Disc[編集]

  • 父親たちの星条旗(2007年5月3日 DVD)
  • 父親たちの星条旗(2007年8月10日 HD DVD/Blu-ray Disc)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Flags of Our Fathers (2006)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月11日閲覧。
  2. ^ 日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 2006年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年4月11日閲覧。
  3. ^ Bradley J, Powers R (2000) Flags of Our Fathers. Bantam Books, New York. ISBN 0553111337(日本語訳: ジェームズ・ブラッドリー、ロン・パワーズ著、島田三蔵訳『硫黄島の星条旗』文藝春秋、文春文庫 ISBN 0553589083
  4. ^ 現在に至るまで米海兵隊には独自の医療部門が存在せず、衛生兵(Medical Corpsman)は海軍から有資格者が派遣されてくる。海兵隊の部隊と共に戦場を移動するため、彼ら海軍衛生兵も海兵隊員同様の訓練を受ける。

外部リンク[編集]