照美山英實
照美山 英実（てるみやま ひでみ、1930年7月30日 - 1971年12月7日[1]）は、兵庫県神戸市出身で伊勢ヶ濱部屋、荒磯部屋に所属した元大相撲力士。本名は榮枝 英實（さかえ ひでみ）。170cm、124kg。最高位は西十両10枚目。得意技は右四つ、押し。
経歴[編集]
1948年5月場所に初土俵。非力で足腰は少し弱かったものの、土俵度胸の強さで順調に昇進し、1952年1月場所に十両昇進し連続9場所務めた。1954年5月場所に幕下へ陥落してからは不振を極め、1958年1月場所には三段目に陥落した。三段目で負け越した1958年5月場所に27歳で廃業した。
主な成績[編集]
- 通算成績：190勝231敗1休 勝率.451
- 十両成績：61勝74敗 勝率.452
- 現役在位：38場所
- 十両在位：9場所
- 各段優勝
- 幕下優勝：1回（1951年9月場所）
場所別成績[編集]
| 一月場所 初場所（東京） |
三月場所 春場所（大阪） |
五月場所 夏場所（東京） |
七月場所 名古屋場所（愛知） |
九月場所 秋場所（東京） |
十一月場所 九州場所（福岡） |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1948年 （昭和23年） |
x | x | 新序 3–2 |
x | 西序ノ口筆頭 3–3 |
x |
| 1949年 （昭和24年） |
西序二段18枚目 7–5 |
x | 西三段目28枚目 9–6 |
x | 東三段目12枚目 5–10 |
x |
| 1950年 （昭和25年） |
西三段目23枚目 11–4 |
x | 東三段目3枚目 9–6 |
x | 西幕下22枚目 9–6 |
x |
| 1951年 （昭和26年） |
東幕下13枚目 8–7 |
x | 西幕下11枚目 7–8 |
x | 西幕下12枚目 優勝 12–3 |
x |
| 1952年 （昭和27年） |
西十両14枚目 8–7 |
x | 東十両12枚目 8–7 |
x | 西十両10枚目 5–10 |
x |
| 1953年 （昭和28年） |
西十両14枚目 9–6 |
東十両12枚目 7–8 |
東十両14枚目 7–8 |
x | 東十両15枚目 6–9 |
x |
| 1954年 （昭和29年） |
東十両19枚目 6–9 |
西十両21枚目 5–10 |
西幕下2枚目 2–6 |
x | 西幕下7枚目 6–2 |
x |
| 1955年 （昭和30年） |
東幕下2枚目 3–5 |
西幕下4枚目 2–6 |
西幕下10枚目 4–4 |
x | 西幕下8枚目 1–6–1 |
x |
| 1956年 （昭和31年） |
東幕下21枚目 2–6 |
東幕下29枚目 2–6 |
西幕下39枚目 2–6 |
x | 西幕下49枚目 1–7 |
x |
| 1957年 （昭和32年） |
西幕下62枚目 4–4 |
東幕下61枚目 4–4 |
東幕下60枚目 1–7 |
x | 西幕下74枚目 4–4 |
西幕下70枚目 0–8 |
| 1958年 （昭和33年） |
東三段目6枚目 4–4 |
西三段目3枚目 2–6 |
東三段目13枚目 引退 2–6–0 |
x | x | x |
| 各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞：敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他：★=金星 番付階級：幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列：横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭（「#数字」は各位内の序列） |
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改名歴[編集]
- 榮枝 英實（さかえ ひでみ）1948年5月場所
- 照美山 英実（てるみやま ひでみ）1948年10月場所 - 1958年5月場所
参考文献[編集]
- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709
出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 照美山 英実 - 相撲レファレンス