無裁定価格理論

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無裁定価格理論(むさいていかかくりろん)は数理ファイナンスの方法を用いて、資産価格を無裁定条件によって、マルチンゲール測度リスク中立確率)を求めて、金融商品のオプションの価格付け理論。

無裁定条件によって、すべての金融商品を取り合わせることが可能ても利益の期待値はゼロと見られるとき、商品Sの価格が上昇する状況のリスク中立上昇確率pと下降する状況のリスク中立下降確率1-pを求む。

このリスク中立上昇確率pを同値マルチンゲール測度Qに認めて時間tのときのオプション価値は、時間t+1のときの価値をこの同値マルチンゲール測度Qで期待値に求められる。

離散期間のオプションは二項価格評価モデル、連続期間における特殊的な解は有名なブラック-ショールズ方程式

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