漸層法

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漸層法(ぜんそうほう、climax)とは、言葉・が順番に重要性を増すよう配列された修辞技法のこと。連続する節で言葉・句を繰り返す前辞反復と一緒に用いられることもある。

語源[編集]

ギリシャ語の「はしご」。

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  • 長く続くものが3つある。信仰、希望、そして愛。しかし、もっとも大きいものは愛である。 - 『コリントの信徒への手紙一』より
  • 思うに、この結論に辿り着いたのは、国家のためでも、全人類のためでもなく、地球上の生命のためである。 - ジョージ・ワルド『A Generation in Search of a Future』

反漸層法[編集]

逆に、反漸層法下降漸層法anti-climax)は、語り手または作者が言おうとした考えが、高いところから(意図的であるなかれ)突然下降したものを言う。

  • 偉大なるダルハウジー、彼は戦の神、マー伯に使える中佐。

反漸層法は滑稽または風刺的な目的にのみ、故意に使われる。アンチテーゼの特徴を帯びていることが多い。

  • 死んで寄附しなさい、大学か猫に。

反漸層法と頓降法(Bathos)の区別は難しいが(事実、日本語の「漸降法」は両方にあてられる)、漸層法の相対語としては、反漸層法の方が明確である。

関連項目[編集]

参考文献[編集]