湯浅麗歌子

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湯浅 麗歌子(ゆあさ りかこ、1991年4月12日 - )は、日本ブラジリアン柔術家(黒帯)。身長155cm、体重48kg。筑波大学附属坂戸高等学校(工学システム・情報科学科目群)卒業。SASABJJ所属。

数々のプロ女子格闘家に、階級問わず得意の寝技で勝利し、スーパー女子高生と一躍注目を集めた日本を代表するブラジリアン柔術家。 2015年、2016年の世界柔術選手権(通称ムンジアル)の黒帯部門優勝者でもある。 日本人初世界柔術選手権優勝者である佐々幸範の直弟子であり、自身も日本人初世界柔術選手権3連覇及び、2階級制覇を達成している。

来歴[編集]

2004年、兄妹の影響により中学生の頃は柔道部へ所属しながら、格闘探偵団バトラーツにてレスリングサブミッションを学び、ジムで行われたブラジリアン柔術セミナーに参加し初めて柔術に興味を持つ。

2008年、高校2年生の頃知り合いに勧められ、ブラジリアン柔術グラップリング(NO-GI)を始め、寺子屋バトラーツ鮫肌バトラーツ女王バチなどの興行へグラップリングルールで出場。

2008年8月31日、初めてのグラップリングトーナメント、Giグラップリング2008 QUEEN TOURNAMENT(ビギナー -58kg級)に出場し、村田恵実選手に判定負け。[1]

2008年10月、2008年以降、柔術、グラップリング問わずコンスタントに試合へ出場し、階級別及び無差別(アブソルート)級での優勝を重ね、青帯へ昇格。

青帯へ昇格後も、プロ、アマチュア問わず様々な試合へ出場し、アジア柔術選手権(2008年)[2]全日本柔術選手権(2009年)[3]東京国際オープントーナメント(2009年 [4]、2010年 [5])、ヒクソン・グレイシー杯 国際柔術大会(2010年 [6]、2011年 [7])など数々の国内・国際大会で優勝。 女子総合格闘技JEWELSROUGH STONE GRAPPLINGDEEP X、などのプロ興行ではグラップリングルールで、2009年長野美香 [8]、2009年・2012年アミバ(大矢裕子) [9] [10]、2009年闘牛・空選手 [11]、2010年辻山正美 [12]、2011年真武和恵 [13]、2013年魅津希 [14] に勝利し、柔術の試合では、2009年浜崎朱加 [15]、2009年富松恵美 [16]、2012年SARAMI(高野聡美) [17]、2012年日下美代子 [18]、2012年佐藤瑞穂 [19]、2012年前澤智 [20] など、数々のプロ女子格闘家選手に勝利。 茂木康子主催による、女子限定柔術&ノーギ・ワンマッチ大会ROLL FESTIVALでは、2009年に杉山しずか [21]石岡沙織 [22]富田里奈 [23]、2010年にセリーナ [24]高橋久美子 [25]、2011年に北村ヒロコ [26]竹下嘉奈子 [27]藤森祥子 [28] に、全て腕十字固めによるオール一本勝ちで勝利。 これらの試合により、 スーパー女子高生と一躍注目を集め始める。

2009年10月、紫帯へ昇格。(帯制度の終了期間により試合によっては青帯でも出場)

2010年2月6日、DEEP X 05に出場。-56kg契約、ADCC2007世界王者の塩田さやかに世界王者レベルの圧倒的な実力差を見せ付けられ、1R22秒膝十字固めで一本負け。[29]

2010年4月13日、ジュエルス格闘技スタジオ@MUSEにて、柔術クラスを受け持つ。

2010年6月4日、初めてブラジリアン柔術世界柔術選手権に出場。青帯フェザー級3回戦準々決勝、判定負け(P2-2、A3-2) ベスト8。(帯制度の終了期間により青帯で出場)[30]

2010年8月2日、SRC本部道場(D-ONEジム)にて、グラップリング初心者クラスを受け持つ。

2011年2月27日、ADCCアジア予選に出場。-60kg級準決勝、端貴代にバックチョークで一本負け。[31]

2011年3月26日、パンアメリカ柔術選手権に出場。紫帯フェザー級2回戦準々決勝、腕十字一本負け、ベスト8。紫帯アブソルート級2回戦準々決勝タミー・ムスメシに判定負け(P2-2、A2-0)。

2011年6月4日、世界柔術選手権に出場。紫帯フェザー級2回戦、世界王者マッケンジー・ダーンに送り襟締めで一本負け(準決勝)、3位入賞。これを機にフェザー級(道着込-58.5kg)から階級を1階級下げ、ライトフェザー級(道着込-53.5kg)へ変更。

2011年10月8日、アブダビ・ワールドプロ柔術大会日本予選2012に出場。紫茶黒帯-63kg級1回戦準決勝、塩田さやかに判定負け、3位入賞。紫茶黒帯無差別級2回戦決勝戦、塩田さやかにレフリー判定負け、準優勝。[32]

2012年1月27日、ヨーロピアン柔術選手権に出場。紫帯ライトフェザー級3回戦決勝戦、腕固めで一本勝ち、優勝。紫帯アブソルート級準々決勝、判定負け(P3-0、A1-1)。

2012年3月30日、パンアメリカ柔術選手権に出場。紫帯ライトフェザー級3回戦決勝戦、判定負け(P2-4)、準優勝。紫帯アブソルート級3回戦準決勝、判定負け(P3-2)、3位入賞。[33]

2012年6月1日、世界柔術選手権に出場。紫帯ライトフェザー級1回戦敗退、送り襟締めで一本負け。世界選手権初めての初戦敗退。

2012年10月25日、アジア柔術選手権に出場。紫帯ライトフェザー級決勝戦、芝本さおりに判定勝ち(P15-2)、優勝。紫帯アブソルート級決勝戦、イザベレ・ソウザに腕十字固めで一本勝ち、優勝。[34]

2013年2月3日、アブダビ・ワールドプロ柔術大会日本予選2013に出場。紫茶黒帯-60kg級決勝戦、塩田さやかと4度目の対戦で悲願の判定勝ち(P2-0、A1-0)、優勝。(アブダビ・ワールドプロ柔術大会2013本選へのチケットを獲得)[35]

2013年3月24日、ADCCアジア予選2013に出場。-60kg級2回戦準決勝、塩田さやかにアンクルホールドで一本負け。-60kg級3位決定戦、端貴代に判定負け(P0-0、延長 A-1-0)。

2013年4月12日、アブダビ・ワールドプロ柔術大会2013に出場。紫茶黒帯-60kg級2回戦、世界王者ミッシェル・ニコリニに判定負け(2-4)。ベスト8。

2013年6月1日、世界柔術選手権に出場。紫帯ライトフェザー級3回戦準々決勝、判定負け(P0-2)、ベスト8。

2013年7月7日、コパ・ブルテリアに出場。紫帯ライトフェザー級優勝。紫帯アブソルート級優勝。[36]

2013年8月31日、女子総合格闘技DEEPjewels旗揚げ戦に出場。-52kg級契約、魅津希に判定勝ち(3-0)。[37]

2013年9月、茶帯へ昇格。

2014年1月1日、長年所属していたポゴナ・クラブジムを離れ移籍し佐々幸範の弟子となる。

2014年2月9日、アブダビ・ワールドプロ柔術大会日本予選2014に出場。茶黒帯-66kg級1回戦、イザベレ・ソウザに判定負け(P4-2)。茶黒帯アブソルート級2回戦決勝戦、イザベレ・ソウザに判定勝ち。(アブダビ・ワールドプロ柔術大会2014本選へのチケットを獲得)[38]

2014年3月8日、IBJJFが2014年の世界選手権より、女子の階級が2階級(ルースター級/-48.5kg、ウルトラヘビー級/+84.3kg)増えることを発表。それに伴い、ライトフェザー級(道着込-53.5kg)から階級を1階級下げ、自身本来の階級であるルースター級(道着込-48.5kg)へ変更。

2014年4月13日、アブダビ・ワールドプロ柔術大会2014に出場。茶黒帯-60kg級2回戦、ナイジャ・イーストンにレフリー判定負け(P0-0、A1-1)。ベスト8。

2014年6月1日、世界柔術選手権に出場。茶帯ライトフェザー級3回戦決勝戦、パトリシア・フォンテスに腕十字固めで一本勝ち、優勝。女子茶帯ライトフェザー級で日本人初世界王者となる。[39]

2014年6月、師である佐々幸範より黒帯を授与され、黒帯へ昇格。

2015年5月24日、ADCCアジア・オセアニア予選に出場。-60kg級2回戦決勝戦、リビア・グホフスカにバックチョークで一本勝ち。優勝。(ADCC2015本選へのチケットを獲得)[40]

2015年5月31日、世界柔術選手権に出場。黒帯ライトフェザー級準決勝戦、世界王者ローレンス・カズンにポイント判定勝ち(P6-4、A0-3)、黒帯ライトフェザー級決勝戦、世界王者ギザリー・マツダにポイント判定勝ち(P4-4、A3-2)、優勝。女子黒帯ライトフェザー級で日本人初世界王者となる。[41] [42]

2015年8月25日、ADCC2015に出場。-60kg級1回戦、世界王者ミッシェル・ニコリニに判定負け(0-2)。[43]

2016年6月5日、世界柔術選手権に出場。黒帯ルースター級3回戦決勝戦、オウチ・ヤルビレートにボーアンドアローチョークで一本勝ち、優勝。女子黒帯ルースター級で世界王者となり、日本人初世界柔術選手権2連覇及び、2階級制覇を達成。 [44] [45]

獲得タイトル[編集]

世界柔術選手権(ムンジアル)ルースター級/-48.5kg 優勝(2016年)

世界柔術選手権(ムンジアル)ライトフェザー級/-53.5kg 優勝(2015年)

世界柔術選手権(ムンジアル)ライトフェザー級/-53.5kg 優勝(2014年)

ヨーロピアン柔術選手権ライトフェザー級/-53.5kg 優勝(2012年)

アジア柔術選手権ライトフェザー級/-53.5kg 優勝(2012年)

アジア柔術選手権フェザー級/-58.5kg 優勝(2008)

アジア柔術選手権アブソルート級/無差別級 優勝(2012年)

全日本柔術選手権フェザー級/-58.5kg 優勝(2009年)

関連項目[編集]

ブラジリアン柔術選手一覧

世界柔術選手権大会(World Jiu-Jitsu Championship)

ADCCサブミッション・ファイティング世界選手権(ADCC Submission Fighting World Championship、略称アブダビコンバット)

JEWELS選手一覧

外部リンク[編集]