湯ノ岱温泉 (北海道)

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湯ノ岱温泉
保養センターの浴室
温泉情報
所在地 北海道檜山郡上ノ国町湯ノ岱
交通 北海道新幹線木古内駅より函館バス湯ノ岱停留所下車、徒歩約10分
泉質 炭酸水素塩泉
泉温(摂氏 39・32
pH 6.4・6.8
液性の分類 中性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 なし
外部リンク 上ノ国町 温泉・宿 - 檜山振興局
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湯ノ岱温泉(ゆのたいおんせん)は、北海道檜山郡上ノ国町湯ノ岱にある温泉

泉質[編集]

2種類の源泉があるが、泉質は同じ。

温泉街[編集]

天ノ川沿いに日帰り入浴施設「湯ノ岱温泉 国民温泉保養センター」が存在する。かつては宿泊施設があったが、休館、廃業した。「国民温泉保養センター」は32℃・38℃・42℃の3つの浴槽と打たせ湯がある。源泉掛け流し方式、一部加温。

目の前の天ノ川ではアユウグイ釣りが可能。周辺に湯ノ岱スキー場がある。

歴史[編集]

松浦武四郎による「蝦夷日記」(二編)に1846年弘化3年)には、人家があり夏には江差から湯治客が来る旨が記されている[2]

1973年に上ノ国町がボーリングを行い源泉温度33度の1号井、1988年には39度の2号井を掘りあてた[2]1974年昭和49年)3月30日 - 環境庁告示第34号により、国民保養温泉地に指定。「温泉旅館湯ノ岱荘」が開業、1975年には「国民温泉保養センター」が開業、1979年に保養センターに併設する宿泊施設「健康増進センターあすなろ荘」が開業した[2]

2005年にあすなろ荘が休館、2012年に湯ノ岱荘が廃業した[2]

アクセス[編集]

  • 車:函館市より1時間30分。
  • バス:函館バス木古内駅前停留所より約45分、湯ノ岱停留所下車徒歩10分。

脚注[編集]

  1. ^ 泉質は国民温泉保養センター館内掲示の温泉分析書(平成21年付)による
  2. ^ a b c d 上ノ国町「湯ノ岱温泉」の楽しみ方を紹介します”. 北海道ファンマガジン. 株式会社PLUS (2019年6月13日). 2023年12月15日閲覧。

外部リンク[編集]