渡辺憲司 (日本文学者)

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渡辺 憲司(わたなべ けんじ、1944年12月15日 [1]- )は日本近世文学研究者[2]で、立教大学名誉教授立教新座中学校・高等学校校長[3]自由学園最高学部学部長。江戸時代小説・大名文芸圏・遊里史等を専門とする。前田愛に師事した。

2011年3月、立教新座高等学校の卒業式が中止となったため、卒業生へのメッセージをインターネット上に公開した[4]ところ、Twitterをはじめとするインターネット上で話題となり、3月16日の一日だけで30万ページビューを数え[5]、合計で80万回以上の接続数を記録した[2]。老若男女がこの卒業生へのメッセージに感動・感謝し、渡辺に反響の声を寄せているとされる[6]

経歴[編集]

学歴[編集]

職歴[編集]


著書[編集]

単著[編集]

  • 『近世文学資料類従・仮名草子篇 身の鏡・理非鏡』(勉誠社・1977年)
  • 『長門本平家物語と下関』(赤間神宮叢書・1990年)
  • 『江戸遊里盛衰記』(講談社現代新書、1994年)
  • 『近世大名文芸圏研究』(八木書店、1997年)
  • 『江戸300年 吉原のしきたり』(青春出版社 2004年)監修
  • 『「縁」を結ぶ日本の寺社参り』(青春出版社、2006年)監修
  • 『祇園のしきたり』(青春出版社、2009年)監修
  • 『吉原の落語』(青春出版社 2011年)監修
  • 『時に海を見よ これからの日本を生きる君に贈る』(双葉社、2011年)
  • 『海を感じなさい。 次の世代を生きる君たちへ』(朝日新聞出版、2012年) 
  • 『江戸遊女紀聞 売女とは呼ばせない』(ゆまに書房、ゆまに学芸選書ULULA、2013年)
  • 『江戸遊里の記憶ー苦界残影考』(ゆまに書房、ゆまに学芸選書ULULA、2017年)
  • 『いのりの海へー出会と発見 大人の旅』(婦人之友社 2018年) 

編共著[編集]

  • 『長府の文化』(長府博物館、1983)
  • 『黒川村公民館所蔵和書目録』(諸藩旧蔵和書研究会、1985)
  • 『資料集成 二世市川団十郎』(和泉書院、1988年)
  • 『宗家文庫史料目録 和書』(厳原教育委員会、1990)
  • 『新日本古典文学大系74・仮名草子集』渡辺守邦共校注・訳(岩波書店、1991年)
  • 『新編 国歌大観・私家歌集Ⅴ』(角川書店、1991年)
  • 『下関市史・民俗編』(下関市史編修委員会、1992年)
  • 依田学海『学海日録・3巻』(岩波書店、1992年)
  • 『江戸のノンフィクション』(東京書籍、1993年)
  • 『厳原町公民館所蔵古典籍目録』(厳原町教育委員会、1994年)
  • 『西国大名の文事』(葦書房、1995)
  • 『連歌総目録』(明治書院、1997年)
  • 『近世歌学集成 上中下』(明治書院・1998年)
  • 『江戸時代図説百科 訓蒙図彙集成全13巻』(大空社・2002年)
  • 『米国議会図書館蔵 日本古典籍目録』(八木書店、2003年)
  • 『江戸文化とサブカルチャー』「国文学 解釈と鑑賞 別冊」(至文堂、2005年)
  • 『立教大学所蔵 江戸川乱歩旧蔵古典籍目録』(2005年)
  • 『江戸文学と遊里』(「江戸文学」ペリカン社、2005年)
  • 『新版 色道大鏡』(八木書店、2006年)
  • 『源氏物語と江戸文化 可視化される雅俗』(小嶋菜温子,小峯和明共編.森話社,2008年)
  • 『文学に描かれた日本の「食」のすがた 古代から江戸時代まで』小峯和明,ハルオ・シラネ共編.至文堂,2008 「国文学解釈と鑑賞」別冊
  • 『江戸吉原叢刊 』全7巻( 八木書店 2010年)
  • An Edo Anthology: Literature from Japan's Mega-City, 1750-1850 スミエ・ジョーンズ共編 ハワイ大学出版部、2013
  • 『読んでおきたいとっておきの名作25』(旺文社、2015年)  

出演[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 『江戸遊女紀聞』著者紹介
  2. ^ a b 「「大事な物 取り戻そう」 立教新座中高 校長の言葉、HPで反響」『読売新聞』2011年4月9日付朝刊、埼玉県西・12版 29面
  3. ^ 立教新座中学校・高等学校長に渡辺憲司氏(立教大学名誉教授)が就任 | 学校法人 立教学院
  4. ^ 卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ) | 立教新座中学校・高等学校
  5. ^ Twitter / 立教大学: 昨日からTwitter上で話題になっている立教新座中 ...」立教学院広報課
  6. ^ 「鎮魂の黒き喪章を胸に 今、真っ白な帆を上げよ」 『週刊ポスト』2011年4月15日号 62頁-64頁