渡辺典子 (女優)

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わたなべ のりこ
渡辺 典子
本名 渡辺典子
生年月日 1965年7月22日(51歳)
出生地 日本の旗 日本福岡県北九州市
身長 153cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1982年 -
配偶者 西岡洋(1995年 - 1998年)[1]
事務所 辺見プロモーション
公式サイト プロフィール
主な作品
映画
伊賀忍法帖』/『積木くずし
晴れ、ときどき殺人
いつか誰かが殺される
結婚案内ミステリー
彼のオートバイ、彼女の島
テレビドラマ
探偵物語』/『赤い秘密
京一輪』/『とっても母娘
のんちゃんのり弁』/『女同士

渡辺 典子(わたなべ のりこ、1965年7月22日[2][1] - )は、日本女優福岡県北九州市出生[3][1]大分県大分市出身[2][1]辺見プロモーション、NESTと業務提携している。

来歴[編集]

1965年7月22日福岡県北九州市八幡西区の病院にて誕生[3][1]。2歳の時に建設省職員の父の転勤に伴い大野川中流域の大分県大分市に転居する[3]。その後も9年間に三重町など大野川流域を2回転居して大分市に戻る[3]。1982年4月、齋藤光正監督の映画『伊賀忍法帖』のヒロインオーディションを兼ねた「角川映画大型新人女優募集」にて九州代表となり、応募総数57,480名から勝ち残った16名での本選(決勝)の中からグランプリを受賞し、芸能界デビュー。以後、薬師丸ひろ子原田知世と共に「角川三人娘」と呼ばれるようになり、1980年代の角川映画を担う存在となる[1]。1983年、齋藤監督の『積木くずし』にて当初はテレビドラマ版と同じ娘役として高部知子がやることになっていたが、ニャンニャン事件によって降板したため、急遽代役として起用された[4][1]。当時のアイドルにありがちな優等生のような振る舞いの演技から脱却し、赤裸々な演技によって急速に頭角を現し[1]第7回(1983年度)日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するに至った[2]1984年には前年大ヒットした同名の角川映画を、高橋伴明監督によってドラマ化された『探偵物語』でテレビドラマ初主演を飾る[1]。その後も同じ赤川次郎原作の映画に連続で主演し、主題歌も担当し、好印象を残す[1]1987年大林宣彦監督『彼のオートバイ、彼女の島』でヨコハマ映画祭の助演女優賞を受賞[2][1]。また、大林監督の「少年ケニヤ」、りんたろう監督の「カムイの剣」、「火の鳥・鳳凰編」など、角川アニメの主題歌を多数担当し、透明でのびやかな美声を高らかに披露[1]。両A面シングルの「少年ケニヤ/花の色」でオリコンベスト10入りを果たしている[5]。1987年に映画『恋人たちの時刻』の主演が決定されていたが、きわどいヌードシーンがあるということで辞退し(代役は河合美智子が務めた) [6]、同時にデビュー以来所属していた角川春樹事務所から独立。その後は日本テレビ京一輪』、NHK大河ドラマ『翔ぶが如く』、TBS『とっても母娘』、『のんちゃんのり弁』、テレビ東京『刑事追う!』などのテレビドラマや、『コードネーム348・女刑事サシバ』、『銀玉命!銀次郎』などのオリジナルビデオにて活躍[1]1995年にはプロ野球選手の西岡洋と結婚し、1女を儲けたが、1998年に離婚した[1]。その後は再び映画やドラマで活動を続け、膨大な数の作品に参加している[1]

略年譜[編集]

主な出演[編集]

太字は主演。

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

オリジナルビデオ[編集]

  • コードネーム348 女刑事サシバ(1990年) - 主演・羽生あすか 役
  • 銀玉命!銀次郎(1993年)
  • 特攻レディース 夜露死苦!(1994年)
  • 金なら返せん!(1994年) - 麗子 役
  • クレイジー・コップ捜査はせん!(1995年)
  • 厄災仔寵(1996年)
  • ワル外伝(1997年)
  • ウルトラセブン わたしは地球人(1999年) - ノンマルト
  • 戦うパチプロ集団 梁山泊2(2003年)
  • 鬼魄 二代目山口登 (GPミュージアムソフト、2006年)

舞台[編集]

  • アーバンクロウ(2000年) - 望月陽子 役
  • 尾張嫁入り物語(2002年) - 伊藤なつ 役
  • 風の砦(2002年)

その他のテレビ番組[編集]

ラジオ[編集]

  • FMシアター さびしぼっち(2002年)
  • ON THE WAY COMEDY 〜道草(2006年)

CM[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

  • 「花の色」から「野ばらのレクイエム」まではコロムビアから、「ここちε」から「サラダ記念日」まではCBS・ソニーから発売。
  1. 花の色 (1984年1月1日) TBS系ドラマ『探偵物語』主題歌
    (c/w) 少年ケニヤ  映画『少年ケニヤ』主題歌
  2. 晴れ、ときどき殺人(キルミー) (1984年4月21日) 映画『晴れ、ときどき殺人』主題歌
    (c/w) 星座の旅
  3. いつか誰かが… (1984年9月1日) 映画『いつか誰かが殺される』主題歌
    (c/w) more そして more   映画『いつか誰かが殺される』挿入歌
  4. カムイの剣 (1985年1月21日) 映画『カムイの剣』主題歌
    (c/w) あこがれ座
  5. 野ばらのレクイエム (1985年5月1日) 映画『結婚案内ミステリー』主題歌
    (c/w) 華やかなピリオド
  6. ここちε (1986年3月5日) ワコール「ここちε」CMソング
    (c/w) TOKYOサバンナ
  7. 火の鳥 (1986年11月1日) 映画『火の鳥 鳳凰編』主題歌
    (c/w) 涙で答えて  東鳩「ハーベスト」CMソング
  8. リタルダンド (1987年6月3日) 
    (c/w) 仕返しロングシュート 映画『恐怖のヤッちゃん』挿入歌
  9. 空色のピアス (1987年12月9日) NHK『アニメ三銃士』イメージソング
    (c/w) あなたを知っている
  10. サラダ記念日 (1988年4月30日)
    (c/w) 八月の朝
シングル売上一覧
タイトル 単位:万枚
少年ケニヤ/花の色
  
23.0(#09)
晴れ、ときどき殺人
  
15.8(#11)
いつか誰かが…
  
6.4(#26)
カムイの剣
  
2.7(#38)
野ばらのレクイエム
  
2.4(#50)
ここちε
  
2.2(#41)
火の鳥
  
1.5(#72)
リタルダンド/仕返しロングシュート
  
0.6(#85)
出典は『SINGLE CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1968 - 2010』、881頁。()内の数字はオリコンチャートの週間最高順位。

アルバム[編集]

ビデオ[編集]

  • あこがれ座〜NORIKO'85〜 (1985年2月、コロムビア)

その他[編集]

写真集[編集]

受賞歴[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ オリコンチャートLPチャートの登場週数は6週、最高順位は週間28位、累計1.4万枚のセールスを記録。CTチャートの登場週数は6週、最高順位は43位、累計0.8万本[22]。LP・CT合算のセールスは2.2万枚となっている。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 渡辺典子”. KINENOTE. キネマ旬報社 (2016年7月13日). 2016年7月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e 渡辺典子”. 辺見プロモーション (2016年4月21日). 2016年7月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 『渡辺典子写真集 プリズム』より。
  4. ^ 宝泉薫「くずれっぱなしの病理 高部知子、穂積由香里の積木くずし」『芸能界一発屋外伝』彩流社1999年、p.125.
  5. ^ 『SINGLE CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1968 - 2010』、オリコン・エンタテインメント 、2012年、p881。ISBN 978-4871310888
  6. ^ 『北海道 シネマの風景』、北海道新聞社、2009年、p87。ISBN 978-4894534858
  7. ^ テレホンカード「渡辺典子」T-ARTIST発行。
  8. ^ 『時事年鑑 1994年版』 時事通信社1993年10月、873頁。ISBN 4788793393 
  9. ^ 北川昌弘高倉文紀、小松克彦 『TVドラマ女優名鑑』 宝島社1994年9月、215頁。ISBN 4796608540 
  10. ^ 渡辺典子”. イイジマルーム (2005年12月3日). 2005年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月15日閲覧。
  11. ^ イイジマルーム OFFICIAL WEBSITE”. イイジマルーム (2010年5月29日). 2010年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月21日閲覧。
  12. ^ 渡辺典子”. てんちどう (2011年5月23日). 2011年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月15日閲覧。
  13. ^ てんどうち”. てんちどう (2011年10月31日). 2011年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月15日閲覧。
  14. ^ 渡辺典子”. キャストパワー (2012年2月25日). 2012年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月15日閲覧。
  15. ^ 移籍と解雇の繰り返し……渡辺典子、引く手あまたなのに開店休業状態”. サイゾーウーマン. サイゾー (2012年5月6日). 2016年7月15日閲覧。
  16. ^ タレント”. キャストパワー (2012年2月25日). 2013年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月15日閲覧。
  17. ^ 渡辺典子”. 劇団青年座 (2013年9月21日). 2013年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月15日閲覧。
  18. ^ 映画放送 - 座員一覧”. 劇団青年座 (2016年3月8日). 2016年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月15日閲覧。
  19. ^ 渡辺典子”. ネスト (2016年7月15日). 2016年7月15日閲覧。
  20. ^ NEST (2016年6月15日). “渡辺典子 出演情報”. Twitter. 2016年7月13日閲覧。
  21. ^ 全国270ヵ所の名所情報を収録した“見て、読んで、楽しむ”新時代の地図セット『日本大地図』(最新決定版)。今、期間限定の特別キャンペーンを実施しています。”. ベンチャープラス. サイブリッジ (2009年2月2日). 2009年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月17日閲覧。
  22. ^ 『オリコン・アルバム・チャートブック(完全版):1970 - 2005』 オリコン・エンタテインメント、2006年4月、726頁。ISBN 978-4-87131-077-2

外部リンク[編集]