清水勉

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清水 勉(しみずつとむ、1953年10月6日[1] - )は、日本弁護士東京弁護士会所属。東京市民オンブズマン、「明るい警察を実現する全国ネットワーク」代表。埼玉県生まれ。東北大学法学部卒業。

人物[編集]

  • 薬害エイズ訴訟において保田行雄らとともに活動し勝訴に導いた。
  • 平成17年から長野県情報公開審査会の会長を務める。
  • 2010年現在は、警察の裏金職務質問問題・警察官の検挙ノルマ問題に関する活動が顕著である。警視庁赤坂署万世橋警察署の職務質問事件、銃器対策課の不正経理訴訟で原告側代理人を担当し、いずれも原告が実質勝訴した。
  • 『明るい警察を実現する全国ネットワーク』の代表に原田宏二の後任として就任。

著作[編集]

共著[編集]

寄稿[編集]

関連項目[編集]

  • 仙波敏郎:元愛媛県警巡査部長、現(2010年現在)阿久根市副市長東玲治・著『ドキュメント仙波敏郎』巻末ページによると、国賠訴訟一審判決時点での支援弁護士の一員であった。
  • 黒木昭雄:氏がジャーナリストとして手がけていた『岩手17歳女性殺害事件』で容疑者とされた男性の父の訴訟代理人をしていた。黒木とは盟友としてこの事件でも解明に向け共闘するようになり、自殺に際しメールなどで遺書が送られてきたと J-CASTニュースで報じられた。週刊朝日11月9日発売号の山口編集長の手記や、氏のサイトで紹介された清水の手記によると、家族や週刊朝日副編集長ら9人に宛てた直筆署名入り遺書のうち1通が、清水のところに送られてきたという。
  • 大河原宗平:氏が原告となった訴訟の主任弁護人。大河原が阿久根市総務課長に就任したことについては批判的。いわく「裏金問題とともに警察官の労働基本権を認めるよう主張してきたのに、労働基本権を否定する行動をする市長(竹原信一)の下で働くのは大変残念」。しかし、青木理寺澤有らが参加した大河原の判決前支援集会には、清水と落選後の竹原信一がともに参加した。[1]

脚注[編集]

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.192

外部リンク[編集]