深崎暮人

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みさき くれひと
深崎 暮人
プロフィール
生誕 3月28日
北海道
サークル cradle
公式サイト cradle
代表作
アダルトゲーム 水平線まで何マイル? -Deep Blue Sky & Pure White Wings-
すまいるCubic! -水平線まで何マイル? アフター&アナザーストーリーズ
失われた未来を求めて
挿絵 ぼくと彼女に降る夜』シリーズ
原点回帰ウォーカーズ』シリーズ
冴えない彼女の育て方』シリーズ

深崎 暮人(みさき くれひと、3月28日 - )は、北海道出身、東京都在住のイラストレーター原画家。男性。

略歴[編集]

少年時代はSDガンダムやゲームにはまっていて、攻略本に載っているイラストの模写をしていた。当時はメカやモンスターを描いていた[1]

女神転生』などのコンシューマゲームの影響で、ゲーム系CGの専門学校に進学。学科は映像系で、3Dを習っていた。この時に同級生として、後に同人・商業での共同作業者となる黒谷忍 (Puffsleeve) と出逢っている。PCゲームからセガサターンへ移植されたギャルゲーを興味本位でプレイしたことがきっかけで、美少女キャラに興味を持ち始める[1]

専門学校卒業後、パチンコメーカーに就職し、パチンコ台のデザインや企画を担当。元々ギャンブルはやらず、入社後もはまることはなかったという[1]

その後、会社にいても自分は成長しないと思ったことと、父親の会社を手伝うため、建設系に転職。現場での業務に従事していたが、1年で椎間板ヘルニアを患い、現場仕事が出来なくなったため、会社の事務を担当する。現場仕事より、時間にゆとりが出来たため、絵を描き始める。当時はmixiが流行り始めた頃で、これをきっかけにネットで自分の絵を公開するようになる[1]

2005年、黒谷忍とサークル「Cradle」を主催し、同人活動を開始。最初期はオリジナルイラストの同人誌を発行していたが、すぐに当時盛り上がりつつあった同人ゲーム『東方Project』のイラスト同人誌を出すようになり、注目を集める。東方の2次創作を行っていた理由として、東方のイベントの熱気が凄くて参加するのが楽しかったこと、(当時は)エロから遠いジャンルだったため入り易かったこと、世界観やキャラクターデザインの独創性に惹かれたことを挙げている[1]

視野を徐々に広げたいと思うようになり、現在のジャンルは、オリジナルと東方以外の版権がメインである。また、同サークルを主宰していた黒谷が独立した個人サークルを持つようになる。

エンターブレインからメールにより、雑誌『マジキュー』で、初めて商業の仕事を貰う[1]。以降、イラストレーターとして、一般・成人向け問わず、精力的に活動している。

2008年、ABHARの『水平線まで何マイル?-Deep Blue Sky & Pure White Wings-』で、初めてPCゲームの原画を担当し、同作は大ヒットする。

2011年9月5日、自身のTwitterにおいて、眼の不調を感じて眼科に行ったところ、網膜剥離と診断され、早めに手術しなければ危険な状態であることを発表した[2]。翌日、患っているのは右目であり、レーザー手術ではなく、外科手術をしなければならない可能性が高いことを明かした[3]。入院して手術を行い、9月15日に退院した[4]。以後、仕事に復帰している。

人物・作風[編集]

影響を受けた作家として美樹本晴彦を挙げており、身体のバランス、特に関節の描き方について影響を受けている。『E☆2』での美樹本との対談で、関節が好きなことを告白するも、美樹本からその辺りについては意識していないと返答された[1]

絵を描き始めた初期はごとPの影響を受けて、CGをやり始めた[1]

絵柄については、共同作業者である黒谷忍の影響が多いと述べており、「可愛い」と「エロい」を自分が納得するまで描き続けた結果、最終的にしっくりきたのが今の絵柄とのこと。元々の理想は、昔のRPG(曰く『ウィザードリィ』的なリアルな感じ)のイラストの様な頭身の高い絵で、実際に東方の同人誌を出していた頃は、キャラの眼が小さめで頭身が高い絵柄であった[1]

ギャルゲーの中でもエルフの作品が好きで、特に『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』を絶賛している。また、『下級生』のメインヒロインである結城瑞穂に思い入れがあり、自分が描くキャラクターに髪が長い女の子が多いのは、その影響があると述べている[1]

研究熱心であり、「文化差別をしない」というポリシーの下、様々な媒体をチェックしている。女性用下着やスカート、鞄などの小物を実際に購入し、資料としてキャラクター作りの参考にしている。AVの動向に注目して、流行り廃りを仕事に取り入れており、実際に『失われた未来を求めて』でのラブシーンに反映されている[1]

音楽では渡部恭久 (Yack.) のファンであり、自身のイラストと渡部の音楽とをコラボレーションさせた、音楽CD付属のオリジナル同人誌を発行している。

イラストレーターのKEIから注目作家として名前を挙げられている。また、一緒に合同誌を発行していたこともある。

冴えない彼女の育てかたBD/DVDのオーディオコメンタリーにおいて黒谷忍と夫婦であると公表した。

作品[編集]

下記以外にもグッズのイラストや企業のイベントイラスト、同人CDのジャケットイラストなど、多数手がけている。

書籍[編集]

PCゲーム原画[編集]

小説挿絵[編集]

CDジャケットイラスト[編集]

デザイン[編集]

画集[編集]

  • CRADLE(クレイドル)(発行:E☆2編集部・発売:廣済堂出版、2010年12月22日初版発行)
  • COMIC阿吽表紙イラスト小画集(COMIC阿吽2011年6月号付録)
  • COMIC阿吽表紙イラスト小画集ver.2(COMIC阿吽2013年6月号付録)
  • COMIC阿吽表紙イラスト小画集ver.3(COMIC阿吽2015年6月号付録)

アニメ[編集]

参考文献[編集]

メガミマガジンCreators』Vol.18、学習研究社、2009年、47-49頁。

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k コアマガジン『よいこの萌えっ娘!濡れスケ!!』でのインタビューより。
  2. ^ Twitter 2011年9月5日 - 2013年8月25日閲覧。
  3. ^ Twitter 2011年9月6日- 2013年8月25日閲覧。
  4. ^ Twitter 2011年9月15日- 2013年8月25日閲覧。

外部リンク[編集]