淫獣エイリアン

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淫獣エイリアンのサイン

淫獣エイリアン』(いんじゅうエイリアン)は、1996年ピンクパイナップルから発売されたアダルトアニメ

VHS、カラー、45分。音声はステレオHiFi2001年10月26日にはDVD版が発売された。

ストーリー[編集]

全乗組員が女性で占められた連邦政府科学探査船ミューズ号は宇宙航行中、民間貨物船ゾグネ号 (ZOGNE) からの救助信号を受信。救助のためにランデブーを行い、ドッキングにも成功する。しかし、調査メンバーが足を踏み入れたゾグネ号の中は、変死体だらけであった。調査の結果、男性の死体は干乾びたような状態で、女性の死体は腹部に特殊な形状のアザがあるうえに粘液をまとった状態であるなど、死体には共通した特徴が発見される。また、危険物質メトログリアの入ったカプセルも発見されたが、これらの死体はメトログリアによる死に方ではない。

そんな中、1人の女性の生存者が発見される。ゾグネ号に残っていたデータによれば、彼女の名前はフレイア・マイトメイア。しかしフレイアこそ、エイリアンが人間に擬態した姿であった。そうとは気付かず、ゾグネ号の調査メンバーはフレイアをミューズ号に連れ帰ってしまう。

ゾグネ号で得られたデータには暗号化されているものもあり、不明な点も残っていたが、ミューズ号の艦長サラ (SARAH) はゾグネ号の爆破を決断。その爆破作業中にゾグネ号の女性乗組員と酷似した死を遂げたアニー (ANNY) をはじめ、次々とミューズ号の乗組員は死んでいく。やがて、アインシュタイン以外の全ての仲間を失ったヒカリ (HIKARI) はたった1発のメトログリア弾を手に、エイリアンに最後の戦いを挑む。

登場人物[編集]

ヒカリ (HIKARI)
ヒロインでユリの妹。エルを扱える。ペットも飼っている。
ゾグネ号内部を調査中、偶然少量のメトログリアを発見した。ミューズ号に帰還した後、ゾグネ号で得られた暗号化データの解析がエルの助力によって成功したことにより、フレイアの正体を知ることとなる。
アインシュタイン(綴り不明)
ヒカリのペット。脱走癖があるため、偶然フレイアの正体を目撃できた。その後、フレイアの手からヒカリをたびたび救うこととなる。
ユリ (YURI)
ヒカリの姉。本編で登場するユリとスタッフロールの後に登場するユリとが同一人物であるかは一切語られていないが、アインシュタインの反応は異なっている。
サラ (SARAH)
ミューズ号の女艦長。「キャプテン」とも呼ばれる。ヒルダとはレズビアンとしての付き合いがある。ミューズ号で4番目の犠牲者。ヒカリとユリにミューズ号を捨てて逃げよと言い残し、絶命する。
ヒルダ (HILDA)
ミューズ号の女医。サラとはレズビアンとしての付き合いがある。ミューズ号で3番目の犠牲者となる。
アニー (ANNY)
ミューズ号の女性乗組員。ミューズ号で最初の犠牲者。その死に方はゾグネ号の女性乗組員と酷似していたため、一気に緊張が高まる。
キース (KEITH)
ミューズ号の女性乗組員。ミューズ号で2番目の犠牲者となる。
リンド (LIND)
ミューズ号の女性乗組員だが、実はメトログリアを極秘に売り渡すためにミューズ号の乗っ取りを計画していた。ゾグネ号の乗組員が変死したため、計画変更を余儀なくされる。ゾグネ号で運んでいたメトログリアの一部をとりあえずミューズ号に運び込んで隠し、善後策を練ることにする。
エル (eL)
ミューズ号のコンピュータの愛称。ゾグネ号で得られた暗号化されたデータの解析に成功した。他にも様々な処理を行うことができ、ヒカリの指示を受けてミューズ号の隔壁の操作なども行った。
フレイア・マイトメイア(FLAIR・MYTOMEYER)
エイリアンが人間の女性に擬態したもの。記憶喪失を演じている。ゾグネ号では男性乗組員より養分を取り、女性乗組員には卵を産み付けた。ミューズ号の女性乗組員にも、次々と卵を産み付けていく。

用語[編集]

ゾグネ号
民間の貨物運搬用の宇宙船。
ミューズ号
連邦政府の科学探査用の宇宙船。
メトログリア
生物にとっては猛毒であり、非常に危険な物質。緑色をしている。製造禁止になったが、アンダーグラウンドでは一定の需要がある。民間船でこれを運ぶのは問題があるが、連邦政府船であれば運びやすいことから、リンドらによってミューズ号が狙われた。本作に登場するエイリアンにも有害である。

参考資料[編集]

  • オリジナル・アニメーション・ビデオ 『淫獣エイリアン』 1996年 ISBN 4-87754-004-0

関連項目[編集]