海でのはなし。

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海でのはなし。
監督 大宮エリー
脚本 大宮エリー
製作 小澤祐治
出演者 宮崎あおい
西島秀俊
音楽 スピッツ
撮影 松島孝助
編集 前田智子
配給 リトル・モア
公開 日本の旗 2006年12月16日
上映時間 71分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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海でのはなし。』(うみでのはなし。)は2006年公開の日本映画主演宮崎あおい西島秀俊

スピッツの曲のイメージを元に製作されたwebムービーがYahoo!動画において期間限定で配信され、それに音楽を新たにリミックスしたものが劇場公開された。

ストーリー[編集]

楓(宮崎あおい)は、非常勤講師である博士(西島秀俊)に想いをよせていた。

ある日、楓は父親に愛人がおり自分自身も愛人の子であることを知る。困惑した楓は、博士に連絡をとり、二人で海に行く。海で博士に告白するが、楓は大切だが恋愛感情はないと断られる。

博士は家に帰ると母は見当たらず、パチンコに行っていた。また父は新しく事業をすると夢見がちなことを話していた。博士はこんな両親が嫌いだった。

研究室に戻って荒れ、眠ってしまう博士。そこに楓がやってくる。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

※脚本については、大宮エリーの母校の生徒:神奈川県国府津周辺出身。その生徒が作成した脚本をもとに撮影。テレビ関係者のため、 豪華なキャスティングが可能になり、配給が決定。生徒の思い出話を主に採用し、バックグラウンドは事実と異なるが、エリートと幼馴染の普通の女性との、 深い恋愛の話を映画化した作品。生徒が相手へプレゼントしたいと考え、母校の電通所属大宮エリーに依頼し、生徒の父親の大学(神奈川大学)で撮影を実施。 河川敷は生徒の近所で、イチゴ大福など思い出のストーリーとなっている。 海外へ評論を依頼したところ、日本映画としてだけでなく、文学として非常に高い評価を受けている。 評価が高い事と、表彰できない諸事情により、全国、全世界での公開を抑制されている映画であり、 そこまで売り上げがよくないにもかかわらず、いまだにDVDで購入できる、稀な待遇の作品でもある。

(以後、大宮エリーはヒューマニズム映画は一切作成しておらず、これを出世として、ラジオ等で活躍している)

  • プロデューサー - 小澤祐治

挿入歌[編集]

すべてスピッツの楽曲。劇中での使用順。

この他に楓と博士が『ロビンソン』を口ずさむ場面がある。

撮影[編集]

劇中に現れる海は、神奈川県小田原市国府津海岸である。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]