浮島神社 (嘉島町)

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浮島神社
Ukishima kashima.JPG
湧水池対岸(北側)から見た浮島神社
所在地 熊本県上益城郡嘉島町井寺2827
位置 北緯32度45分20.4秒 東経130度46分42.6秒 / 北緯32.755667度 東経130.778500度 / 32.755667; 130.778500座標: 北緯32度45分20.4秒 東経130度46分42.6秒 / 北緯32.755667度 東経130.778500度 / 32.755667; 130.778500
主祭神 イザナギの尊・イザナミの尊の夫婦神
社格 村社
創建 長保3年(1001年)
別名 浮島熊野坐神社・浮島さん
例祭 9月15日
主な神事 1月7日「七草がゆ」 人形流し
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浮島神社(うきしまじんじゃ)は熊本県上益城郡嘉島町にある夫婦神を祀った神社

正式名称は「浮島熊野坐神社」(うきしまくまのますじんじゃ)。地元では親しみを込めて「浮島さん」と呼ばれている。
正確には島ではなく、半島のように池に突き出た部分に神社が鎮座しており、対岸から眺めると浮島のように見え、厳島神社を髣髴とさせる。また、周囲は「浮島周辺水辺公園」として整備されている。

祭神[編集]

イザナギの尊イザナミの尊(熊野宮)を祀る。

由緒[編集]

平安時代長保3年(1001年)、この地を治めていた井王家3代目 井王 三郎直久は、湿地帯のため五穀の収穫が思うようにいかないため、屋敷神である、熊野坐神社に日夜祈っていた。ある夜、枕元に熊野の神が現れ、「屋敷の北側を掘れ!」との教えを授けられた。そこで、掘ってみると、みるみる周辺の水が集まり、大きな池になった。おかげで、湿地から水気がなくなり、作物の収穫が上がり、みな喜んだ。

その晩、黄金色に輝く大きな石が池に現れ、人々を驚かす。これを「兜石」と名付けた。「兜石」は、現在も池のどこかに沈んでいる。その日から、ひっきりなしに人々が見物に来て、にぎわった。「兜石」をご神体とし、屋敷神を神社へと移行し、井王三郎自身が神主となった。以来、千年、井王家が神職を担っている。現在の宮司は41代目。

ご利益[編集]

古事記の通り、この日本国をはじめ多くの神々をお産みになられました仲の良い夫婦神のため、縁結び、夫婦和合、子宝、安産、初宮詣、家内安全、地鎮祭に大吉。 また、男神のいざなぎの尊は「禊」を発明した神のため厄祓いにもご利益がある。 浮島は、台風などの大雨でも水につからないため、浮き沈みの激しい業界では、縁起を担ぎお参りが多い。 浮くということから、営業成績、病気がちな身体、成績などが浮上する浮き守りが有名である。 また、病気、悪い癖などを抑える封じ守り、自転車歴20年の宮司とフェイスブックの友達で作った自転車守りも人気。

祭祀[編集]

例祭9月15日1月7日七草粥は、神社の神饌田で作った赤米・黒米でおかゆを作り、参拝者に無料で振舞う。大変なにぎわいである。 12月31日うき美たま祭は、水に浮かべると点灯するろうそく型のLEDを浮かべ、来る年の幸せ、縁結び、家内安全を祈る神事は幻想的でとても美しい。東日本大震災発生から義援金を集める神事として斎行している。 平成24年3月11日にも実施した。

神の池[編集]

  • 池は6000坪の湧水で、1日の噴出量は約15万トン。名水の誉れも高く、数々の賞を受賞している。

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イベント[編集]

アクセス[編集]

鉄道[編集]

  • 最寄り駅はなし
かつては熊延鉄道:「六嘉駅」(ともに昭和39年(1964年3月31日廃止)が最寄り駅であった。

バス[編集]

  • 熊本市方面から:熊本交通センター(C31番、C32番のりば)から熊本バス(路線番号:東11)で「御船経由甲佐砥用・玉虫行き」または「クレア経由城南行き」に乗り、「下六嘉」バス停で下車。徒歩約10分。
  • イオンモール熊本から:「イオンモール熊本」バス停から熊本バス(路線番号:東11)で「健軍・県庁経由交通センター・熊本駅行き」に乗り、「下六嘉」バス停で下車。徒歩約10分。

自家用車[編集]

周辺[編集]

脚注[編集]

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関連図書[編集]

  • 熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』、1982年、72頁
  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987年、180頁

外部リンク[編集]