浜慎二

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浜 慎二(はま しんじ)は、貸本漫画出身の元・ホラー漫画家である。

来歴[編集]

  • 『秘密の花園』という作品で漫画家デビュー。
  • 間もなくして「浜慎二」というペンネームに改め、『怪談』(貸本)、『少年ブック』、『オール怪談』などへの連載や、ひばり書房立風書房「レモンコミックス」シリーズなどに多くのホラー漫画作品を残した。


人物・エピソード[編集]

  • ホラー漫画界の中で、浜の作品は「まったり系」と評されている。
  • 初期の頃は、ホラー作品以外にもスポーツものや時代劇もの、集英社芳文社などでは少女漫画も描くなど、実にオールマイティーな漫画家であった。
  • ホラー漫画家兼タレント山咲トオルが、「浜慎二の画風が好き」と述べている。

作品[編集]

※ 雑誌掲載のみの作品も含む。
  • シートン動物記1964年小学館
  • のろいのKO 〔ノックアウト〕 (1964年、全3話、少年画報社) ボクシング漫画
  • さいごのオオカミ王 (1966年、小学館)
  • 悪霊車 (1967年講談社
  • 東海道お化け道中1969年、小学館) 同名映画の漫画化
  • ゆがんだ家系 (1969年、小学館)
  • 雑誌『ヒットパンチ』への表紙画提供 (1973年、檸檬社)
  • 仁義子連れ狼 (檸檬社)
  • とぎれた旋律 (1973年、小学館)
  • ズッコケ野球マンガ エースはオレだ! (1977年8月15日、立風書房・ダイナミックコミックス)
  • 必殺仕置人平野仁中城健との共著。小学館) 同名テレビドラマの漫画化
  • オドロイタ!お嬢さん
  • 趣味
  • ミイラ少女
  • 白い血
  • ごめんねマル
  • 燃えろ仁王 (原作:福本和也。小学館)
  • おやこで楽しむ母と子の折り紙
  • マンガ版 頭がよくなることわざ辞典
    2002年11月、つばめ出版。 2008年2月22日、三興出版より再版。 当作品は、1988年10月にひばり書房「ファミリィブックス」シリーズから発行された『頭が良くなることわざマンガ』の復刻版に当たる。

貸本作品[編集]

  • 零の声 (『黒猫 5』に収録、つばめ出版)
  • 殺人犯 (『黒猫 12』に収録、つばめ出版)
  • ゆがんだ肖像 (『黒猫別冊 黒真珠 1』に収録、つばめ出版)
  • 黒い手 (『十字路 7』に収録、つばめ出版)
  • 荒野 (『怪談 27』に収録、つばめ出版)
  • 凍死 (『怪談 65』に収録、つばめ出版)
  • 黄色い悪夢 (『探偵漫画短篇集 夜の牙 1』に収録、ひばり書房)
  • 夕陽をあびてつっ走れ ~ 特ダネ記者 (ひばり書房)
  • 誓いの完封 (『青春とはなんだ』に収録、ひばり書房)

集英社『少年ブック』収録作品[編集]

  • 名馬フリッカ (1961年に連載。当時フジテレビで放映されていた同名実写ドラマの漫画化)
  • あすはおれたちの空
  • シグナルは赤だ
  • 探偵児Q
  • 地底からの挑戦

ひばり書房作品[編集]

  • スパイ〈no.1〉
  • 明日の太陽
  • 黒い太陽を追え
  • SF & 怪談 (1970年1月1日、共著作品。浜は「見開かれた目」を提供)
  • オール怪談 (1970年2月16日、共著作品。浜は「星だけが知っている」を提供)
  • 怪談スリラー (1970年6月16日、共著作品)
    浜は「白骨の使者」を提供。この作品は後に、TBSラジオ夜のミステリー』にてラジオドラマ化されている。
  • 怪談全集 (共著作品。浜は「猫ぎらい」を提供)
  • ブラック怪談 (1970年6月29日、共著作品。浜は「吸血少女」を提供)
  • SF入門 ~ SFぎらいの若者のために… (1967年10月15日)
    「ひとり静か」、「幸せな男」、「ああ人間」、「ああ同窓会」、「秋も終わりの日に」、「顔」の7編を収録。 尚、1974年に『SF怪奇入門』に改題されて再版。 更にその後、「白骨の死者」の1編を加えて『SF入門 白骨の死者』に改題。更に1976年には『SF恐怖入門』に改題されるなど、幾度も再版された。
  • ジュニアパンチ5 「マンガと劇画のかき方」 (1975年)マンガを描こう ~ マンガ入門書 (1976年)
  • 狂った生首 (「魔首」、「片目のねずみ」、「征服者」、「いぬ男」の4編を収録)
  • 闇に光る幼女の目 (1983年
    「魔首」、「いぬ男」の2編も同時収録。 後に『夜歩く死体 ~ 闇に光る少女の目』に改題されて再版。 尚、この「夜歩く死体」というタイトルは、北沢しげるが立風書房から発表した作品で既に使用している。

ひばり書房「ファミリィブックス」シリーズ[編集]

  • ばかされたぬき ~ おばけのはなし (1982年6月)
    1988年3月に『ゆかいなおばけ ~ ばかされたぬき』に改題されて再版。
  • ナゴタンのなぞなぞだいすき (1984年1月)
  • ナゴタンのおでかけ、てんきになぁれ (1985年12月)
  • こわいこわい おばけのはなし (1986年1月、劇画提供)
  • あの子おばけだよっ (1986年)
  • 小猫とかぞくのたのしいなぞなぞ ~ ナゴタンの365日 (1987年2月、劇画提供)
  • こわいお化けと幽霊 ~ おばけのはなし (1987年5月、劇画提供)
  • 怪談ものがたり (1987年5月、劇画提供)
  • ナゴタンのなぞなぞだいすき ~ 小猫とかぞくのたのしいなぞなぞ (1988年2月16日)
  • 頭が良くなることわざマンガ (1988年10月)
    当作品は児童向けに人気が高く、2002年11月につばめ出版、2008年2月22日には三興出版より、『マンガ版 頭がよくなることわざ辞典』のタイトルで復刻されている。
  • こわい幽霊とかなしい怪談 (表紙画提供。更に「真夜中にママの顔が…」を収録)

立風書房「レモンコミックス」シリーズ[編集]

  • 白ヘビ少女の呪い (1975年3月10日)
  • 吸血少女カレン (1975年9月15日)
  • 学校で夜、幽霊が! (1976年8月15日)
  • 呪いの猫の島 (1980年6月15日)
  • 幽霊が泣く教室 (1981年11月15日)
  • 百年少女 (1982年8月15日)
  • 恐怖!たたりの黒猫 (1983年7月15日)
  • 顔のない転校生 (1984年7月15日)
  • 亡霊!呪いの村 (1985年1月15日)
  • 夜、教室にうかぶ首 (1985年7月15日)
  • 怨霊体育館 (1987年6月15日)
  • 恐怖学園 ~ 血ぬられた校則!? (1988年9月15日)
  • 恐怖!深夜の校内放送 (1989年7月15日)

秋田書店「ホラーコミックス」シリーズ[編集]

  • 幽霊のすむ館 (1987年4月20日)
  • 血まみれの幼女 (1988年10月)