浅倉カンナ
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基本情報 | |
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本名 | 浅倉 栞南[1] |
通称 | 純情可憐タックル女子 |
国籍 |
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生年月日 | 1997年10月12日(24歳) |
出身地 |
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所属 | パラエストラ松戸[2] |
身長 | 158cm |
体重 | 48kg |
リーチ | 161cm |
階級 | アトム級 |
バックボーン |
レスリング ブラジリアン柔術 |
テーマ曲 | ハピネス(AI) |
YouTube | |
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チャンネル | |
活動期間 | 2019年7月29日 - |
ジャンル | エンターテイメント |
登録者数 | 10.8万人 |
総再生回数 | 18,723,962回 |
チャンネル登録者数、総再生回数は2022年6月15日時点。 |
浅倉カンナ(あさくら かんな、1997年10月12日 - )は、日本の女性総合格闘家。千葉県柏市出身。パラエストラ松戸所属。RIZIN 2017 女子スーパーアトム級トーナメント 優勝。
アメリカ老舗MMAサイト・SHERDOGの女子世界アトム級ランキングで4位にランキングされている(2022年1月付)[3]。
来歴・人物[編集]
父親の影響で幼い頃からレスリングを始め、小学校高学年から『東京ゴールドキッズ』に所属。多数の大会に出場して、国際大会で優勝した経験も持つ。
高校に進学するも1年で高校とレスリングを辞め、別の高校に入り直し、次に何をしていいか分からず悩んでいた時期に、シュートボクシングのRENAの試合を見て憧れシュートボクシングをやろうかと思うが、レスリングを活かせるのは総合格闘技だと思い、総合格闘技を始めた[4]。
2014年10月4日、17歳で総合格闘技のプロデビュー戦を行い白星で飾る。
その後、修斗やパンクラスやDEEP JEWELSのリングで女子高生ファイターの異名を取り活躍[5]。
2016年12月29日、RIZINデビュー戦となったRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUNDにてアリーシャ・ガルシア(米国)と対戦。グラップラー同士の拮抗した展開になるが、フィジカルで劣る浅倉は徐々に押し込まれることが増え、最終ラウンドにテイクダウンを奪って反撃するも、決め手を欠いてポイントを奪い返すまでには至らず、判定負けを喫した。
2017年3月、二度留年しながらも高校を卒業[6]。
2017年8月26日、DEEP JEWELS 17で行われたRIZIN 女子スーパーアトム級トーナメント出場者決定戦で石岡沙織と対戦し、判定勝ちを収めトーナメントの出場権を獲得した。
2017年10月15日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -秋の陣-における女子スーパーアトム級(-49㎏)トーナメントの1回戦でシルビア・ユスケビッチ(ポーランド)と対戦し、判定勝ちを収め、準決勝へ駒を進めた。
2017年12月31日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUNDにおける女子スーパーアトム級(-49㎏)トーナメントの準決勝で、1年前に浅倉が敗れているアリーシャ・ガルシアと1回戦で対戦して勝ち上がってきたマリア・オリベイラ(ブラジル)と対戦する。オリベイラは浅倉と似た試合スタイルのアリーシャのテイクダウンをほぼディフェンスしきった上で鋭い打撃を当て完勝といえる試合内容で勝ち上がっていたため、浅倉の苦戦は免れないと見られていたが、浅倉はリフトして叩きつける豪快なテイクダウンや、マウントポジションからのパウンドや関節技など積極的な仕掛けをみせ、2ラウンドに腕ひしぎ十字固めを極めて一本勝ち、番狂わせを起こし決勝へ進出した。決勝は普段は姉のような存在でプライベートでも遊びに行くなど仲が良く、格闘技を始めるきっかけにもなったRENAとの対戦になった。序盤はタックルを切られるが、打撃には付き合わずにしつこくタックルを繰り返してテイクダウンを奪うと、チョークスリーパーでタップを拒んだRENAを絞め落とし、トーナメント優勝を飾った[7]。
2018年5月6日、RIZIN.10でメリッサ・カラジャニスと対戦し、3-0の判定勝ちを収める。その後、リングに上がったRENAの再戦要求を一時は保留したものの、「実績を作ってから」という条件付きで受諾した[8]。
2018年7月29日、RIZIN.11でRENAと対戦し、得意とするタックルを有効に決めてトップポジションから肘やパウンドを落とし、関節技も狙うなど優位に試合を進めて、3-0の判定勝ちを収めた[9]。
2018年12月31日、RIZIN.14のRIZIN女子スーパーアトム級初代王座決定戦で浜崎朱加と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負け。王座獲得ならず。
2019年3月9日、DEEP JEWELS 23でDEEP JEWELSアトム級王者の前澤智と対戦し、フルマークの完勝で判定勝利を収めた。
2019年6月2日、RIZIN.16で山本美憂と対戦し、判定負けを喫した。
2019年8月18日、RIZIN.18でアリーシャ・ザペテラと対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。
2019年12月29日、BELLATOR JAPANでジェイミー・ヒンショーと対戦し、アームロックで一本勝ちを収めた。
2021年3月21日、RIZIN.27で、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチで浜崎朱加と約2年3カ月ぶりに再戦し、1-2の判定負けを喫した[10]。
2021年12月31日、RIZIN.31で大島沙緒里と対戦し、1-2の判定負けを喫した。
戦績[編集]
総合格闘技[編集]
総合格闘技 戦績 | ||||||
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25 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
19 勝 | 1 | 6 | 12 | 0 | 0 | 0 |
6 敗 | 0 | 1 | 5 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | SARAMI | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.35 | 2022年4月17日 |
× | 大島沙緒里 | 5分3R終了 判定1-2 | RIZIN.31 | 2021年10月24日 |
× | 浜崎朱加 | 5分3R終了 判定1-2 | RIZIN.27 【RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ】 |
2021年3月21日 |
○ | あい | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.26 | 2020年12月31日 |
○ | 古瀬美月 | 1R 1:35 TKO(パウンド) | RIZIN.22 - STARTING OVER - | 2020年8月9日 |
○ | ジェイミー・ヒンショー | 3R 3:33 キムラロック | BELLATOR JAPAN | 2019年12月29日 |
○ | アリーシャ・ザペテラ | 5分3R終了 判定2-1 | RIZIN.18 | 2019年8月18日 |
× | 山本美憂 | 5分3R終了 判定0-3 | RIZIN.16 | 2019年6月2日 |
○ | 前澤智 | 5分3R終了 判定3-0 | DEEP JEWELS 23 | 2019年3月9日 |
× | 浜崎朱加 | 2R 4:34 腕ひしぎ十字固め | RIZIN.14 【RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ】 |
2018年12月31日 |
○ | RENA | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.11 | 2018年7月29日 |
○ | メリッサ・カラジャニス | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.10 | 2018年5月6日 |
○ | RENA | 1R 4:34 チョークスリーパー | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND 【女子スーパーアトム級トーナメント 決勝】 |
2017年12月31日 |
○ | マリア・オリベイラ | 2R 3:40 腕ひしぎ十字固め | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND 【女子スーパーアトム級トーナメント 準決勝】 |
2017年12月31日 |
○ | シルビア・ユスケビッチ | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -秋の陣- 【女子スーパーアトム級トーナメント 1回戦】 |
2017年10月15日 |
○ | 石岡沙織 | 5分3R終了 判定3-0 | DEEP JEWELS 17 | 2017年8月26日 |
○ | アレクサンドラ・トンシェバ | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA- | 2017年4月16日 |
○ | 下牧瀬葉月 | 1R 2:29 チョークスリーパー | DEEP JEWELS 15 | 2017年7月25日 |
× | アリーシャ・ガルシア | 5分3R終了 判定0-3 | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND | 2016年12月29日 |
○ | ホン・ユンハ | 5分2R終了 判定3-0 | DEEP JEWELS 13 | 2016年8月27日 |
○ | 檜山美樹子 | 1R 3:43 チョークスリーパー | 修斗 | 2016年7月17日 |
× | 朱里 | 3分3R終了 判定0-3 | PANCRASE 277 | 2016年4月24日 |
○ | 玉田育子 | 3分3R終了 判定3-0 | VTJ 7th | 2015年9月13日 |
○ | 古澤みゆき | 1R 2:17 チョークスリーパー | VTJ in OSAKA | 2015年6月21日 |
○ | NACHI | 3分3R終了 判定3-0 | VTJ 6th | 2014年10月4日 |
レスリング成績[編集]
- 2011年3月『クリッパン国際大会38kg級』優勝、4月『ジュニアクイーンズカップ中学生の部 40kg級』準優勝
- 2012年4月『ジュニアクイーンズカップカデット 43kg級』準優勝
- 2013年4月『ジュニアクイーンズカップカデット 46kg級』準優勝、8月全国高校総体3位
(出典、日本レスリング協会公式サイト大会結果)
獲得タイトル[編集]
- RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 女子スーパーアトム級トーナメント 優勝(2017年)
脚注[編集]
- ^ 日本レスリング協会公式サイト大会結果
- ^ [1]パラエストラ松戸公式サイト
- ^ [2]Sherdog 2022年1月3日
- ^ 【RIZIN】新女王・浅倉カンナが激白「目指すは世界最強!」東京スポーツ 2017年1月4日
- ^ 【RIZIN】年末泣いた女子高生ファイター浅倉「まだこれから」efight 2017/1/5
- ^ 【DEEP JEWELS】浅倉カンナ、今年は高校を無事に卒業efight 2017年2月26日
- ^ “浅倉カンナ、RENA破り初V「負けが自分を強く」”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2017年12月31日). 2017年12月31日閲覧。
- ^ “【RIZIN】浅倉カンナがRENAのリベンジ砕き2連勝…恋人・天心も拍手”. スポーツ報知. (2018年7月29日) 2018年7月30日閲覧。
- ^ “浅倉カンナがRENA返り討ち 判定完勝!恋人・那須川天心と花道で抱擁”. デイリースポーツonline. (2018年7月29日) 2018年7月30日閲覧。
- ^ 【RIZIN】女子王座戦がメイン! 王者・浜崎朱加vs.挑戦者・浅倉カンナ、サトシvs.徳留、武田vs.久米、クレベルが摩嶋に一本勝ち!=速報中 ゴング格闘技 2021年3月21日
外部リンク[編集]
- 浅倉カンナ (@a_kanna_) - Twitter
- 浅倉カンナ (@a_kanna_) - Instagram
- 浅倉カンナ - YouTubeチャンネル
- RIZIN 選手データ
- DEEP 選手データ
- DEEP JEWELS 選手データ
- パンクラス 選手データ
- 修斗 選手データ
- YouTube「uFit」公式チャンネル[1]でuFit代表の林ケイスケ[2]と第5回に渡って対談[3]。uFit公式ホームページ[4]のメディア内に記事を掲載[5]。
- 浅倉カンナの戦績 - SHERDOG(英語)
- ^ “uFit公式 - YouTube”. www.youtube.com. 2022年5月12日閲覧。
- ^ “Keisuke Hayashi(uFit) - YouTube”. www.youtube.com. 2022年5月12日閲覧。
- ^ (日本語) 浅倉カンナ選手の成長のきっかけ【幼少期の練習方法】 2022年5月12日閲覧。
- ^ “uFit|公式オンラインショップ” (日本語). uFit ONLINE SHOP. 2022年5月12日閲覧。
- ^ “【対談企画⑴】RIZIN出場!浅倉カンナはなぜ強いのか?” (日本語). uFit ONLINE SHOP. 2022年5月12日閲覧。