洗瓶

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洗瓶
Lab wash-bottles water EtOH.jpg
樹脂製。左:エタノール用、右:蒸留水用
別名 洗浄瓶
用途 実験器具の洗浄。水などのすすぎ液を入れ、洗浄対象にかける。

洗瓶(せんびん)はノズルのついた噴出式のボトルで、試験管やフラスコといった実験室のガラス器具等のすすぎ[1]に用いられる。多くは蒸留水を入れて用いるが、アセトンエタノール等の溶媒を入れることもある[2]。ポリエチレン製が主流だが、容器の溶出による汚染を懸念する顧客向けにガラス製も製作、販売されている[3](写真)。ボトル等を握って圧力をかけるとノズルから液が噴き出すので、これを洗浄対象にかけてすすぎを行う。洗瓶にアセトン等の引火性の有機溶媒を入れる場合、温度変化等によって漏れ出すので、湯沸器など火気の近くに放置してはならない[4]

脚注[編集]

  1. ^ students at York High School (2000-06-25), Washbottle, Basic laboratory equipment listing, Argonne National Laboratory, http://www.newton.dep.anl.gov/york/washbottle.html 2009年9月12日閲覧。 
  2. ^ 柄山正樹 (2003), “知っとく情報 洗浄ビンにキャップを!!”, 化学と教育 (日本化学会化学教育協議会) 51 (11): 703, http://edu.csj.jp/chemedu/tayori/51pdf/51_p702-703.pdf 2009年10月11日閲覧。 
  3. ^ サーモフィッシャーサイエンティフィック, “ガラス製洗浄瓶”, Fisher Scientific Japan General Catalog, サーモフィッシャーサイエンティフィック, Cat.No. 03-403, http://www.fishersci.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=03403 2009年10月11日閲覧。 
  4. ^ 火災事故の実例がある。大阪府立大学工学研究科安全対策委員会 (2005), “9. 応用化学科/化学工学科における安全”, 実験・実習における安全のための手引(平成17年度), 大阪府立大学, p. 143, http://www.eng.osakafu-u.ac.jp/Japanese/05zaigaku/tebiki_pdf/09.pdf 2009年10月11日閲覧。