波佐村

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はざむら
波佐村
廃止日 1956年8月1日
廃止理由 新設合併
雲城村今福村波佐村金城村
現在の自治体 浜田市広島県山県郡北広島町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 島根県
那賀郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,358
国勢調査、1955年)
隣接自治体 旭村、今福村、雲城村、安城村美濃郡匹見町広島県山県郡中野村雄鹿原村八幡村
波佐村役場
所在地 島根県那賀郡波佐村大字波佐
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波佐村(はざむら)は、島根県那賀郡にあった。現在の浜田市の一部にあたる。

地理[編集]

周布川の上流部、支流の深笹川、落し谷川の合流点の地域に位置していた[1]

歴史[編集]

  • 1889年明治22年)4月1日、町村制の施行により、那賀郡波佐村、長田村、小国村が合併して村制施行し、波佐村が発足[1][2]
  • 1953年(昭和28年)12月1日 - 大字波佐字滝平の一部を広島県山県郡八幡村に編入[3]
  • 1956年(昭和31年)8月1日 - 那賀郡雲城村、今福村と合併して金城村が新設され廃止[1][2]

産業[編集]

  • 農業、製紙業[1]

天然記念物[編集]

波佐の中心集落付近の特定の地域に群生していたカワシンジュガイが、1937年、生息南限の地として天然記念物指定地となったが昭和18年台風第26号の水害で絶滅した[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 32 島根県』394頁。
  2. ^ a b 『市町村名変遷辞典』288頁。
  3. ^ 『市町村名変遷辞典』830頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]