法廷侮辱罪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

法廷侮辱罪(ほうていぶじょくざい)とは、裁判所規則・命令などの権威を害する行為である。

概説[編集]

法廷侮辱罪は、法廷警察権に基づき、裁判所または裁判官が発した命令に違反して、その職務執行を妨害した場合に成立する。

裁判所が高い権威を持っているからこそ、成立しうる罪である。

そのため、裁判所が検察の関与無く即決かつ独自に処罰することができる。

陪審による審理を経ず、略式手続で処罰されるが、近年では制約を課される傾向にある。

この罪には、裁判所の審理妨害をする直接侮辱や、裁判所の命令に従わないなどの間接侮辱も含まれる。

英米法における法廷侮辱[編集]

英米法では、裁判官の自由裁量にゆだねられているという点において、非常に強力かつ特異な制度であると言える。 そのため、裁判所による濫用を避ける目的で、アメリカでは言論の自由や労働争議について、裁判所の権限を制限する制度が考案されている。

関連項目[編集]