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沖の島 (愛媛県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
沖の島

沖の島の空中写真。右下の島は竹ヶ島。
2019年10月5日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地 日本愛媛県
所在海域 宇和海豊後水道
座標 北緯33度11分19秒 東経132度16分06秒 / 北緯33.18861度 東経132.26833度 / 33.18861; 132.26833座標: 北緯33度11分19秒 東経132度16分06秒 / 北緯33.18861度 東経132.26833度 / 33.18861; 132.26833
面積 0.18 km²
最高標高 71 m
沖の島の位置(愛媛県内)
沖の島
沖の島
沖の島 (愛媛県)
沖の島の位置(日本内)
沖の島
沖の島
沖の島 (日本)
プロジェクト 地形
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沖の島(おきのしま)とは、愛媛県宇和島市にある無人島。宇和島市の沖合い、日振島の約600m沖合いに位置する。面積0.18km2の小島。「沖ノ島」と表記するものもあるが、本記事では国土地理院地形図の表記に従い、「沖の島」と表記する。

概要

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最高標高70mでアコウ樹等が自生しており、周囲には砂洲が広がっている。島のすぐ東には同様の無人島である竹ヶ島がある。島の東部の砂洲にはハマユウが群生し、愛媛県指定の天然記念物となっている[1]。一時は害虫により壊滅的な打撃を被っていたが、地元中学生の世話等により、よみがえっている。

太平洋戦争の前頃には、日振島の北部、能登集落の漁民がテングサ等を採取する共有地であった。現在でも、周囲は好漁場である。1977年(昭和52年)に南岸に桟橋が設置されているが定期航路等はない。 1949年(昭和24年)のデラ台風による106名の犠牲者[2]を追悼するための日振島遭難者慰霊碑[3]が、1962年(昭和37年)に遭難の現場に最も近いこの島に建てられた。

歴史

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脚注

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  1. ^ 県指定天然記念物 ハマユウ (PDF) 愛媛県教育委員会文化財保護課
  2. ^ 県指定 ハマユウ宇和島市 天然記念物
  3. ^ 昭和24年のデラ台風 - 四国災害アーカイブス
  4. ^ 消防年表 - 総務省消防庁
  5. ^ 愛媛県史 社会経済6 社 会(昭和62年3月31日発行) - データベース『えひめの記憶』

関連項目

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外部リンク

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