池内克史

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池内 克史(いけうち かつし、1949年 - )は、日本コンピュータビジョン分野の計算機科学者

大阪府生まれ。MIT人工知能研究所、電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)、カーネギーメロン大学ロボティクス研究所、東京大学生産技術研究所東京大学大学院情報学環を経て、2015 年よりマイクロソフトリサーチアジア首席研究員。

1978年 東京大学 工学博士 論文は 「Graph description principle based on image processing by human(人間の視覚のモデル化に基づく図形記述方針)」。[1]

MIT人工知能研究所時代に明るさ解析と呼ばれる1枚の画像から陰影の差にもとづき奥行情報を得るアルゴリズムの開発にとりくみ、とくに、滑らかさ拘束(smoothness constraint)を提案したことで有名である。カーネギーメロン大学ロボティクス研究所時代には、人間の行動をみてそれをまねる人まねロボットの開発に取り組み、東京大学にておいて、この方式で、ヒューマノイドロボットに会津磐梯山踊りをおどらせた。また、東京大学において、 アンコールトム遺跡バイヨン寺院の立体データを取得したことでも知られている。

2011年IEEE PAMI Distinguished Researcher Award2012年紫綬褒章2015年大川賞受賞/受章。

2018年現在、guide 2 researchによればH-indexが日本人研究者のなかで最も高い78となっている。

著作[編集]

  • Digitally archiveing cultural objects Ikeuchi and Miyazaki eds, Springer, 2008
  • 『3次元デジタルアーカイブ』 / 池内克史, 大石岳史編著. -- 東京大学出版,2010
  • 『3次元映像ハンドブック』 / 尾上守夫, 池内克史, 羽倉弘之編集. -- 朝倉書店,2006
  • 『コンピュータビジョン』 / 谷内田正彦編 ; 池内克史 [ほか] 共著. -- 丸善, 1990. -- (Maruzen advanced technology / 菅野卓雄 [ほか] 編集 ; 電子・情報・通信編 ; I05)
  • 『視覚情報工学の技法による仮想現実感システムのための幾何/光学モデルの自動生成』 / 研究代表者 池内克史. -- 池内克史, 2000
  • 『知と美のハーモニー : 猪瀬ロッジからのメッセージ : 軽井沢土曜懇話会講演集』 / 末松安晴編 ; 1 - 5. -- 国立情報学研究所, 2003
  • ヒューマン・インフォマティクス 金出武雄+高野明彦ほか共著 工作舎 2005 ISBN 978-4-87502-386-9

脚注[編集]

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  1. ^ 博士論文書誌データベース

外部リンク[編集]