江田憲司

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日本の旗衆議院議員 江田 憲司
Kenji Eda Sakado 20141203.JPG
生年月日 (1956-04-28) 1956年4月28日(60歳)
出身地 日本の旗 岡山県岡山市
出身校 東京大学法学部
学位・資格 法学士
行政書士
前職 国家公務員通商産業省
桐蔭横浜大学客員教授
所属委員会 懲罰委員会(理事)
世襲
選出選挙区 神奈川8区
当選回数 5回
所属党派 自由民主党→)
無所属→)
みんなの党→)
(無所属→)
結いの党→)
維新の党→)
民進党
会館部屋番号 衆議院第2議員会館610号室
ウェブサイト 江田けんじNET
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江田 憲司(えだ けんじ、1956年4月28日 - )は、日本政治家通産官僚民進党所属の衆議院議員(5期)。

来歴[編集]

岡山県岡山市生まれ。父は警察官岡山大学教育学部附属中学校岡山県立岡山操山高等学校東京大学法学部卒業。通商産業省(現経済産業省)に入省し、その後自民党から衆院選へ出馬した。自民党を離党後は生涯無所属として選挙では戦っていたが、みんなの党に参加後は政党を複数回変え現在は民進党に所属している。

2013年8月、みんなの党幹事長を渡辺喜美代表の発議により解任される。同年12月、みんなの党に離党届を提出し、みんなの党を離党(離党届は受理されず、除名処分が下った)[1]。その後、江田を含む離党届を提出した13人に加え、江田が幹事長を解任された際に離党していた柿沢未途が合流して結いの党を結党し、代表に就任した[2]

2014年9月、結いの党・日本維新の会の合流により維新の党の結党に参加し、旧日本維新の会代表の橋下徹、旧結いの党代表の江田が、維新の党の共同代表に就任した[3]。同年12月の第47回衆議院議員総選挙では、比例南関東ブロックへの重複立候補を辞退し、維新の党公認で神奈川8区から出馬[4]。自民党前職の福田峰之を4万票超の大差で破り、5選。選挙後、橋下が共同代表を辞任したため、共同代表の役職が廃止され、新設された代表に江田が就任した[5]

2015年5月17日、維新の党が最大の政治課題として掲げてきた大阪都構想大阪市特別区設置住民投票で否決され、党最高顧問の橋下徹大阪市長は市長任期終了後に政界を引退することを宣言し、江田も責任を取り党代表の辞職を表明した。

19日の両院議員総会で、後任に松野頼久幹事長が選出された[6]

2016年民進党結党に伴い代表代行に就任。

政策・主張[編集]

労働組合の利権解体と原発ゼロ政策[編集]

労働組合などの利権団体の岩盤を打ち砕かないと規制改革できない」[7]としたうえで東京電力東京電力労組既得権益を守るための利権団体として「既得権益と戦い、電力会社を解体する」とした。そのうえで「電気料金を10分の1にして原発をゼロにする」としている[8]

憲法[編集]

憲法改正[編集]

憲法改正論議において、自民党が環境権、財政規律条項、緊急事態条項の3項目について優先的に議論する方針を打ち出したことについては、「国民的な合意が得やすいところからやっていこうというのは一つのやり方だ」と述べ、理解を示している[9]

自主憲法制定[編集]

2014年5月24日東京都内で記者団に対し、合流を志向する日本維新の会結いの党の間で調整していた共通政策に「自主憲法制定」を盛り込む方針について、「自主憲法制定という言葉はイデオロギー色が強い。民主党をはじめ他の野党を含む再編を目指すうえで大きな障害になる」と述べ、反対意見を表明した[10]

集団的自衛権[編集]

2014年5月12日BS11のテレビ番組に出演し、自らが代表を務める結いの党及び日本維新の会の合流により結成される新党に関して、「新党の基本政策や綱領に『違うよ』と言って出て行く人は仕方ない」と述べ、憲法改正や集団的自衛権の行使容認をめぐり見解を異にする日本維新の会の所属議員は引き留めない考えを示した。また、集団的自衛権の行使容認について「本当に行使を容認しなければ国民の生活が脅かされるならば考えるが、個別的自衛権の範囲で対応できるのではないか」「意図を持って今は限定と言っているが、将来丸々集団的自衛権を認めたい勢力がいる。この際、蟻の一穴でも開けておこうと思っているのではないか」と述べ、行使容認に慎重な姿勢を示した[11]

消費増税[編集]

2014年11月9日消費税率の10%への引き上げを先送りする方針を決定した安倍晋三首相に対し、「これまでの方針の大転換だから、やはり国民に信を問うべきだ」と述べ、衆議院の解散による総選挙の必要性を主張した[12]。一方で、同年11月21日衆議院解散後には「何のための解散なのか、国民そっちのけ解散では?」と、安倍首相による衆議院の解散を批判した[13]

選択的夫婦別姓[編集]

民法改正による選択的夫婦別姓制度の導入にどちらかといえば賛成[14]

年譜[編集]

テレビ出演[編集]

著書[編集]

人物[編集]

  • 趣味は「食べ歩き」「温泉旅行」。議員になる前は「テニス、スキー、ゴルフ」[15]
  • 家族は妻と男の子2人[15]

脚注[編集]

  1. ^ “みんな、江田氏を除名処分 その他の離党届け13人には辞職勧告”. 産経新聞. (2013年12月18日). http://www.sankei.com/politics/news/131218/plt1312180020-n1.html 2014年12月31日閲覧。 
  2. ^ “結いの党旗揚げ 江田氏、再編へ「党解消も辞さず」”. 日本経済新聞. (2013年12月18日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1802E_Y3A211C1000000/ 2014年12月31日閲覧。 
  3. ^ “「維新の党」が結党大会 衆参53議員で船出”. 朝日新聞. (2013年9月22日). http://www.asahi.com/articles/ASG9P5R2CG9PPTIL00V.html 2014年12月31日閲覧。 
  4. ^ “維新、比例名簿を発表=近畿1位に小沢氏【14衆院選】”. 時事通信. (2014年12月1日). http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412/2014120100831 2014年12月31日閲覧。 
  5. ^ “橋下氏が維新共同代表を辞任、江田氏が代表に”. 産経新聞. (2014年12月23日). http://www.sankei.com/politics/news/141223/plt1412230007-n1.html 2014年12月31日閲覧。 
  6. ^ “維新新代表に松野氏=野党結集へ「しっかり準備」-幹事長は柿沢氏”. 時事通信. (2015年5月19日). http://archive.fo/VS52a 2015年7月21日閲覧。 
  7. ^ 原発ゼロと既得権打破で野党再編を - 江田憲司・代表に聞く
  8. ^ 江田憲司「原発村と自民党の陰謀」すべて、すっぱ抜く!
  9. ^ “維新・江田氏、改憲3項目優先に理解”. 産経ニュース. (2015年3月12日). http://www.sankei.com/politics/news/150312/plt1503120045-n1.html 2015年4月26日閲覧。 
  10. ^ “結い・江田代表:自主憲法制定は野党再編の障害”. 毎日新聞. (2014年5月24日). http://archive.fo/lWZcQ 2014年5月25日閲覧。 
  11. ^ “結い江田氏、石原氏念頭に「基本政策違うと出る人は仕方ない」 集団的自衛権行使容認勢力も批判”. 産経新聞. (2014年5月13日). http://www.sankei.com/politics/news/140513/plt1405130038-n1.html 2014年5月18日閲覧。 
  12. ^ “「増税先送りなら解散を」維新・江田共同代表”. 産経新聞. (2014年11月9日). http://www.sankei.com/politics/news/141109/plt1411090008-n1.html 2014年12月31日閲覧。 
  13. ^ 2014年11月22日朝日 “「国民そっちのけ解散では」維新・江田代表”. 朝日新聞. (2014年11月22日). http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/elex/ASGCP62KRGCPUTFK01W.html 2014年11月22日朝日 2014年12月31日閲覧。 
  14. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
  15. ^ a b 公式プロフィール

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

党職
先代:
結成
民進党代表代行
蓮舫長妻昭と共同
安住淳細野豪志と共同

2016年 -
次代:
現職
先代:
共同代表制より
維新の党代表
初代:2014年 - 2015年
次代:
松野頼久
先代:
結成
維新の党共同代表
橋下徹と共同
初代:2014年
次代:
単独代表制へ
先代:
結成
結いの党代表
初代:2013年 - 2014年
次代:
維新の党
先代:
結成
みんなの党幹事長
初代:2009年 - 2013年
当初はパートナー(党務)
次代:
浅尾慶一郎