江宮隆之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

江宮 隆之(えみや たかゆき、1948年 - )は日本歴史小説作家、時代小説作家、ノンフィクション作家。戦国時代の造詣に深く、特に甲斐武田氏に関する作品、歴史書を多く著している。

略歴[編集]

山梨県生まれ。中央大学法学部卒業。1989年(平成元年)、奥州藤原氏の祖・藤原経清の武勇と苦悩を描いた『経清記』にて、第13回歴史文学賞を受賞しデビュー。1995年(平成7年)、朝鮮半島において陶磁器を研究し、彼の地に骨を埋めた陶芸評論家浅川巧の生涯を描いた『白磁の人』において第8回中村星湖文学賞を受賞した。主に史実に即した伝記的な歴史小説を手掛ける。歴史的人物以外にも、上記『白磁の人』を始めとした、近現代の人物を題材にした小説、ノンフィクションも多数ある。また、自身の地元、甲斐国/山梨県関連の人物作品も多く手掛けており、「甲陽鎮撫隊」時代の土方歳三近藤勇を描いた異色の新選組作品『歳三奔る』などがある。近年は「大江戸瓦版始末」シリーズなどの「文庫書き下ろし時代小説」作品も執筆している。

受賞歴[編集]

著書[編集]

※ 単行本の刊行順に記す。

『夢之介夢想剣 厄介屋助太刀三昧』(2006年、学研M文庫)
  • 沙也可 義に生きた降倭の将』(2005年、結書房)
  • 石田三成』(2006年、学研M文庫)
  • 『冬萌の朝 新・白磁の人』(2006年、柏艪舎)
  • 『十兵衛非情剣 密謀』(2006年、二見書房時代小説文庫)
  • 真田幸隆』(2006年、学研M文庫)
  • 山本勘助とは何者か 信玄に重用された理由』(2006年、祥伝社新書
  • 『貴三郎あやつり草紙 斬奸』(2007年、学研M文庫)
  • 『二人の勘助 風林火山外伝』(2007年、結書房)
  • 『母ちゃん(オンマ)』(2007年、河出書房新社)
  • 伊達政宗』(2007年、学研M文庫)
  • 小早川隆景』(2007年、学研M文庫)
  • 『二人の銀河鉄道 嘉内賢治』(2008年、河出書房新社)
  • 『大江戸瓦版始末 影法師』(2008年、ベスト時代文庫)
『大江戸瓦版始末 写楽の首』(2008年、ベスト時代文庫)
  • 黒田官兵衛』(2008年、学研M文庫)
  • 北条綱成 関東北条氏最強の猛将』(2008年、PHP文庫)
  • 『昭和まで生きた最後の大名 浅野長勲 安芸広島四十二万六千石十四代藩主』(2008年、グラフ社
  • 井伊直政家康』(2008年、学研M文庫)
  • 柳沢吉保 でっちあげられた悪徳大名』(2009年、グラフ社)
  • 片倉小十郎景綱 独眼竜の名参謀』(2009年、学研M文庫)
  • 『龍馬の影 悲劇の志士・赤松小三郎』河出書房新社 2010
  • 浅井長政 信長を追いつめた義弟』学研M文庫 2010
  • 『江戸三〇〇年大名たちの興亡 戦国武将から最後の殿様まで』学研M文庫 2010
  • 太原雪斎今川義元 東海に覇を唱えた軍師と名将』PHP文庫 2010
  • 團十郎海老蔵 歌舞伎界随一の大名跡はこうして継承されてきた 学研新書 2011
  • 『天下の雨敬、明治を拓く 鉄道王雨宮敬次郎の生涯』河出書房新社 2012
  • 『将軍慶喜を叱った男堀直虎』祥伝社 2013
  • 『慈雨の人 韓国の土になったもう一人の日本人』河出書房新社 2013 曽田嘉伊智
  • 『朝鮮を愛し、朝鮮に愛された日本人』祥伝社新書 2013
  • 『明治維新を創った男 山縣大貳伝(2014年、PHP研究所) ISBN 4569820255
  • 立花宗茂「義」という生き方』KADOKAWA 新人物文庫 2014
  • 明智光秀「誠」という生き方』KADOKAWA 新人物文庫 2015

関連項目[編集]

外部リンク[編集]