江住駅

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江住駅
駅舎(2005年8月)
駅舎(2005年8月)
えすみ
Esumi
和深 (5.6km)
(3.0km) 見老津
所在地 和歌山県西牟婁郡すさみ町江住912-4
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 W 紀勢本線(きのくに線)
キロ程 242.0km(亀山起点)
新宮から61.8km
電報略号 エス
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
17人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1938年昭和13年)9月7日[1]
備考 無人駅
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江住駅(えすみえき)は、和歌山県西牟婁郡すさみ町江住にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)のである。

歴史[編集]

この駅は1933年9月、国鉄紀勢西線の周参見駅から当駅までの開通と共に終着駅として開業したが、その約2年後の1940年8月には当駅から串本駅まで開通し終着駅でなくなった。その後当駅は1959年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至る。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を持ち列車同士の行き違いが可能な地上駅である。駅舎は線路南側に配置されており、ホームへは新宮寄りに設けられた遮断機・警報機付きの構内踏切で連絡している。

古くからの木造駅舎・出札口が残っていて、駅舎内には地元の住民の俳句などが飾られており、ベンチが所狭しと並べられ地元住民お手製の座布団なども敷かれている。新宮駅管理の無人駅自動券売機乗車駅証明書発行機は設置されていない。

のりば[編集]

のりば 路線 行先
1 W きのくに線 紀伊田辺和歌山方面
2 串本新宮方面

駅周辺[編集]

このあたりでは海岸線ぎりぎりにまで山が迫っている。当駅はそのような山が江住川によって削られてできた河口の、わずかな平地の部分にある。当駅は江住の集落の中心部ではなく、端に位置している。駅前には民家や喫茶店などが数軒あり、駅前の道を東方面に少し進むと、江住の集落の中心部に出る。逆に駅前の道を見老津方面へ進むと国道に下ることができる。ここからは枯木灘の海が見える。宮脇俊三はこのあたりが紀勢本線の車窓の白眉であると評した。

当駅を最寄とするスポットのうち特筆すべきものが江須崎である。江須崎は暖地性植物群落が見られ昭和28年(1953年)には国の天然記念物に指定された。駅から見老津方面に国道をしばらく進み江須之川の集落からは南方向に折れると江須崎に行くことができる。江須崎を一周する遊歩道も用意されている。

利用状況[編集]

1日の平均乗車人員は以下の通りである。[3]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1998 53
1999 49
2000 37
2001 28
2002 21
2003 18
2004 14
2005 16
2006 19
2007 19
2008 18
2009 20
2010 18
2011 12
2012 14
2013 18
2014 17

その他[編集]

かつては明光バスが日置(奥志原)方面へのバスを運行していたが2013年に撤退。また、熊野交通串本方面へのバスを運転していたがこちらも2015年に撤退し、当駅付近を経由する民間バス路線は消滅した。現在、前者はすさみ町住民バス、後者は串本町コミュニティバスにて路線の一部が代替されているが本数は僅少である。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
W きのくに線(紀勢本線)
和深駅 - 江住駅 - 見老津駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。
  2. ^ 日本国有鉄道公示S60.3.12公181
  3. ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』

関連項目[編集]

外部リンク[編集]