永渕康之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

永渕 康之(ながぶち やすゆき、1959年 - )は、日本の文化人類学者、名古屋工業大学教授。

兵庫県尼崎市生まれ。1982年大阪大学人間科学部卒、ウダヤナ大学(バリ)留学、1988年大阪大学大学院人間科学研究科後期課程退学[1]。2004年「神々の領分 バリ島における宗教制度の成立過程をめぐる歴史人類学的研究」で阪大博士(人間科学)。1988年-1989年9月大阪大学人間科学部助手。カリフォルニア大学バークレー校、オランダ・ライデン大学客員研究員を経て、名古屋工業大学助教授、教授。1999年『バリ島』でサントリー学芸賞受賞。

著書[編集]

翻訳[編集]

  • ジョージ・E.マーカス,マイケル・M.J.フィッシャー『文化批判としての人類学 人間科学における実験的試み』紀伊国屋書店 文化人類学叢書 1989
  • アン・ローラ・ストーラー『肉体の知識と帝国の権力 人種と植民地支配における親密なるもの』水谷智,吉田信共訳 以文社 2010

論文[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]