永久寺 (台東区三ノ輪)

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永久寺
所在地 東京都台東区三ノ輪2-14-5
位置 北緯35度43分47.55000秒 東経139度47分32.81640秒 / 北緯35.7298750000度 東経139.7924490000度 / 35.7298750000; 139.7924490000座標: 北緯35度43分47.55000秒 東経139度47分32.81640秒 / 北緯35.7298750000度 東経139.7924490000度 / 35.7298750000; 139.7924490000
山号 養光山
院号 金錍院
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 南北朝時代
札所等 江戸五色不動の目黄不動
法人番号 6010505000174 ウィキデータを編集
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永久寺(えいきゅうじ)は、東京都台東区にある天台宗寺院江戸五色不動の「目黄不動」としても知られている。

歴史[編集]

南北朝時代開山された。当初は真言宗の寺院であったが、その後禅宗(臨済宗曹洞宗のどちらか)や日蓮宗と転宗を繰り返した[1]

江戸時代に圭海によって、天台宗の寺院となった。当寺はこれまで「唯識院」→「白岩寺」→「大乗坊」→「蓮台寺」と寺名の変遷を繰り返したが、寛文年間(1661年 - 1673年)に現在の「永久寺」に改称し、定着した[1]山田浅右衛門家に先立って死刑執行人をつとめた山野永久が刑死者の供養のためにこの寺を再建した。寺号の「永久寺」は彼の名に由来する。山野永久が使ったが寺宝として伝わっている[2]

墓所[編集]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 養光山金錍院永久寺天台宗東京教区
  2. ^ 松本和也 著『台東区史跡散歩(東京史跡ガイド6)』学生社、1992年、115-116p

参考文献[編集]

  • 松本和也 著『台東区史跡散歩(東京史跡ガイド6)』学生社、1992年

関連項目[編集]