氷川神社 (川越市)

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氷川神社
Kawagoe Hikawa shrine 01.jpg
所在地 埼玉県川越市宮下町2-11-3
位置 北緯35度55分39秒
東経139度29分19秒
座標: 北緯35度55分39秒 東経139度29分19秒
主祭神 素戔嗚尊、奇稲田姫命、大己貴命、脚摩乳命、手摩乳命
社格 別表神社
創建 欽明天皇2年
本殿の様式 入母屋造
例祭 10月14日、10月15日
地図
氷川神社の位置(埼玉県内)
氷川神社
氷川神社
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氷川神社(ひかわじんじゃ)は、埼玉県川越市宮下町にある神社太田道灌以来、川越の総鎮守とされ歴代川越藩主の篤い崇敬を受けた。

国の重要無形民俗文化財である川越まつり(川越氷川祭)は毎年10月14日に氷川神社にて斎行される「例大祭」、直後に行われる「神幸祭」や「山車行事(祭礼)」から成り立っている。

氷川神社に古くから伝わる「境内の玉砂利を持ち帰り、たいせつにすると良縁に恵まれる」との言い伝えにちなみ、本殿前の白い玉砂利を巫女が麻の網に包み、神職がお祓いした「縁結び玉」が毎朝8時より20体頒布されている。

毎年、七夕を含む夏には境内に飾られた2,000個以上の江戸風鈴に、願いを書いた短冊を結ぶ祭事「縁むすび風鈴」で賑わう。

敷地内には、結婚式場の氷川会館があり、埼玉県内では唯一の神社隣接の専門結婚式場として知られる。また、結婚式で執り行われる誓いの儀式「結い紐の儀」は川越氷川神社独自の儀式として商標登録されている。

埼玉県さいたま市大宮区氷川神社と区別するため、川越氷川神社と称されることもある。

なお、川越市内に氷川神社は当社を含めて14社ある。

祭神[編集]

素戔嗚尊奇稲田姫命大己貴命脚摩乳命手摩乳命。2組の夫婦神が鎮座していることから古くから夫婦円満・縁結びの神社として信仰されている。

歴史[編集]

老いらくの 身をつみてこそ 武蔵野の 草にいつまで 残る白雪

社殿・境内[編集]

祭事・年中行事[編集]

  • 良縁祈願祭:毎月八日八時八分および毎月第四土曜日八時八分に斎行。(八が末広がりの縁起の良い数のため。申込多数の場合は同日八時三八分にも斎行)詳しくはホームページを参照。
  • 川越氷川祭1652年慶安4年)、川越藩主・松平信綱時代に開始された。毎年10月14日15日に開催されていたが、1997年平成9年)より10月第3土曜日・日曜日へ変更となった。29基もの山車を有し、毎年15基前後が隔年で曳き回される。
  • お衾替神事:12月28日に行われる神事。本殿内陣に紅白の絹を捧げる。
  • 大祓7月31日12月31日に斎行。日頃の身の穢れを洗い流す祭事。
  • 縁むすび風鈴:2014年から始まった祭事。7月初めから9月にかけて開催。境内に2000個以上の江戸風鈴が並ぶ「風鈴回廊」が設置され、願いごとが書かれた短冊を結び付けることができる。

文化財[編集]

  • 本殿:埼玉県指定有形文化財
  • 川越氷川祭:重要無形民俗文化財指定
  • 八坂神社社殿 1637年寛永14年)建造、江戸城内より移築):埼玉県指定文化財
  • 書画
    • 『川越氷川祭礼絵巻』江野楳雪:川越市指定有形民俗文化財
    • 『川越氷川祭礼絵馬』長谷川雪渓:埼玉県指定文化財
    • 『高島流炮術額』:川越市指定有形民俗文化財
    • 『黒馬図大絵馬』:川越市指定有形民俗文化財
    • 『朝鮮通信使行列図大絵馬』:川越市指定有形民俗文化財

所在地・交通[編集]

埼玉県川越市宮下町2-11-3

川越氷川神社下車すぐ。喜多町下車徒歩5分。 小江戸巡回バス(イーグルバス)氷川神社前下車すぐ。

脚注[編集]

  1. ^ 『博物館だより』13号、川越市立博物館、1995(参照:[1]
  2. ^ 神社のサイトには「木造鳥居としては日本一」とあるが、日本一の木造鳥居と称されるものは他にも存在する(厳島神社、北口本宮冨士浅間神社など)。

参考文献[編集]

  • 『川越市の文化財』川越市教育委員会
  • 『日本の神仏の辞典』大島建彦他編集

関連項目[編集]

外部リンク[編集]