水路測量

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水路測量(すいろそくりょう)とは、水域測量及びこれに伴う土地の測量並びにその成果を航海に利用させるための地磁気の測量をいう[1]。水路測量は測量船によって行われることが多いが、航空機でも実施される[2]

水路測量では、目に見えない海底の深さや地形などの測定を行うため、高度な技術と高い精度を必要とする。測量して得られたデータなどは大変貴重なものであり、船舶交通の安全のため海上保安庁発行の海図や水路通報などに採用され、 さらにそれらを有効に活用できるよう、広く一般に利用されるなど、海と関わりを持つ多くの人々に様々に活用される[3]

海上保安庁以外の者が、その費用の全部又は一部を国又は地方公共団体が負担し、又は補助する水路測量を実施しようとするときは、海上保安庁長官の許可を受けなければならない。但し、学術上の目的をもつて行う測量、局地的な測量等について国土交通省令で定める場合は、この限りでない[1]

海上保安庁長官は、水路測量を実施しようとするときは、あらかじめその区域、期間その他必要な事項を公示しなければならない。海上保安庁の職員は、水路測量又は海象観測(潮汐・海潮流・波浪海氷及びこれらに関連する諸現象の観測をいう)のため必要があるときは、国、地方公共団体又は私人が所有し、占有し、又は占用する土地又は水面に立ち入ることができる。海上保安庁の職員は、水路測量を実施するためやむを得ない必要があるときは、あらかじめ所有者又は占有者の承諾を得て、障害となる植物又はかき、さく等を伐除することができる。海上保安庁長官は、水路測量又は海象観測を実施して成果を得たときは、これを公表しなければならない[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 水路業務法”. elaws.e-gov.go.jp. e-Gov法令検索. 2022年7月18日閲覧。
  2. ^ 水路測量とは”. www1.kaiho.mlit.go.jp. 2022年7月18日閲覧。
  3. ^ 水路測量”. www1.kaiho.mlit.go.jp. 海上保安庁 海洋情報部(利用規約・一部改変). 2022年7月18日閲覧。

外部リンク[編集]