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水素イオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

水素イオン(すいそイオン、: hydrogen ion)という用語は、国際純正・応用化学連合によって、水素及びその同位体の全てのイオンを表す一般名として勧告されている[1]

イオンの電荷によって、陽イオン陰イオンの2つの異なる分類に分けることができる。

「水素イオン」というと普通は「ヒドロン」を指す。

陽イオン

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ヒドロニウムイオン
ズンデルカチオン

水素が電子を失うと、以下の陽イオンが形成されうる。

さらに、上記の陽イオンとの反応によって形成されるイオンや水和物も水素イオンと呼ばれる。

ズンデルカチオンとアイゲンカチオンは、グロッタス機構に従うプロトンの拡散において重要な役割を果たしている。

陰イオン

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水素が追加で電子を獲得すると、水素化物イオンが形成される。

関連項目

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出典

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  1. ^ Compendium of Chemical Terminology, 2nd edition McNaught, A.D. and Wilkinson, A. Blackwell Science, 1997 [ISBN 0-86542-684-8], also online