水沢有美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
みずさわ ゆみ
水沢 有美
生年月日 (1951-09-08) 1951年9月8日(68歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
職業 歌手女優声優
ジャンル テレビドラマ
配偶者 有賀恒夫
著名な家族 小沢不二夫(父)
事務所 水沢有美事務所
主な作品
テレビドラマ
俺たちの旅
青春ド真中!
テンプレートを表示

水沢 有美(みずさわ ゆみ、1951年9月8日[1][2] - )は、日本歌手女優声優。本名(旧姓)、小沢 有美[1][2]。父親は、作家・作詞家の小沢不二夫[2]

東京都出身[1][2]東邦音楽大学附属東邦高等学校卒業[1][2]エヌ・エー・シー[2]東京俳優生活協同組合を経て[1]、水沢有美事務所(提携=株式会社クイーンズカンパニー[3]およびコントロールプロダクション[4])所属。

来歴・人物[編集]

6歳の時に初舞台。その後、テレビドラマ『ロック物語』にレギュラー出演。この時期、あるテレビ番組に出演した際、水沢 有美と誤表記され、以後芸名として使用するようになる[2]

東宝ニュータレント第5期生、同期に前田美波里豊浦美子らがいた。歌手志望だったが、1966年にテレビドラマ『青春とはなんだ』の高校生役として本格的に女優デビュー。以降、日本テレビ系列で放送された『青春ド真中!』までの青春シリーズには、常連として出演し続けた。とくに1975年の『俺たちの旅』では、主演のカースケ(中村雅俊)、オメダ(田中健)、グズ六(秋野太作)らが住むアパートたちばな荘の大家・坂田大伍郎(名古屋章)の娘でいろは食堂の看板娘・奈美役で人気を博した。

また、1966年10月、西郷輝彦とのデュエット曲「兄妹の星」で念願の歌手デビューをはたす。同曲はレコード70万枚の売り上げを記録するヒット曲となる。1973年には、ヤマハ主催の第5回ポピュラーソングコンテスト東京大会で知り合った古家杏子(ふるや杏)とのユニット「乙女座」を組みパーカションとピアノによるデュエットグループとして活動。1975年に事務所の閉鎖で活動休止するが、2005年12月の水沢有美デビュー40周年記念ライブを機に再結成し、現在も不定期だが乙女座としてのライブ活動をおこなっている。2013年9月には乙女座結成40周年記念ライブを行った。アメリカ滞在(1988年頃から約10年)もあり空白期間はあったが、帰国後も女優、声優、歌手として、またNHKテレビの英語講座の出演者やカルチャー・スクールでの英語の講師など幅広い活動をおこなっている。

日舞坂東流名取。日本泳法有段者。石寒太主宰の俳誌「炎環」同人。俳号は水沢水音(みおん)であり、2013年10月の巻頭句に選ばれている[5]。2016年11月に東久邇宮文化褒賞を受賞[6]

夫の音楽プロデューサー・有賀恒夫(トニー有賀)との間に2児あり[7]

特技はピアノ[1][2]日本舞踊[1]三味線[1]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

  • ロック物語(1963年、NET) - みどり(最終シリーズレギュラー)
  • 青春とはなんだ(1965年 - 1966年、NTV) - 小沢祐子(第18話から)
  • これが青春だ(1966年 - 1967年、NTV) - 秋山道子(第19話まで)
  • でっかい青春(1968年、NTV) - 柳田春江
    • 第30話「クビになった雷先生」
    • 第38話「青春のキャンパス」
    • 第41話「青春ばんざい」
  • 進め!青春(1968年、NTV) ‐ 由美
  • 嫁ゆかば (1969年、CX) - 平林冬美
  • 颱風とざくろ 第1話(1969年、NTV) - 女子大生(第2話はクレジットのみで未出演)
  • 見合い恋愛 第6話「素敵なライバル」(1969年、NTV) - 柴田靖子
  • 奥さま!タイヘンです(1969年、TBS
  • 樅ノ木は残った(1970年、NHK) - なみ
  • 右門捕物帖 第21話「二十一番手柄 女殺し出世地獄」(1970年、NTV) - 女中・おあつ
  • ケンちゃんトコちゃん(TBS) - 洋子先生(泉幼稚園)
    • 第6話「学校と幼稚園」(1970年)
    • 第19話「チックタック騒動」(1970年)
    • 第50話「さよならは嫌い」(1971年)
  • ゴールドアイ 第18話「恐怖の空中密輸」(1970年、NTV)
  • 鬼平犯科帳(NET / 東宝)
    • 第11話「老盗の夢」(1969年)
    • 第39話「猿(ましら)の銀次郎」(1970年) - みよ
  • 明智小五郎 第18話「恐怖シリーズ 土曜日の夜何かが起こる」(1970年、12ch
  • 遠山の金さん捕物帳(NET)
    • 第21回「女で出世する男」(1970年)
    • 第78回「赤ちゃんを盗んだ男」(1972年)
  • 銭形平次(CX)
    • 第242話「縛られ地蔵」(1970年)
    • 第585話「船宿の女たち」(1977年)
  • 旗本退屈男(高橋英樹主演版) 第11話「縄抜けおりん」(1970年 - 1971年、CX)
  • 殉愛(1971年、CX) - 葉子
  • さぼてんとマシュマロ 第5話・第13話・第19話(1971年‐ 1972年、NTV)‐ 雑誌記者(「週刊プレイガール」)
  • 一心太助 第20話「駆落ち者です今晩は!」(1972年、CX) - お光
  • ケーキ屋ケンちゃん 第4話「ひみつのプレゼント」(1972年、TBS) - 大石先生
  • 飛び出せ!青春 第12話「ガラクタ楽団全員集合!」(1972年、NTV) - 桐山悦子(教生)
  • 越前竹人形(1973年、 TBS / 東宝
  • アイアンキング 第16話「トラギラスを倒せ!」(1973年、TBS) - 江崎祥子
  • 大江戸捜査網 第2シリーズ 第51話「裏切られた男の約束」(1973年、12ch)
  • 気になる嫁さん 第16話「思う心は一つ」(1972年、NTV) - 事務員
  • 仮面ライダー 第91話「ゲルショッカー恐怖学校へ入学せよ!!」(1972年、MBS / 東映) - 山辺由美
  • パパと呼ばないで 第33話「父親3人組」(1973年、NTV) - 田宮
  • 池田大助捕物日記 第14話「年の初めの雪あかり」(1975年、CX)
  • 新・七人の刑事 - 七人の刑事特別編 第3話「さらば友よ」(1975年、TBS)
  • 太陽にほえろ!(NTV / 東宝)
    • 第164話「バラの好きな君へ」(1975年) - 伊藤純子
    • 第208話「ひとり立ち」(1976年) - 大崎家の家政婦
    • 第223話「あせり」(1976年) - てる子
    • 第475話「さらば! スニーカー」(1981年) - 今里幸子
    • 第495話「意地ッ張り」(1982年) - 袴田律子
    • 第555話「一枚の絵」(1983年) - 坪内恵子
    • 第641話「二度死んだ女」(1985年) - 島崎俊絵(高田理絵)
    • 第710話「殺意との対決・橘警部」(1986年) - 夏目絵里子
    • 太陽にほえろ! PART2 第10話「DJ刑事・ステバチ作戦」(1987年) - 矢嶋夫人
  • 少年探偵団 第1話、第2話「UFO地球を襲う 1、2」(1975年、NTV / 日本現代企画) - ピアノ教師
  • 江戸の旋風シリーズ(CX / 東宝)
  • 俺たちの旅(1975年 - 1976年、NTV) - 坂田奈美
  • 俺たちの朝(1976年 - 1977年、NTV / 東宝) - 大谷光子
  • 夜明けの刑事 第90話「スッポン刑事の大勝負」(1976年、TBS / 大映テレビ
  • いろはの"い" 第12話「そむく娘達」(1976年、NTV / 東宝) - 吉岡リョウコ
  • 特別機動捜査隊 第785回「暴走時代」(1976年、NET / 東映)
  • 特捜最前線ANB / 東映)
    • 第81話「女逃亡犯25時!」(1978年)
    • 第298話「カナリアを飼う悪徳刑事!」(1983年)
  • 青春ド真中! (1978年、NTV / ユニオン映画) - 堀込ドキ子
  • チェックメイト78 第10話「バベルの塔を崩す警部」(1978年、ABC
  • 気になる天使たち 第13話「小さなお別れ」(最終話)(1981年、CX / 東宝) - 松山すみ子
  • 陽あたり良好! 第1話「ひだまり荘の下宿人」(1982年、NTV / 東宝) ‐ 団地の婦人
  • 火曜サスペンス劇場 第178回「心身症の犬」(1985年、NTV) - ペットショップ店員
  • 奥様は不良少女!? 第1話「おさな妻」(1985年、CX)
  • 迷宮課刑事おみやさん 第6話「15年前のOLレイプ未遂事件が今日…!」 (1985年、ABC) - 柏木きみえ(容疑者赤塚真人の妻)
  • 月曜ドラマランドボクの婚約者」(1986年、CX)
  • 鬼平犯科帳 第7シリーズ 第10話「見張りの糸」(1997年、CX / 松竹中村吉右衛門
  • 友達の恋人(1997年、TBS)
  • さわやか3組(1997年、ETV)
  • TEAM 第1話「犯人の名は未成年」(1999年、CX) - あつしの母
  • はみだし刑事情熱系 PART4 第20話「涙と執念の単独捜査 罠にはまった女達!」(2000年、ABC)
  • 中学生日記 自転車こわい (2001年、NHK)
  • スタアの恋(2001年、CX)
  • 土曜ワイド劇場ANB→EX
  • 古畑任三郎 第39回「すべて閣下の仕業」(2004年、CX)- 大使館員の妻
  • ミステリーの女王 山村美紗物語(2006年、NTV) - 三木清司の妻 

その他テレビ番組[編集]

映画[編集]

  • 殺人狂時代(1967年、東宝) - 駅で待ち合わせしたアベックの女性
  • EKOEKO AZARAK エコエコアザラク(2001年、ギャガコミュニケーションズ )
  • 海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ(2006年) - 希代子(マキの母)

声優[編集]

  • 破裏拳ポリマー(1974年、NET)
  • 白バイ野郎ジョン&パンチ シーズン2(1979年) - シンディ・ケーヒル(ブリアン・リーリー)
  • 白バイ野郎ジョン&パンチ シーズン3~5(1979年‐1982年) - ボニー・クラーク(ランディー・オークス)
  • まことちゃん(1980年、東京ムービー新社) - 花子先生
  • スペースコブラ 第29話「極北の男・熱き血よ」(1983年、CX)
  • ひげよさらば (1984年、NHK)
  • 青春アニメ全集 第6話「日本名作文学 オリンポスの果実」(1986年、NTV)
  • ナイトライダーシーズン2 #16「激走!殺人レース荒野に死を呼ぶマッドオライダーを倒せ!!」(1987年) - サブリナ(リディア・コーネル)
  • シティーハンター (アニメ) 第45話「三姉妹は招くよ! 獠ちゃんのスキー天国」(1988年) - 高円寺美子
  • チャームド魔女三姉妹第20話「アンディの危機」 (2001年) - シャロン

舞台[編集]

  • 掌一杯の幸せ (2007年、内幸町ホール) - 武田さん
  • 8.12 - 絆 - (2008年、ラディアンホール) - 芹澤麻耶
  • 8.12 - 絆 - (2008年、シアター代官山) - 芹澤麻耶
  • 純喫茶物語2009(2009年、笹塚ファクトリー) - 石森澄子
  • 静寂のさきに(2010年、武蔵野芸能劇場) - お嬢吉三
  • 暁にいざよいて 伝承里見八犬伝(2012年、武蔵野芸能劇場) - 玉梓
  • さよならは言わない 病室より愛をこめて2(2013年、シアター代官山) - 相澤早苗
  • 語りとテルミンで紡ぐ アグニの神(2013年、建長寺方丈龍王殿) - 語り
  • ウォーラス一座第7回公演 短き不在(2014年、ワーサルシアター) - 大女優・杉山、国夫の母(二役)
  • 同居人 それでも朝はやってきる(2014年、つきじブディストホール) - 松永彩子
  • デンティスト(2014年、barジャージャン) - 十石薫
  • クローズド- 閉じ込められて -(2015年、barジャージャン) - 十石薫
  • 8.12 - 白球 -(2015年、つきじブディストホール) - 斉藤百合
  • ホテルリスボン(2015年、barジャージャン) - 十石薫ほか
  • ホテルリスボン2(2016年、BAR COREDO乃木坂) - 十石薫、前妻幽霊・美智子、現在妻・風子(三役)
  • 橋の上の二人 ~「橋の上の男」より~(2016年、南青山MANDALA) - カメラマンの女 
  • 帽子が飛んだのは風のせいじゃない(2016年、シアター代官山) - 町の資産家・白石慶子 
  • 喪服の女(2016年、テアトロジャージャン) - 主演・十石薫
  • 歌う女 M家の人々Ⅲ(2017年、テアトロジャージャン) - 主演・芳野
  • 近代能楽集2017 葵上⇔卒塔婆小町(2017年、ライブステージほっぢボッチ) 主演・六条美園
  • 食事処さつき(2017年、上野ストアハウス) - ビルのオーナー・元家豪子
  • 近代能楽集 船瓣慶 Reincaration(2018年、武蔵野芸能劇場) 静御前、桜田しずか(二役)
  • 櫻と桃の物語(2018年、テアトロジャージャン)
  • 第1回現代妖怪伝説「雪女-座敷わらし」(2019年、板橋区グリーンカレッジホール) 
  • 練馬版・父帰る(紅組)(2019年、中野区野方市民ホール) - 真理子

音楽[編集]

シングル[編集]

  • 兄妹の星 / すばらしい兄貴(1966年、クラウンレコード、CW-555) - 西郷輝彦とのデュエット
  • 学級委員 / 水引草の想い出(1967年、クラウンレコード、CW-654)
  • 君は四葉のクローバー(進一彦とのデュエット) / 北アルプスの見える丘(1968年、クラウンレコード、CW-789)
  • 夕陽にバイバイ / とっても逢いたいの(1968年、クラウンレコード、CW-875)
  • 夜の浜辺で / ほんとは好きよ(1969年、クラウンレコード、CW-943)
  • あなたのすべてを / 好きになる素材(日本コロムビア、P-124)
  • めぐり逢う日に / 日曜の朝(1972年、日本コロムビア、P-161)

乙女座

  • 自由な私 / おとぎ話(乙女座、1973年、日本コロムビア、P-238)
  • ふたりだけの窓 / 白い耳かざり(乙女座 ゆみ&杏、1974年、MGMレーベル・ポリドール、M-2516<2006 910>

LPアルバム[編集]

  • 水沢有美とポールサイモンの世界~ニュー・フォーク・ボイス誕生(1971年、日本コロムビア、JPS-5218)
  • ふたり (乙女座 ゆみ&杏 1974年、MGMレーベルド・ポリドール、MY-2002)
2007年4月にCDアルバムとしてユニバーサルミュージックよりボーナス・トラック曲2曲を加えてリバイバル発売された。
  • 小野寺昭のソロアルバム「ひとりきりの部屋」(1975年、日本コロムビア、JDX-7067)のA面2曲目「結婚するって本当ですか」にデュエットとして参加している。
  • 谷村新司のソロアルバム「海猫」(1975年、東芝EMI、ETP-72124)の収録曲「都忘れ」にデュエットとして参加している。

CD[編集]

  • リンゴ追分 / 晩香玉の花咲く宵(2006年)
  • 水沢有美 リンゴ追分(2012年、シティレコード)
晩香玉の花咲く宵/津軽のふるさと/リンゴ園の少女(再現ラジオドラマ)/リンゴ追分/君にうがなびら/君にうがなびら(カラオケ)
  • 小沢不二夫生誕100年記念作品

脚注[編集]

[ヘルプ]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、376頁。
  2. ^ a b c d e f g h 『福島民報』1973年4月4日付夕刊、4面。
  3. ^ http://queenscompany.info/?page_id=12
  4. ^ コントロールプロダクション/水沢有美[1]
  5. ^ 後掲外部リンク「炎環」2013年10月巻頭/句 2013年10月31日閲覧。空蟬のころころころころあすふあると/ドームへのまさをつらぬく椿の実/乳母車の嬰児の笑ふ原爆忌/❖戦災遺跡いまあかとんぼ乱れ飛ぶ/❖月の雨人支へ合ふ二画かな(❖印=石 寒太主宰特選)
  6. ^ 水沢有美のブログ 2016年10月16日
  7. ^ 後掲外部リンク「ゲンダイネット『あの人は今こうしている』」2010年3月14日閲覧。

外部リンク[編集]