水沢有美

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みずさわ ゆみ
水沢 有美
生年月日 (1951-09-08) 1951年9月8日(68歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
職業 歌手女優声優
ジャンル テレビドラマ
配偶者 有賀恒夫
著名な家族 小沢不二夫(父)
事務所 水沢有美事務所
主な作品
テレビドラマ
俺たちの旅
青春ド真中!
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水沢 有美(みずさわ ゆみ、1951年9月8日[1][2][3] - )は、日本歌手女優声優。本名(旧姓)、小沢 有美[1][2]

東京都出身[1][2][3]東邦音楽大学附属東邦高等学校卒業[1][2]エヌ・エー・シー[2]東京俳優生活協同組合を経て[1]、水沢有美事務所(提携=株式会社クイーンズカンパニー[4]およびコントロールプロダクション[5])所属。

父親は、作家・作詞家の小沢不二夫[2]

来歴・人物[編集]

6歳の時に初舞台。その後、テレビドラマ『ロック物語』にレギュラー出演。この時期、あるテレビ番組に出演した際、水沢 有美と誤表記され、以後芸名として使用するようになる[2]

東宝ニュータレント第5期生、同期に前田美波里豊浦美子らがいた。歌手志望だったが、1966年にテレビドラマ『青春とはなんだ』の高校生役として本格的に女優デビュー。以降、日本テレビ系列で放送された『青春ド真中!』までの青春シリーズには、常連として出演し続けた。とくに1975年の『俺たちの旅』では、主演のカースケ(中村雅俊)、オメダ(田中健)、グズ六(秋野太作)らが住むアパートたちばな荘の大家・坂田大伍郎(名古屋章)の娘でいろは食堂の看板娘・奈美役で人気を博した。

また、1966年10月、西郷輝彦とのデュエット曲「兄妹の星」で念願の歌手デビューをはたす。同曲はレコード70万枚の売り上げを記録するヒット曲となる。1973年には、ヤマハ主催の第5回ポピュラーソングコンテスト東京大会で知り合った古家杏子(ふるや杏)とのユニット「乙女座」を組みパーカションとピアノによるデュエットグループとして活動。1975年に事務所の閉鎖で活動休止するが、2005年12月の水沢有美デビュー40周年記念ライブを機に再結成し、現在も不定期だが乙女座としてのライブ活動をおこなっている。2013年9月には乙女座結成40周年記念ライブを行った。アメリカ滞在(1988年頃から約10年)もあり空白期間はあったが、帰国後も女優、声優、歌手として、またNHKテレビの英語講座の出演者やカルチャー・スクールでの英語の講師など幅広い活動をおこなっている。

日舞坂東流名取。日本泳法有段者。石寒太主宰の俳誌「炎環」同人。俳号は水沢水音(みおん)であり、2013年10月の巻頭句に選ばれている[6]。2016年11月に東久邇宮文化褒賞を受賞[7]

夫の音楽プロデューサー・有賀恒夫(トニー有賀)との間に2児あり[8]

趣味は俳句[3]。特技はピアノ[1][2]日本舞踊[1][3]三味線[1][3]英会話[3]パーカッション[3]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

その他テレビ番組[編集]

映画[編集]

  • 殺人狂時代(1967年、東宝) - 駅で待ち合わせしたアベックの女性
  • EKOEKO AZARAK エコエコアザラク(2001年、ギャガコミュニケーションズ )
  • 海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ(2006年) - 希代子(マキの母)

声優[編集]

  • 破裏拳ポリマー(1974年、NET)
  • 白バイ野郎ジョン&パンチ シーズン2(1979年) - シンディ・ケーヒル(ブリアン・リーリー)
  • 白バイ野郎ジョン&パンチ シーズン3~5(1979年‐1982年) - ボニー・クラーク(ランディー・オークス)
  • まことちゃん(1980年、東京ムービー新社) - 花子先生
  • スペースコブラ 第29話「極北の男・熱き血よ」(1983年、CX)
  • ひげよさらば (1984年、NHK)
  • 青春アニメ全集 第6話「日本名作文学 オリンポスの果実」(1986年、NTV)
  • ナイトライダーシーズン2 #16「激走!殺人レース荒野に死を呼ぶマッドオライダーを倒せ!!」(1987年) - サブリナ(リディア・コーネル)
  • シティーハンター (アニメ) 第45話「三姉妹は招くよ! 獠ちゃんのスキー天国」(1988年) - 高円寺美子
  • チャームド魔女三姉妹第20話「アンディの危機」 (2001年) - シャロン

舞台[編集]

  • 掌一杯の幸せ (2007年、内幸町ホール) - 武田さん
  • 8.12 - 絆 - (2008年、ラディアンホール) - 芹澤麻耶
  • 8.12 - 絆 - (2008年、シアター代官山) - 芹澤麻耶
  • 純喫茶物語2009(2009年、笹塚ファクトリー) - 石森澄子
  • 静寂のさきに(2010年、武蔵野芸能劇場) - お嬢吉三
  • 暁にいざよいて 伝承里見八犬伝(2012年、武蔵野芸能劇場) - 玉梓
  • さよならは言わない 病室より愛をこめて2(2013年、シアター代官山) - 相澤早苗
  • 語りとテルミンで紡ぐ アグニの神(2013年、建長寺方丈龍王殿) - 語り
  • ウォーラス一座第7回公演 短き不在(2014年、ワーサルシアター) - 大女優・杉山、国夫の母(二役)
  • 同居人 それでも朝はやってきる(2014年、つきじブディストホール) - 松永彩子
  • デンティスト(2014年、barジャージャン) - 十石薫
  • クローズド- 閉じ込められて -(2015年、barジャージャン) - 十石薫
  • 8.12 - 白球 -(2015年、つきじブディストホール) - 斉藤百合
  • ホテルリスボン(2015年、barジャージャン) - 十石薫ほか
  • ホテルリスボン2(2016年、BAR COREDO乃木坂) - 十石薫、前妻幽霊・美智子、現在妻・風子(三役)
  • 橋の上の二人 ~「橋の上の男」より~(2016年、南青山MANDALA) - カメラマンの女 
  • 帽子が飛んだのは風のせいじゃない(2016年、シアター代官山) - 町の資産家・白石慶子 
  • 喪服の女(2016年、テアトロジャージャン) - 主演・十石薫
  • 歌う女 M家の人々Ⅲ(2017年、テアトロジャージャン) - 主演・芳野
  • 近代能楽集2017 葵上⇔卒塔婆小町(2017年、ライブステージほっぢボッチ) 主演・六条美園
  • 食事処さつき(2017年、上野ストアハウス) - ビルのオーナー・元家豪子
  • 近代能楽集 船辨慶 Reincaration(2018年、武蔵野芸能劇場) 静御前、桜田しずか(二役)
  • 櫻と桃の物語(2018年、テアトロジャージャン)
  • 第1回現代妖怪伝説「雪女-座敷わらし」(2019年、板橋区グリーンカレッジホール) 
  • 練馬版・父帰る(紅組)(2019年、中野区野方市民ホール) - 真理子

音楽[編集]

シングル[編集]

  • 兄妹の星 / すばらしい兄貴(1966年、クラウンレコード、CW-555) - 西郷輝彦とのデュエット
  • 学級委員 / 水引草の想い出(1967年、クラウンレコード、CW-654)
  • 君は四葉のクローバー(進一彦とのデュエット) / 北アルプスの見える丘(1968年、クラウンレコード、CW-789)
  • 夕陽にバイバイ / とっても逢いたいの(1968年、クラウンレコード、CW-875)
  • 夜の浜辺で / ほんとは好きよ(1969年、クラウンレコード、CW-943)
  • あなたのすべてを / 好きになる素材(日本コロムビア、P-124)
  • めぐり逢う日に / 日曜の朝(1972年、日本コロムビア、P-161)

乙女座

  • 自由な私 / おとぎ話(乙女座、1973年、日本コロムビア、P-238)
  • ふたりだけの窓 / 白い耳かざり(乙女座 ゆみ&杏、1974年、MGMレーベル・ポリドール、M-2516<2006 910>

LPアルバム[編集]

  • 水沢有美とポールサイモンの世界~ニュー・フォーク・ボイス誕生(1971年、日本コロムビア、JPS-5218)
  • ふたり (乙女座 ゆみ&杏 1974年、MGMレーベルド・ポリドール、MY-2002)
2007年4月にCDアルバムとしてユニバーサルミュージックよりボーナス・トラック曲2曲を加えてリバイバル発売された。
  • 小野寺昭のソロアルバム「ひとりきりの部屋」(1975年、日本コロムビア、JDX-7067)のA面2曲目「結婚するって本当ですか」にデュエットとして参加している。
  • 谷村新司のソロアルバム「海猫」(1975年、東芝EMI、ETP-72124)の収録曲「都忘れ」にデュエットとして参加している。

CD[編集]

  • リンゴ追分 / 晩香玉の花咲く宵(2006年)
  • 水沢有美 リンゴ追分(2012年、シティレコード)
晩香玉の花咲く宵/津軽のふるさと/リンゴ園の少女(再現ラジオドラマ)/リンゴ追分/君にうがなびら/君にうがなびら(カラオケ)
  • 小沢不二夫生誕100年記念作品

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、376頁。
  2. ^ a b c d e f g h 『福島民報』1973年4月4日付夕刊、4面。
  3. ^ a b c d e f g 水沢有美 - 日本タレント名鑑
  4. ^ http://queenscompany.info/?page_id=12
  5. ^ コントロールプロダクション/水沢有美[1]
  6. ^ 後掲外部リンク「炎環」2013年10月巻頭/句 2013年10月31日閲覧。空蟬のころころころころあすふあると/ドームへのまさをつらぬく椿の実/乳母車の嬰児の笑ふ原爆忌/❖戦災遺跡いまあかとんぼ乱れ飛ぶ/❖月の雨人支へ合ふ二画かな(❖印=石 寒太主宰特選)
  7. ^ 水沢有美のブログ 2016年10月16日
  8. ^ 後掲外部リンク「ゲンダイネット『あの人は今こうしている』」2010年3月14日閲覧。

外部リンク[編集]