水平対向16気筒

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ポルシェが開発した水平対向16気筒エンジン

水平対向16気筒(すいへいたいこうじゅうろっきとう)はレシプロエンジン等のシリンダー配列形式の一つで、16個のシリンダーが8個ずつ水平に対向して配置されている形式である。当記事では専らピストン内燃機関のそれについて述べる。海外ではフラット16 (Flat-Sixteen) とも呼ばれ、F16と略されることもある。また、ボクサー16 (Boxer-16) とも呼ばれ、B16と略される場合もある。

この形式のエンジンは、モータースポーツ用としてごくわずかに開発された例がある。

ひとつはイギリスのエンジン製造メーカーであるコヴェントリー・クライマックス1963年から1965年に掛けてF1用の1.5リッター水平対向16気筒エンジン「FWMW」(2.13 x 1.60" 220/225 bhp @ 12,000 rpm 2 valve/cyl (209 bhp measured))を開発した。ブラバムロータスは実際にこのエンジンを搭載すためのシャーシを開発していたが、当時の現行エンジンであったクライマックスV8エンジンの採用と開発が優先され、選手権に投入されることはなかった。

また、スポーツカーレースの分野では、ポルシェが北米のCan-Amシリーズに参戦するポルシェ・917においてツインプラグ形式の水平対向16気筒を開発し、いくつかのテストに投入されたがこれもレースに投入されることなく終わった。

関連項目[編集]