民俗経済学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

民俗経済学(みんぞくけいざいがく、: Folklore economics)とは、世界の各地域に生活する人々の暮らしを、それぞれの地域の文化慣習伝統的文化信念経済社会制度の相互依存関係において捉え、この立場から世界各地域の経済や経営および社会制度を分析し、変化発展のに焦点を合わせて、何を残し、何をどのように変えていくべきかに答えるために地域性のある判断基準そのものを考察する学問である。

日本民俗経済学会[編集]

日本民俗経済学会(Japan Folklore Economic Association)が1994年(平成6年)4月に設立された[1]。同会編『民俗経済学研究』シリーズへの学術論文からの言及は、CiNii全文検索で確認できる。

脚注[編集]

  1. ^ 朝日新聞群馬版1995年6月9日「群馬の県民性を的確に分析 上武大学教授の故根岸謙之助さん」。上武大学教授菅野英機が会長、根岸謙之助が幹事と報じられている。根岸は折口信夫に師事し、第30回柳田賞を「医療民俗学論」で受賞した人物。

関連文献[編集]