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殺人者たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
殺人者たち
The Killers
ポスター
監督 ドン・シーゲル
脚本 ジーン・L・クーン
原案 アーネスト・ヘミングウェイ
製作 ドン・シーゲル
出演者 リー・マーヴィン
アンジー・ディキンソン
ジョン・カサヴェテス
音楽 ジョニー・ウィリアムズ
撮影 リチャード・L・ローリングス
編集 リチャード・ベルディング
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 日本の旗 1964年5月30日[1]
アメリカ合衆国の旗 1964年7月7日[2]
上映時間 93分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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殺人者たち』(さつじんしゃたち、原題:The Killers)は、1964年に公開されたドン・シーゲル監督作のアメリカ映画アーネスト・ヘミングウェイの短編小説「殺人者」の短いプロットを基に大きくシナリオを膨らませ、1946年にロバート・シオドマク監督で製作されたフィルム・ノワール殺人者」のリメイクである。

本作はもともとテレビ映画として製作されたが、NBCがテレビ映画としては暴力的すぎると判断し、ユニバーサル・ピクチャーズによって劇場公開されることになった経緯がある。実際に、1960年代中期の水準としては苛烈な暴力描写が頻出し、ドン・シーゲルのキャリアの中期以降の作風を決定づけた作品の一つである。

ストーリー

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プロットは「過去を抱えた男が、逃げも抵抗もせずに暗殺者の手で殺されることを選んだ」というヘミングウェイの短編を元に、男の過去を追い、さまざまな証言による過去のフラッシュバックを挿入して明らかにしていく、という設定に膨らませたシオドマク版を大筋で踏襲しているが、シオドマク版では調査に当たる狂言回し役のキャラクターを保険会社の調査員としたのに対し、本作では「男を殺した殺し屋たち自身が、儲け話のネタと見て男の調査に乗り出す」という意表を突いた改変を採り、結果暴力的なシークエンスが大いに増大した。

殺し屋コンビに扮した、寡黙で冷酷なリー・マーヴィンと幼児的な残虐性を持つクルー・ギャラガーは全編にわたって凶悪さをさらけ出す。彼らが盲学校における冒頭の殺人シーンで、盲目の受付女性に容赦なく暴力を振るう描写により端的に印象付けた演出はシーゲルの面目躍如たるもので、二人が男の過去を知る者たちを次々に尋ね、しばしば暴力をもって証言を暴き出そうとする行動も強烈なものである。ジョン・カサヴェテス扮する殺された男の職業はシオドマク版でバート・ランカスターが演じたボクサーから、レース界を追われた元カーレーサーに換骨奪胎され、回想シークエンスで描かれる犯罪シーンなども、それに応じた設定に変えられている。

公開時、リー・マーヴィンは一番好きな映画だと発言した[3]。のちにアメリカ合衆国大統領となるロナルド・レーガンの俳優としてのキャリア末期に当たる出演作であり、また俳優出身だが映画監督としても才能を発揮し始めていたジョン・カサヴェテスの俳優としての代表作でもある。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
NET フジテレビ
チャーリー・ストロムリー・マーヴィン小林清志
シーラ・ファーアンジー・ディキンソン富田恵子二階堂有希子
ジョーニー・ノースジョン・カサヴェテス山内雅人金内吉男
リークルー・ギャラガー市川治前田昌明
アール・シルベスタークロード・エイキンス木村幌雨森雅司
ミッキー・ファーマーノーマン・フェル仁内建之寺島幹夫
ジャック・ブローニングロナルド・レーガン富田耕生久米明
ミス・ワッツンヴァージニア・クリスティーン英語版渡辺知子
ジョージ・フレミングロバート・フィリップス英語版村松康雄
不明
その他
N/A槐柳二
浅井淑子
千々松幸子
篠原大作
緑川稔
篠原大作
小関一
山田俊司
北村弘一
吉田理保子
加藤修
小山まみ
日本語版スタッフ
演出山田悦司
翻訳山田実
効果PAG
調整山田太平栗林秀年
制作グロービジョン
初回放送1971年7月24日
土曜映画劇場
21:00-22:26
1977年9月16日
ゴールデン洋画劇場

脚注

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  1. 殺人者たち”. キネマ旬報. 2012年4月2日閲覧。
  2. Release dates for The Killers”. IMDb. 2012年4月2日閲覧。
  3. Epstein, Dwayne. “Lee Marvin: The Mind Behind the Muscle”. Outre. 2007年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2012年4月9日閲覧.

外部リンク

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