死印

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
死印
ジャンル 都市伝説・心霊ホラーアドベンチャー
対応機種 PlayStation Vita
PlayStation 4
Nintendo Switch
開発元 エクスペリエンス
発売元 エクスペリエンス
プロデューサー 千頭元
ディレクター 安宅元也
デザイナー 友野るい
純生文屋
シナリオ 小林邦光
佐藤広降
岡野悟
植島隆志
于浩洋
工藤英人
プログラマー 木須浩司
音楽 神保直明
美術 鈴木慎平
國分智弘
三浦友樹
人数 1人
メディア [PSVita] PSVitaカード
[PS4] BD-ROM
[Switch] Switchゲームカード
ダウンロード販売
発売日 2017年6月1日 [PSVita]
2018年1月18日 [PS4]
2018年6月28日予定 [Switch]
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
コンテンツ
アイコン
暴力
テンプレートを表示

死印』(しいん)は、エクスペリエンスより発売されたゲームソフト。

2017年6月1日PlayStation Vita版が発売され、その後PlayStation 4Nintendo Switchに移植された。

概要[編集]

エクスペリエンスの新規IPによるホラーアドベンチャーゲーム[1]。設立以来RPGを主に開発してきたエクスペリエンスとしては初となる、RPG外ジャンルのタイトルでもある。

90年代の東京都H市が舞台[2]。死へのカウントダウンを意味する謎の痣シルシを刻まれた主人公が、H市内で噂される正体不明の怪異の噂をもとに、章ごとに異なるシルシを刻まれた者たち、印人(しるしびと)と協力し、逃れられない宿命から生き残る術を必死に見つけ出すという内容。

システム[編集]

パーティ編成
各章に登場する印人から1名を同行者として選択できる。
探索・調査
探索時は、画面左上に登場するマップを頼りに、方向キーで1ブロックずつ進む。
調査時は、各ボタンを押すことにより、「探る」、「道具を使う」、「見る」ことが可能。
デッドリーチョイス
制限時間内に正解の選択肢を選ばないと霊魂が大幅に削られる、あるいは即死する。
霊魂は心霊スポット内を探索することにより見つかるボロボロのお札によって増やすことができる。
怪異との対峙
探索で発見したアイテムをコマンドで選択し行動する。選んだ道具によってはパートナーと連携することも可能。

登場人物[編集]

九条館[編集]

八敷 一男(やしき かずお)
声 - 根塚良
本作の主人公。名前変更可能。
右腕の手首にシルシがある記憶を失った中年男性。何かに誘われる様に九条館にたどり着いた。
その後は、メリイの指示に従い様々な印人と協力し、シルシの付いた原因を探る事となる。
メリイ
声 - 立花理香
九条館の当主・九条サヤに命を与えられた美しい西洋人形。意志を持ち喋ることができる。
亡くなった主人に変わり、主人公達をサポートする。
九条 サヤ(くじょう サヤ)
声 - なし
有名な心霊治療家であり、九条館の当主。
主人公が館を訪れた際には既に死亡していた。

印人(しるしびと)[編集]

渡辺 萌(わたなべ もえ)
声 - 高木友梨香
オカルト好きの女子高生。少々変り者だが、いつも明るく快活でマイペース。
H小学校でシルシをつけられ、霊能者である九条サヤの助けを求めて九条館へ現れる。
吉田 つかさ(よしだ つかさ)
声 - 高木友梨香
名門私立小学校に通う大人びた小学生男子。
裕福な家庭で育ち、誰にでも丁寧で礼儀正しいが、危険が迫ると本性が顔を覗かせる。
真下 悟(ました さとる)
声 - 川端快彰
不祥事を理由に免職された元刑事。
免職後も個人的にH小学校の疑惑を追い続け、そこで怪異にシルシを刻まれた。
長嶋 翔(ながしま しょう)
声 - 中村良太
怪我で高校野球を断念せざるを得なかったために不良となった元高校球児。
仲間思いで正義感もあるが、心霊体験には弱く、九条館には怯えて助けを求めに来た。
有村 クリスティ(ありむら クリスティ)
声 - 瀬戸英里奈
不倫騒動で降板を余儀なくされた元人気ニュースキャスター。自殺するためにH城樹海を訪れていた。
霊感が強く、不思議な声や霊らしき影を見ることができる。
森宮 すず(もりみや すず)
声 - 富沢恵莉
強い霊感を持つ小学生。
複雑な環境に育ったため、とても大人びた性格をしている。
中松 栄太(なかまつ えいた)
声 - 加瀬雅洋
33歳無職。電子掲示板中毒のオカルトマニア。
月間「オーパーツ」の読者投稿欄で知り合った森宮に兄のように慕われている。
柏木 愛(かしわぎ あい)
声 - 船戸ゆり絵
H市を拠点に活動しているローカルアイドルグループ、「ラブ&ヒーロー」の中心メンバー。
正義感が強く、曲がったことが大嫌い。特技はピアノの演奏で弾き語りもできる。
安岡 都和子(やすおか とわこ)
声 - 加瀬雅洋
年齢不詳の著名な占い師。
銀座の一等地に店を構え、顧客には政治家もいるなど信奉者は多い。
広尾 まどか(ひろお まどか)
声 - 石飛恵里花
大手製薬会社に所属する研究員。
冷静沈着な理性の信奉者で、オカルトには極端な拒否反応を示す。
大門 修治(だいもん しゅうじ)
声 - 根塚良
軍医中佐だった祖父の影響で医師を志し、H市でクリニックを営む。
腕は良いものの患者や医療に対してドライで、あまり評判は芳しくない。常に顔色が悪い。
バンシー伊東(バンシーいとう)
声 - 川端快彰
H市地下壕に居住しているホームレスの老人。
同所に関しては非常に詳しい。また、霊視の類の力も持っている。

その他[編集]

黒いウサギ
主人公達の前に度々現れる謎のウサギ。
山下 大輔(やました だいすけ)
声 - 川端快彰
H市内にある廃校、H小学校の警備員。
木村 正男(きむら まさお)
声 - 山下大毅
H城樹海を自殺目的で彷徨う中年男性。

怪異[編集]

花彦くん
誰もいないはずの学校で鏡を見ると現れる異様な子供。
「ぼく、きれい?」と質問し、「はい」と答えると「赤いのちょうだい」と言い残して消える。
また、大人が嫌いで、質問相手が大人だった場合は体中の血液を抜かれ殺される。
死体の傍には、一輪の血に濡れた真っ赤な薔薇が残されている。
森のシミ男
自殺や死体遺棄などの噂が絶えないH城樹海に出現する身体中に黒いシミがある大男。
出会ったものに「蜂が好きか?」と問い、「はい」と答えた者を笑いながら襲う。
くちゃら花嫁
H市内のとある電話ボックスに現れる花嫁姿の幽霊。
電話に出ると「くちゃくちゃ」という不気味な音を鳴らし、「あなた見たの?」と聞いてくる。
「見てない」と答えた者は見たいものを聞かれ、探し物の在り処等を教えてくれる。
ずう先生
元研究員であり、H小学校の元教員てもある白衣を着た女幽霊。
教員時代は理科室で多くの実験動物を飼っていたため、生徒からはずう(Zoo)先生と呼ばれていた。
観音兵
第二次世界大戦の末期、シルシらしき痣の付いた者たちが陸軍の秘密研究所に集められ開発していた何か。
雨の赤ずきん
雨の日、K市内のホテル街に出現する赤いレインコートを着た少女。
客引きだと勘違いして一緒にホテルに入った者は行方不明になる。
行方不明になった者たちは、しばらくして正気を失った姿で発見され、自殺を遂げるなど悲惨な最期を迎える。

開発[編集]

エクスペリエンスは自社のファンを増やしたいという考えから、得意とするRPG以外のジャンルに挑戦するため本作を開発した[3]

企画の初期段階では、新規のユーザーへのアピールだけでなく既存のユーザーも楽しませるためにRPGの要素を残し、キャラクターメイキングと戦闘システムにハック&スラッシュの要素が含まれていた[3]。そこへ『ジェネレーション エクス』などの開発経験を活かし、「『呪いの印』を刻まれた者たちが力を合わせる」という内容のハック&スラッシュRPGということにしようとしたが、ホラーとRPGの相性の悪さが判明したため、最終的にはRPGの要素を排除し、ホラーの要素を強化しするために往年のアドベンチャーゲームに近いシステムを採用した[3]

開発にあたり、スタッフたちの間でJホラー的な「怖さ」の度合いについての議論がすすめられ、自分たちの体験などを活かしつつも、プレイヤーの行動から恐怖を呼び起こすポイントを様々な方面からつきつめた[3]

関連作品[編集]

  • NG - 心霊ホラーシリーズ第2弾となる姉妹作。2018年9月13日に発売が予定されている[4]

出典[編集]

外部リンク[編集]