武藤英明 (指揮者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
武藤 英明
出生名 武藤 英明
生誕 1948年????
出身地 日本の旗 日本 雲仙市
学歴 桐朋学園大学
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者
担当楽器 指揮

武藤 英明(むとう ひであき、1948年昭和23年) - )は日本指揮者

経歴[編集]

長崎県雲仙市生まれ。3歳で千葉県船橋市に移る。中学3年生のときに船橋吹奏楽団に所属し、トランペットを担当する[1]。その後桐朋学園大学に進み、斎藤秀雄戸田邦雄らに学ぶ。1976年にチェコプラハに渡り、ズデネェク・コシュラーヴァーツラフ・ノイマンヴァーツラフ・スメターチェクに師事。1977年、国際バルトーク・セミナーにて最優秀指揮者に輝く。1986年にプラハ放送交響楽団の客演常任指揮者に就任[2]すると、1990年には同団を率いてプラハの春音楽祭に出演[3]。また1994年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団およびプラハ合唱団を率いてドイツ、ベルギーにて演奏旅行を行ったほか、1995年にはフランクフルト放送交響楽団指揮者に就任。同年カーネギー・ホールにてベートーヴェン作曲交響曲第9番「合唱付き」を演奏する[4]。現在に至るまでチェコを拠点にヨーロッパ各地の名門オーケストラを指揮している[5]

日本国内においては、1986年サントリーホールオープニングシリーズにおいてプラハ放送交響楽団を指揮して日本デビュー。その後、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団日本公演(1987年)、プラハ交響楽団FOK日本公演(2001年-)など、度々ヨーロッパのオーケストラを率いて来日している[6]。日本のオーケストラでは、札幌交響楽団日本フィルハーモニー交響楽団読売日本交響楽団新日本フィルハーモニー交響楽団名古屋フィルハーモニー交響楽団広島交響楽団などを指揮。特に名古屋フィルハーモニー交響楽団とは強い信頼関係を築いており、これまでに首席客演指揮者(1996-1998)、客演常任指揮者(1998-2001)、客演指揮者(2001-2005)を歴任したほか、2004年には同団を率いて2度目となるプラハの春音楽祭に出演している[7]。またアマチュアオーケストラにも度々客演するなど、市民や青少年へのオーケストラ教育にも積極的に取り組んでいる[8]

日本のテレビ・映画業界とも縁が深く、1995年にはNHKドラマ「八月の叫び」において日本人チェリスト役で出演したほか、2008~2010年にはフジテレビ制作のだめカンタービレ 新春スペシャル in ヨーロッパおよび映画のだめカンタービレ 最終楽章において指揮指導を行った[9]。また2013年4月28日にフジテレビ系列で放送されたほこ×たて「究極の体内時計 3分対決」に「指揮者」として出演、対戦相手は落語家の林家たい平、ボクシング選手の渡部あきのり、ロンドン五輪10000m代表の新谷仁美内職のプロの4名が選ばれたが、その際「体内に音楽的なメトロノームが入っている」と語り、見事優勝してみせた[10]。更に2014年には映画「ミンヨン 倍音の法則」にも出演[11]

ディスコグラフィ[編集]

  • Mozart Piano Concertos D minor, A Major(1996年)-(ターリヒ室内管弦楽団)
  • Dvořák Serenade E Major Janáček Suite for String Orchestra(1997)-(ターリヒ室内管弦楽団)
  • 名古屋フィルハーモニー交響楽団ライヴシリーズ1(2005年2月23日発売)-(2004年プラハの春音楽祭における名古屋フィルとの ドヴォルザーク作曲交響曲第8番ライブ録音)
  • 「行進曲」-世界に冠たる日本のマーチ-(2018年12月19日発売)-(ロンドンフィル)
  • モーツァルト交響曲第41番「ジュピター」&交響曲第40番(2007年12月12日発売)-(チェコフィル)

主な著作[編集]

  • スメタナ弦楽四重奏団が語るクヮルテットのすべて(1998年、音楽之友社)

出演作品[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]

先代:
不明
プラハ放送交響楽団
客演常任指揮者

1986–?
次代:
不明
先代:
不明
フランクフルト放送交響楽団
指揮者

1995–?
次代:
不明
先代:
高関健
常任指揮者
名古屋フィルハーモニー交響楽団
首席客演指揮者、客演常任指揮者、客演指揮者

1996–2005
次代:
沼尻竜典
常任指揮者