歌謡ドッキリ大放送!!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歌謡ドッキリ大放送から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動
歌謡ドッキリ大放送!!
ジャンル 音楽バラエティ番組
演出 山口是利
成田信夫
出演者 関口宏
高見知佳
南美希子
鳥越マリ
野沢直子
保坂正紀
ほか
製作
プロデューサー 竹田賢一
皇達也
北村英一
制作 テレビ朝日
放送
音声形式 モノラル放送ステレオ放送1983年1月~)
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 1980年4月 - 1986年9月
放送時間 日曜 13:45 - 14:55
放送分 70分
テンプレートを表示

歌謡ドッキリ大放送!!』(かようドッキリだいほうそう)は、テレビ朝日ほかで放送されていた音楽バラエティ番組である。製作局のテレビ朝日では1980年4月から1986年9月まで、毎週日曜 13:45 - 14:55 (日本標準時) に放送。

概要[編集]

関口宏が司会を務めていた日曜午後の番組で、ゲスト歌手による歌のコーナー以外にもさまざまな企画コーナーを設けていた。番組序盤は50人の子供たちがゲストに質問をするコーナー、中盤は選ばれたゲスト1組がゲームに挑戦するコーナー、終盤は小松政夫が進行役を務めるトークコーナーという構成。特に終盤のトークコーナーにはゲストもダンスに参加するサブコーナーを設けるなど、タイトル通りにゲストや視聴者をドッキリさせる要素を取り入れていた。番組収録は毎週木曜日に行われていた[1]

この番組は番組販売により、日本各地の放送局で放送されていた。近畿地方においてはテレビ朝日系列局である朝日放送では放送されず、代わりにKBS京都サンテレビテレビ和歌山の3局で放送されていた。

出演者[編集]

司会[編集]

レギュラー[編集]

スタッフ[編集]

  • 構成:松岡孝、かとうまなぶ、日高はじめ、植竹公和、飯田誠一、伊藤義信、内堀尚
  • 演奏(一週でも担当したことのあるバンド):豊岡豊とスイングフェイス、岡本章生とゲイスターズ、原信夫とシャープスアンドフラッツ、森寿男とブルーコーツ
  • コーラス:ミンクス
  • 編集:東北新社
  • ディレクター:成田信夫、湧口義輝、大村正二、鍵谷伸宏、瀬戸口修
  • 演出:山口是利、成田信夫
  • プロデューサー:竹田賢一、皇達也、塚本康二、北村英一
  • 制作著作:テレビ朝日

主なコーナー[編集]

ちびっ子ドッキリインタビュー[編集]

番組序盤のコーナーで、毎回50人の子供たちがゲストにさまざまな質問をぶつけた。コーナー開始時にはシャッターが開き、コーナー終了時にはブザーが鳴ってシャッターが下りるという演出があった。当初はゲストの回答に対して子供たちがどう思うかのアンケートを取っていたが、これはやがて廃止された。

このコーナーは、1989年9月に『水曜スーパーテレビ』で放送された『加トちゃんケンちゃんスペシャル』で1度だけ復活したことがある。

スタードッキリルーレット[編集]

ゲストがさまざまなゲームに挑戦していたコーナー。「ゲームルーレット」と呼ばれるルーレットでゲームの種類を決めた後、「ゲストルーレット」でそのゲームに参加するゲストを決めた。ゲスト全員が参加する際には、ゲストルーレットを省略することもあった。ゲームは、フレンチカンカンダンサーの衣装に付いている言葉を探して当てる「ぴったしカンカン踊り」(TBSぴったし カン・カン』のパロディ)や、画鋲の付いた羽子板で風船を羽根突きするゲームなどがあった。

当初は小松政夫が進行役を務めていたが、担当がせんだみつおに変わってからは「せんみつのダブルルーレット」と題して行われるようになった。

スタードッキリ日記[編集]

ゲストの1人がマイクの前に立ち、スタッフが作成した奇妙な日記を読むコーナー。その日記のワンフレーズは、ヒット曲の歌詞の部分を使用していた。そして最後は、ザ・ドリフターズの「ドリフのほんとにほんとにご苦労さん」のワンフレーズ「ほんとにほんとにほんとにほんとに、ごくろうさん」で締めるというものだった。和田アキ子に関するフレーズではゴジラの鳴き声「ガオー!」になるのが定番であり、和田本人の前でも使われたことがある。

コマっちゃんのごきげんよう[編集]

小松政夫が淀川長治に扮し、ゲストの1人を招いてトークをするコーナーで、コーナー後半はそのゲストも参加する踊りのコーナーとなっていた。後者の進行方式は前期と後期とでは異なっていたが、いずれにおいてもゲストが踊り終わると小松が「表彰状、○○殿、あんたはエライ!」という台詞とともに表彰状を手渡していた。

前期
突然チリ紙交換車風のアナウンス「毎度、お騒がせいたしております。こちらはタコフン音頭でございます」が入って小松が姿を消し、入れ替わりで祭礼の衣装を着たチアリーダーと男児たちがコンバットマーチとともに現れた(男児たちは赤いを締めていた。後に、褌を締めたタコの着ぐるみが参加するようになった)。そしてチアリーダーと男児たちが「代々木上原の小松さーん!」と叫ぶと、鉢巻を締めて額に扇子をかざした赤い法被と赤い褌姿の小松が現れ、「今日も元気だ、お尻が綺麗!タコフン音頭で日本全国花盛り!」と口上を述べた後、ゲストとともに「タコフン音頭」を歌いながら踊っていた。
テレビ朝日の期首特番『オールスター番組対抗ボウリング大会』でも、番組内の応援としてこれを行ったことがある。
後期
突然保坂正紀が現れ、彼がアナウンスを始めると小松は姿を消すが、その後しばらくして小松がロックンローラーに扮して再登場し、「エライあんたのロックンロール」をゲストとともに踊りながら歌っていた。「エライあんたのロックンロール」の歌の間には「パンツしたままウ○チした!」という台詞が入っていたが、時にはこの台詞を週替わりで「ペチャパイもみもみ馬鹿踊り!」などの別の台詞に差し替えることもあった。

スタードッキリ芸能クイズ[編集]

上記「コマっちゃんのごきげんよう」に替わって行われていたコーナーで、毎回1人のゲストが『クイズタイムショック』形式のクイズに挑戦していた。問題は、前期では12問、後期では10問あった。好成績を収めると、天井から大量の紙吹雪が降り、海外旅行が贈られた。ただし3問以下だと、ナレーターが「キツイ一言」と称して行う強烈な質問に答えなければならない罰ゲームを課せられた(この時には落雷の演出が入った)。

スタジオセットの構成は、前期では解答席が画面左から右へ移動するパターン。後ろの電飾は正解なら赤、不正解なら青が灯るというもので、不正解だとセット後ろにある巨大なハンマーを模したものが動き、それが解答者席にいるゲストの頭に直撃した。もちろんハンマーは柔らかい材質でできている上に、頭に当たった時に入る衝撃音も単なる効果音だった。後期では解答席は固定され、正解するたびに花びら状にランプが付く構成だった。

備考[編集]

  • 放送第1回では、前番組『笑アップ歌謡大作戦』の司会者・山城新伍が大写しされた紙をぶち破って関口宏が登場し、「山城さんは火曜日に移りました」と前番組の放送曜日変更の旨を伝える演出があった。
  • 1986年4月8日に18歳の若さで自らの命を断った岡田有希子が最後にテレビ出演したのが、同年4月20日にオンエアされたこの番組だった。当該回の収録は岡田の死の4日前にあたる4月4日に行われ、20日当日には一旦お断りのテロップ(収録日)を入れた上でそのまま放送。岡田が「くちびるNetwork」を歌い終えた直後のシーンでは、「つつしんで岡田有希子さんのご冥福をお祈りします。」というテロップが表示された。
  • 2009年2月8日放送の特別番組『50時間テレビ・あのシーンをもう一度!伝説の高視聴率超大ヒット人気番組ぜ〜んぶ見せます!スペシャル』で、本番組紹介時に「ちびっ子ドッキリインタビュー」でゲストに質問をぶつける子供50人がいる座席部分の映像が出されたが、肖像権への配慮からぼかし処理が施されていた。
  • 2010年1月1日放送の『心に残るニッポンの歌』、『お願いランキング』内の「ストライク・ミュージック」、『さまぁソン!』といったテレビ朝日の懐メロ番組において流される1980年代の歌謡曲の映像は、多くがこの番組の映像である。

放送局[編集]

放送対象地域 放送局 系列 備考
関東広域圏 テレビ朝日 テレビ朝日系列 製作局
北海道 北海道テレビ
宮城県 東日本放送
福島県 福島中央テレビ 日本テレビ系列 1981年9月まで
福島放送 テレビ朝日系列 1981年10月の開局時から
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列
新潟県 新潟放送 TBS系列 1981年3月まで
新潟総合テレビ フジテレビ系列 1981年4月から1983年9月まで
新潟テレビ21 テレビ朝日系列 1983年10月の開局時から
長野県 信越放送 TBS系列 1980年9月まで
テレビ信州 日本テレビ系列 1980年10月の開局時から
静岡県 静岡けんみんテレビ テレビ朝日系列 現:静岡朝日テレビ
富山県 北日本放送 日本テレビ系列
石川県 北陸放送 TBS系列
福井県 福井放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
中京広域圏 名古屋テレビ テレビ朝日系列
京都府 KBS京都 独立UHF局
兵庫県 サンテレビ
和歌山県 テレビ和歌山
鳥取県島根県 日本海テレビ 日本テレビ系列
広島県 広島ホームテレビ テレビ朝日系列 広島東洋カープ戦中継を優先して放送休止になる場合あり
山口県 山口放送 日本テレビ系列
徳島県 四国放送
香川県・岡山県 瀬戸内海放送 テレビ朝日系列
愛媛県 南海放送 日本テレビ系列
高知県 高知放送
福岡県 九州朝日放送 テレビ朝日系列
長崎県 長崎放送 TBS系列
熊本県 熊本放送
大分県 テレビ大分 フジテレビ系列
日本テレビ系列
宮崎県 宮崎放送 TBS系列
鹿児島県 鹿児島テレビ フジテレビ系列 1982年9月まで
鹿児島放送 テレビ朝日系列 1982年10月の開局時から
沖縄県 琉球放送 TBS系列

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ベースボール・マガジン社『初代タイガーマスク30Years 上巻』掲載の保坂正紀のインタビューより。
テレビ朝日 日曜13:45 - 14:55枠
前番組 番組名 次番組
笑アップ歌謡大作戦
(1978年10月1日 - 1980年3月)
【火曜20:00枠へ移動】
歌謡ドッキリ大放送!!
(1980年4月 - 1986年9月)
歌謡びんびんハウス
(1986年10月 - 1991年3月)