機関車トーマス (絵本)

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機関車トーマス(汽車のえほん2)』(きかんしゃトーマス(きしゃのえほん2))(原題 : Thomas The Tank Engine)は、低学年の児童向け絵本シリーズ「汽車のえほん」の第2巻である。

機関車トーマス
著者 ウィルバート・オードリー
ウィリアム・ミドルトン
レジナルド・ダルビー
イギリス
言語 英語
ジャンル 絵本
出版社 エドモンド・ワード社(1946年 - 1968年
ケイ&ワード社(1968年 - 1998年
エグモント社(1998年 - )
出版日 1946年10月18日
前作 三だいの機関車
次作 赤い機関車ジェームズ

概要[編集]

1946年10月18日イギリスで発行されたウィルバート・オードリー牧師執筆による汽車のえほんシリーズの第2巻。4話の短編作品を収録。挿絵は当初レジナルド・ペインが担当したが、重版時にレジナルド・ダルビーの挿絵に差し替えられた。ポプラ社から1973年11月に日本語訳が出版されていたが、2004年ごろ品切重版未定となり、2005年に新装改訂版が出版された。また、2010年12月にミニ新装版が発売された。

成立の過程[編集]

成立の過程は、汽車のえほんの中で詳述。 この巻では他の巻のダルビーの絵とタッチが異なり(他の巻と比較すると黒っぽくラフなタッチで、のちのケニーの絵に近い)、彼にしては珍しく機関車などの細部描写もリアルである(特に火室部分のカーブの描き方など)。これはダルビーが前任者ペインの挿絵をそのまま丸写しして描き直したからである。そのため、この巻の挿絵は実質的にペインによるものである。

収録作品[編集]

  • トーマスとゴードン(Thomas and Gordon)
  • トーマスの列車(Thomas' Train)
  • トーマスと貨車(Thomas and Trucks)
  • トーマスときゅうえん列車(Thomas and the Breakdown Train)

登場キャラクター[編集]

テレビシリーズの機関車紹介と重複する解説は省略、本巻の内容で特筆すべきものを紹介(きかんしゃトーマス・汽車のえほんのレギュラー機関車も参照)。

  • トーマス:トーマスだけ最初から車体に1のレタリングがされているのは、クリストファーが持っているおもちゃのトーマスがそうだったからである。しかしそのまま「おもちゃのトーマス」を挿絵には使えないと判断したレジナルド・ペインは、ロンドン・ブライトン・アンド・サウスコースト鉄道の「クラスE2」をモデルにトーマスを描いた。列車種別標識灯の搭載位置がヘンリーの代走時にはきちんとおでこに変更されている。これは普通旅客列車を表す。エドワードの代走時はランボードの向かって左に一個。これは各駅停車貨物列車を表す。
  • ジェームス:初登場。赤に塗装変更される前の黒い塗装で登場し、この巻のみ目は円形に描かれている。木製のブレーキシューが燃えるという事故に見舞われるが、これはロンドン・ミッドランド・スコティッシュ鉄道のリッキー・インクラインで実際に起こったもの。
  • ゴードン:列車種別標識灯の搭載位置がランボードの両側に一個ずつ、都合2個の時は急行列車。
  • ヘンリー:本巻ではずっと不調で活躍なし。前巻のラストで塗装が変更されたため、青い塗装である。
  • エドワード:トーマスと会話するが、本巻では目立った活躍なし。

外部リンク[編集]