横粂勝仁

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横粂 勝仁
よこくめ かつひと
Katsuhito Yokokume - Shimbashi - June 28 2016.jpg
新橋にて(2016年)
生年月日 (1981-09-10) 1981年9月10日(36歳)
出生地 愛知県豊田市
出身校 東京大学法学部
前職 弁護士
所属政党 民主党→)
無所属→)
無所属(改革無所属の会
称号 学士(法学)

選挙区 比例南関東ブロック神奈川11区
当選回数 1回
在任期間 2009年 - 2012年
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横粂 勝仁(よこくめ かつひと、1981年9月10日 - )は、日本弁護士タレント、元政治家。元衆議院議員(1期)。血液型B型

経歴[編集]

生い立ち[編集]

愛知県豊田市出身。父・勝次(2010年に急逝)はトラック運転手[1]東京大学法学部に入学し、奨学金アルバイトで学費を賄い、2005年に卒業、司法試験に合格した[1]

2006年フジテレビ恋愛バラエティ番組あいのり』に出演。ニックネームは「総理[2]。番組中では、意中の女性の過去を執拗に詮索したこともあり、正式な告白前にフラれるという「前代未聞の告白失敗」を経験した[3]。その後、改めて告白し、伴に日本へ帰国する航空券を渡したが失敗した[4]

政界入り[編集]

当初は、郷里の愛知県からの出馬を模索し、2007年11月に自由民主党愛知2区愛知5区の公募に応募。面接では「自民党を変えていかなければいけない」「若い力を生かすべきだ」と訴えたが、このときは選に漏れた。引き続き政界入りを視野に、弁護士仲間と参議院を見学した際の案内役であった簗瀬進を通じて、民主党の公認を得た[5]

2009年の第45回衆議院議員総選挙で、神奈川県第11区から立候補、自民党の小泉進次郎(当区前職の元首相小泉純一郎の次男)の強固な地盤を崩せず、54262票差の大差で敗れたが、重複立候補していた比例南関東ブロック復活当選した。衆議院議員総選挙を控えた同年5月、横須賀市内の祭りで自民党の立候補予定者だった小泉進次郎に声を掛け、「握手を求めたが無視された」動画がYouTubeで25万回再生された[6]

小沢一郎資金管理団体を巡る陸山会事件に関しては、2010年1月18日にテレビ出演した際、現時点では説明責任を果たしているとした上で、国民の納得が得られるまで説明を重ねるべきだと述べた[7]。 この発言について、翌日の民主党国対全体会議後に国対幹部から叱責を受けた[8]。同年5月11日の民主党代議士会で小沢幹事長と執行部に対する発言をすると予告していたが、発言機会を与えられながら結局何も発言しなかった。その後、報道陣には「私の思いは変わっていないが、諸先輩方や地元・横須賀の人々のアドバイスに従い、しかるべきときに、しかるべき方法で行動できるように準備している」と撤退理由を語り、「圧力が掛かったのか」という質問に対しては「『言っていることは分かるが、先に街頭やメディアで言うのは問題がある。もっと違うやり方があるのでは』といった建設的なもので、圧力はない」と否定した[9]。2010年9月の民主党代表選挙では菅直人に投票した。

2011年5月20日、民主党幹事長岡田克也に会い、離党届を提出したが受け取りを断られたために持ち帰った。同月24日に記者会見を開き、離党の意向を公表するとともに、民主党の在り方について批判を展開した[10]。離党届は受理されず、慰留され続け[11][12]、6月2日、菅内閣不信任決議案の採決で松木謙公とともに賛成票を投じ[13][14]、除籍された[15]。その翌日、テレビ番組において「菅総理は、メドを付けたら辞めなくてはならず、メドを付けなければ辞めずに済む。自己矛盾した内閣。」と批判した。2011年7月、選挙区を神奈川11区から、菅直人の選出選挙区である東京18区に変更することを表明[16]

2011年8月30日の衆議院本会議における内閣総理大臣指名選挙では自分自身に票を投じ、一票を得ている[17]

改革の志士結成から現在まで[編集]

2012年2月中に国政政党、東京地域政党、世代政党を目指した新党を立ち上げを表明し、2月11日に改革の志士を設立して代表に就任した。党の活動は基本的にインターネット上で行うとしており、党のFacebookページの「いいね!」を押した者を通常の政党における党員にあたる「同志」とカウントするとしている[18]

2012年7月19日、民主党を離党していた木内孝胤中島政希とともに院内会派改革無所属の会」を結成した[19]

2012年12月の第46回衆議院議員総選挙では、無所属で東京18区から立候補したが落選した。なお落選後は「改革の志士」名義の活動はなくなり、改革の志士は事実上の休眠状態に入った(2014年12月25日に解散が届け出られた[20])。

2016年、第24回参議院議員通常選挙東京都選挙区において無所属で立候補し、31万133票を得たものの落選。7月11日、自身のブログにて政界からの引退を表明した[21]

年表[編集]

政治活動[編集]

  • 外国人地方参政権については慎重な立場を取る[23]
  • 大統領制移行を目指す[24]
  • 人権委員会設置法案には反対[25]
  • 選択的夫婦別姓制度への賛否について「どちらとも言えない」としている[26]
  • 栄成市プロジェクト - 議員独自の被災地復興プロジェクト。中華人民共和国山東省栄成市東日本大震災の被災地を結び、雇用を失った被災者を中国企業が雇用する。その企業の生産物を日本へ輸出する他、中国本土にも新たな販路を設けることで、被災者の生活再建をはかる。また、震災被害を受けた中小企業の中国企業への技術移転などもすすめるとしている[27][28]
  • 2010年7月16日に公式ブログで、若者の投票率向上を目指す政治アイドルユニット『BiLLARS★』と政治アイドル男性ユニット『CR♂WARS』をプロデュースすると発表、新メンバーの募集を告知した[29][30][31]。『BiLLARS★』には韓流ドラマの声優として知られる池松あいみ(エース)などが4人が所属している。プロデューサーを自認する横粂はメンバーの増員を目指し、最終的にAKB48ならぬ「NGT(永田町)48」を結成したいと語っている[32]
  • 2011年8月10日、自身のブログ上でライトノベル『選挙ボーイズ』の連載を開始[33]

テレビ出演[編集]

  • フジテレビ
    • バイキング』 (2016年8月 - ) - 専門家として不定期出演(出演する曜日は不定)

脚注[編集]

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  1. ^ a b YOKOKUME.JP - プロフィール・生い立ち
  2. ^ TV LIFE WEB (2008年11月19日). “あいのり“総理”が出馬! 小泉純一郎元首相次男と対決へ”. 2009年9月1日閲覧。
  3. ^ http://www.fujitv.co.jp/ainori/st/st327.html
  4. ^ http://www.fujitv.co.jp/ainori/st/st328.html
  5. ^ 《ルーキー:下》自民と民主、境目は
  6. ^ 横粂は「握手もしてもらえなかった」と発言していたが、動画の撮影者は、小泉は一度横粂との握手に応じており「頑張りましょう」と声も掛けているが、横粂はその後も執拗に小泉に握手を求め続け、このシーンだけが編集されて問題動画として公開されたと述べている。また、小泉自身も「何もあの場所でそういうことをすることもないと思った」と横粂との握手を拒否した事実を認め「有権者と触れ合いたかった。顰蹙を買ったとしたら大変残念」などと語る。『小泉進次郎氏、YouTube“握手無視”動画で初めて釈明』 産経新聞 2009年7月26日
  7. ^ 民主「怖い小沢問題」語らず…渡部氏だけ悪代官呼ばわり スポーツ報知 2010年1月19日
  8. ^ 日本経済新聞「小沢氏を支持」先鋭化 2010年1月19日
  9. ^ 夕刊フジ (2010年5月11日). “結局“ダンマリ”小沢辞任求めた横粂氏、代議士会で発言せず”. 2010年5月12日閲覧。
  10. ^ 。なお、過去に民主党国会議員が菅民主党執行部に反発した動きとして2011年2月に16人の民主党国会議員(民主党政権交代に責任を持つ会)が民主党会派離脱を表明したり、松木謙公が農水政務官を辞任したり、佐藤夕子が地方選挙における減税日本候補応援のための離党するなどはあったが、いずれも小沢一郎に近いとされる民主党国会議員であった。しかし、中間派と目され2010年代表選挙で菅直人に投票した民主党国会議員が執行部に反発して離党表明したのは初めてであった。
  11. ^ 民主・横粂氏が離党の意向 岡田幹事長は慰留
  12. ^ 横粂氏、民主離党を表明
  13. ^ “【内閣不信任案】賛成2人、欠席・棄権は小沢氏ら17人 民主・与党系無所属議員”. 産経新聞. (2011年6月2日). オリジナル2011年6月4日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20110604185138/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110602/plc11060217490030-n1.htm  “欠席や棄権等、田中真紀子・三宅雪子氏ら15人”. 読売新聞. (2011年6月2日). オリジナル2011年6月6日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20110606092014/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000845-yom-pol  “民主から賛成は松木・横粂氏、棄権は15人 不信任案”. 朝日新聞. (2011年6月2日). オリジナル2011年6月3日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20110603215801/http://www.asahi.com/politics/update/0602/TKY201106020451.html 
  14. ^ “内閣不信任案:賛成、欠席・棄権した民主党議員”. 毎日新聞. (2011年6月2日). オリジナル2011年6月3日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20110603064747/http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110603k0000m010083000c.html 
  15. ^ “松木、横粂氏を除籍=小沢氏ら15人の処分先送り―民主”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2011年6月2日). オリジナル2011年6月6日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20110606091504/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000152-jij-pol  “民主 松木・横粂両氏を除籍に”. NHK. (2011年6月2日). オリジナル2011年6月6日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20110606064025/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110602/t10013289321000.html  “内閣不信任決議案:否決 採決、賛成の松木・横粂氏除籍--民主”. 毎日新聞. (2011年6月3日). オリジナル2011年6月6日時点によるアーカイブ。. http://archive.fo/XlP9r 
  16. ^ 本人投票バレバレ!首相指名選挙「横粂君1票」 - スポニチ Sponichi Annex 社会
  17. ^ 衆議院議事録 第177回国会 本会議 第40号(平成23年8月30日(火曜日))”. 衆議院. 2011年9月4日閲覧。 この時、投票結果の報告を務める鬼塚誠衆議院事務総長が「横粂勝仁君、一」と読み上げると議場内にいる議員から歓声と笑い声が出た。
  18. ^ 新党「改革の志士」設立記者会見 よこくめ勝仁公式ブログ(アメーバブログ)2012年2月16日
  19. ^ 新会派:民主離党組が届け出 毎日新聞 2012年7月20日
  20. ^ “総務省|政治資金収支報告書|平成27年 5月29日公表(平成19・25~26年分 解散分)” (プレスリリース), 総務省, (2015年5月29日), http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SD20150529/024.pdf 
  21. ^ “『あいのり』横粂氏、政界引退を発表「思い残すところもありません」”. ORICON STYLE. (2016年7月11日). http://www.oricon.co.jp/news/2074884/full/ 2016年7月11日閲覧。 
  22. ^ メディア出演・講演依頼 2013年1月10日よこくめ勝仁公式ブログ(アメーバブログ)2013年2月16日閲覧。
  23. ^ 外国人参政権について/よこくめ勝仁事務所配信
  24. ^ だからこその大統領制|よこくめ勝仁(横粂勝仁)公式ブログ 『よこくめチャンネル』(2011-03-08、だからこその大統領制)
  25. ^ 横粂議員本人ご出演!?陳情動画 - YouTube
  26. ^ 朝日新聞2016年参院選候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)、(2016年6月23日閲覧)
  27. ^ JFNラジオ (2011年6月14日). “ON THE WAY ジャーナルWeekend”. 2011年6月14日閲覧。
  28. ^ 栄成市プロジェクト (2011年8月5日). “栄成市プロジェクト”. 2011年9月8日閲覧。
  29. ^ 横粂議員、打倒・菅へアイドル軍団「BiLLARS★」プロデュース
  30. ^ 政治アイドル、メンバー募集中です。 2011年7月16日よこくめ勝仁公式ブログ(アメーバブログ)2011年8月6日閲覧。
  31. ^ 本日の『よこくめ勝仁の総理一直線』 2011年7月16日よこくめ勝仁公式ブログ(アメーバブログ)2011年8月6日閲覧。
  32. ^ 横粂議員、打倒・菅へアイドル軍団「BiLLARS★」プロデュース 2011年7月22日スポーツ報知 社会面 2011年8月6日閲覧
  33. ^ 選挙ボーイズ 第1話 2011年8月10日よこくめ勝仁公式ブログ(アメーバブログ)2011年8月10日閲覧。

外部リンク[編集]