極芯道貴裕

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基礎情報
四股名 福島→極芯道
本名 福島貴裕
生年月日 (1996-06-06) 1996年6月6日(23歳)
出身 兵庫県尼崎市
身長 181cm
体重 153.8kg
所属部屋 錦戸部屋
成績
現在の番付 西幕下53枚目
最高位 西十両13枚目
生涯戦歴 166勝123敗27休(44場所)
優勝 幕下優勝1回
データ
初土俵 2012年3月場所
備考
2019年7月19日現在

極芯道 貴裕(ごくしんどう たかひろ、1996年6月6日 - )は、兵庫県尼崎市出身で、錦戸部屋所属の現役大相撲力士。本名は福島 貴裕(ふくしま たかひろ)。身長181cm、体重153.8kg、血液型はB型。最高位は西十両13枚目(2018年11月場所)。好物は焼肉[1][2]

来歴[編集]

小学2年生の時、親の勧めでわんぱく相撲の予選大会に出場し、負けた悔しさが忘れられずに地域の関西奄美相撲連盟に通い始めた。週2回通っていた稽古は、道場に行く前にいつも腹痛がするほど厳しかった。佐藤貴信(後の幕内・貴景勝)は同じ稽古場で胸を合わせた間柄である。尼崎市立園田東中学校に進学してからは報徳学園へ出稽古するようになり、稽古はさらに厳しくなった。学校の友達と遊ぶ時間もなくなったことから相撲への情熱は薄れ、中学2年生の途中からは稽古場に顔を出すこともなくなったばかりか学校もサボりがちになった。そんな中、関西奄美相撲連盟の野島年由希監督から叱咤され、女手一つで育ててくれた母を悲しませていたことに気づき、改心して稽古に打ち込んだ。その結果、中学3年生の時には白鵬杯で無差別級3位の実績を残し、全国レベルの実力も身に付いた。素養が開花しかけた福島に対して野島は兵庫県内の強豪校への進学を勧めたが、自身は角界入りを考えていたため進路に迷っていた。後押しとなったのは「高校は後からでも行けるし、相撲をやりながらでも通信で資格は取れる」という母親の言葉であった。複数の部屋から勧誘は来ていたが「親孝行したいのなら、相撲部屋に入りなさい」と一番熱心に誘ってくれていた錦戸部屋への入門を決めた[3]

2012年3月場所初土俵。同年11月場所に三段目に昇進するも、その場所を怪我で全休し、その後三段目で停滞していたため野島の勧めで2015年5月場所に本名から極芯道に改名。これは、野島が関西奄美相撲連盟から独立して設立した相撲道場「創芯道」に由来している。人間としての芯をしっかり持ちながら相撲道を極めろという野島の思いが詰まっている。改名後の2016年3月場所は新幕下で6勝1敗の好成績を残したが、直後に思うところがあって引退するつもりでいた。既に実家に戻っていたが、野島から慰留されて続投を選んだ。自宅の一室を改造してトレーニングルームを作り、自費の7万円をはたいて購入したバーベルやベンチを使用したウエイトトレーニングで体を鍛え、部屋に戻る日に備えた。復帰した7月場所から2場所連続で勝ち越し、同年11月場所からは鶴竜の付き人を務め始めた。鶴竜の付け人として巡業にも帯同し、巡業の土俵で様々なタイプの力士と稽古するようになり、錣山部屋の力士の付け人も務めていた関係で同部屋にもしばしば出稽古に行くようになった。そうしたことからも力をつけ、2018年3月場所には東幕下4枚目と、勝ち越せば関取昇進が見える位置まで番付を伸ばした[3]。7月場所は東幕下2枚目まで番付を上げ、この場所は7番相撲を3勝3敗で迎え勝てば関取昇進という場面であったが、負けて3勝4敗になり関取昇進を逃した[4]。9月場所は東幕下5枚目で全勝優勝を果たし、場所後の新十両昇進を確実にした [5]錦戸部屋からは初となる日本出身関取。新関取となる11月場所は11日目に負け越しを確定させ、13日目に幕下陥落が決定的となるなど十両の壁に阻まれ、場所を4勝11敗の大敗で終えた。東幕下4枚目まで番付を下げた2019年1月場所は9日目の5番相撲で負け越しを確定させて残りを休場し、場所成績は1勝4敗2休。

場所別成績[編集]

2019年7月場所終了現在

通算成績[編集]

  • 通算成績:166勝123敗27休(45場所)
  • 十両成績:4勝11敗(1場所)

各段優勝[編集]

  • 幕下優勝:1回(2018年9月場所)

場所別成績[編集]

           
極芯道 貴裕
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2012年
(平成24年)
x (前相撲) 東序ノ口8枚目
4–3 
東序二段76枚目
6–1 
西序二段5枚目
4–3 
西三段目86枚目
休場
0–0–7
2013年
(平成25年)
東序二段47枚目
5–2 
東序二段7枚目
4–3 
東三段目88枚目
4–3 
東三段目67枚目
3–4 
東三段目84枚目
4–3 
西三段目69枚目
5–2 
2014年
(平成26年)
西三段目41枚目
4–3 
東三段目26枚目
1–6 
西三段目64枚目
休場
1–2–4
西三段目95枚目
5–2 
西三段目59枚目
4–3 
西三段目42枚目
5–2 
2015年
(平成27年)
西三段目16枚目
1–6 
東三段目52枚目
4–3 
西三段目35枚目
2–5 
西三段目61枚目
5–2 
東三段目35枚目
5–2 
東三段目10枚目
3–4 
2016年
(平成28年)
東三段目23枚目
5–2 
東幕下59枚目
6–1 
東幕下28枚目
休場
0–0–7
東三段目8枚目
4–3 
西幕下57枚目
4–3 
東幕下51枚目
3–4 
2017年
(平成29年)
西幕下58枚目
3–4 
西三段目13枚目
6–1 
東幕下38枚目
6–1 
東幕下16枚目
2–5 
西幕下31枚目
6–1 
西幕下12枚目
3–4 
2018年
(平成30年)
西幕下17枚目
6–1 
東幕下4枚目
3–4 
西幕下7枚目
6–1 
東幕下2枚目
3–4 
東幕下5枚目
優勝
7–0
西十両13枚目
4–11 
2019年
(平成31年
/令和元年)
東幕下4枚目
1–4–2 
東幕下20枚目
4–3 
西幕下13枚目
休場
0–0–7
西幕下53枚目
5–2 
x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)


改名歴[編集]

  • 福島 貴裕(ふくしま たかひろ)2012年3月場所 - 2015年3月場所
  • 極芯道 貴裕(ごくしんどう たかひろ)2015年5月場所

脚注[編集]

  1. ^ 今日は王輝と焼肉に来てます 佐世保に来てるのに焼肉って(笑) 福島貴裕 (極芯道 貴裕)Twitter 2016年12月6日(2018年3月6日閲覧)
  2. ^ 明日から巡業に行くので肉食べてがんばります福島貴裕 (極芯道 貴裕)Twitter 2016年12月2日(2018年3月6日閲覧)
  3. ^ a b 『相撲』2018年3月号 p.48
  4. ^ この場所は東幕下5枚目の常幸龍貴之と西幕下5枚目の天空海翔馬4勝3敗で場所後の十両昇進を掴んだため、それを考えると仮に極芯道が勝ち越していれば関取昇進は確実であった。
  5. ^ 極芯道 7戦全勝で初優勝!九州場所の新十両を確実に」|2018年09月21日 15時16分|スポニチ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]