業務過誤
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業務過誤(ぎょうむかご、英: Malpractice[1])とは、業務上発生する過誤。医療過誤(medical malpractice)などをいう[2]。なお、英語のmalpractice(マルプラクティス)は業務に応じて医療過誤など具体的に訳されることもある[1]。
各分野の業務過誤
[編集]医療過誤
[編集]疾病ではなく医療によって発生した障害を医療事故といい、過失で発生する場合と過失によらずに発生する場合がある[2]。
医療過誤は過失で発生した医療事故で、患者に傷害が発生したこと、医療行為で過失があったこと、その傷害と過失に因果関係があることの三要件が認められる事態をいう[2][3][4][5]。
→「医療過誤」を参照
会計過誤
[編集]企業会計では会計過誤が問題になることがある。米国ではエネルギー商社であるエンロンが受取手形の会計処理を誤り、2001年11月8日に株主資本12億ドルを減少させる訂正を行い経営上の問題を生じさせた[6]。
出典
[編集]- ^ a b 小山貞夫『英米法律語辞典』研究社、2011年、679頁
- ^ a b c “医療安全管理体制”. 大阪大学医学部附属病院. 2021年3月26日閲覧。
- ^ 「医療ミス:神奈川県警、横浜市大病院関係者から事情聴取開始」『毎日新聞』毎日新聞社、1999年1月14日。オリジナルの1999年11月8日時点におけるアーカイブ。2025年11月12日閲覧。
- ^ 「医療過誤:点滴に消毒薬 58歳の女性患者死亡 都立広尾病院」『毎日新聞』毎日新聞社、1999年3月16日。オリジナルの1999年11月11日時点におけるアーカイブ。2025年11月12日閲覧。
- ^ 「医療事故:割りばしをのどに刺した園児が死亡 東京・杉並区」『毎日新聞』毎日新聞社、1999年7月12日。オリジナルの2001年4月18日時点におけるアーカイブ。2025年11月12日閲覧。
- ^ “エンロン事件の概要と米国の制度改革”. みずほ研究所. 2021年3月26日閲覧。