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椿屋四重奏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
椿屋四重奏
出身地 日本の旗 日本熊本県熊本市
ジャンル ロック[1]
活動期間
  • 2000年 - 2010年
  • 2021年 2023年
レーベル
事務所 ランデブー
公式サイト 椿屋四重奏オフィシャルサイト
旧メンバー
椿屋四重奏
YouTube
チャンネル
活動期間 2007年10月27日-
ジャンル 音楽
登録者数 1780人
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年1月10日時点。
テンプレートを表示

椿屋四重奏(つばきやしじゅうそう)は、2000年に結成された日本の3人組ロックバンドワーナーミュージック・ジャパン所属。解散時のメンバーは中田裕二、永田貴樹、小寺良太の3人。

経歴

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2000年、宮城県仙台市にて中田裕二により結成される[2]。幾度かのメンバーチェンジを経て、2002年11月に中田、永田、小寺の3人編成となる[1](※仙台出身のメンバーは一人もいない)。

2006年3月31日にSHIBUYA-AXにて行われたライブ『熱視線IV 〜ENDLESS GAME〜』公演にて、サポートメンバーとして参加していた安高のメンバー加入を発表、「四重奏」となった[1]

2007年5月9日、ワーナーミュージック・ジャパンよりシングル『LOVER』をメジャー移籍第一弾として発表[1]

2010年3月1日、安高が音楽的な方向性の違いにより脱退を発表[1]

2010年7月に東名阪で行われた熱視線8「KICK START MY HEART」では、サポートギタリストとして手島大輔が参加[3]

サポートキーボードのYANCYを加えた5人編成でライブを行っていた[3][4]

2010年12月31日、Zepp Sendaiにて行なわれたカウントダウンライブ「SENDAI SUNRISE」をもって解散[5]

2011年1月11日、公式サイトと中田のブログにて解散を発表。2010年の夏頃にはバンドの解散が決まっていたといい、「最後の最後まで現在進行形のバンドでいたかった(中田)」との理由から、解散ツアーは行わなかった[5][6]

2021年4月17日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われた中田のソロ活動10周年記念ワンマンライブ<YUJI NAKADA 10TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE “ALL THE TWILIGHT WANDERERS”>のアンコールにて中田、永田、小寺の初期メンバーで1夜限りの再結成を果たした。(披露されたのは「群青」「成れの果て」の2曲)[7]

2023年6月24日 中田裕二”MOONAGE SYNDROME"ツアーの東京最終公演で 「椿屋四重奏二十周年」の映像が流され、今夏限定で活動を再開し、4公演【フェス(北海道)、対バン(宮城)、ワンマン(東京、大阪)】行われることが発表された[8]

アンコールにて中田、永田、小寺の初期メンバーで東京公演限定で再結成を果たした。(披露されたのは「群青」「かたはらに」の2曲)

メンバー

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  • 中田裕二(なかだ ゆうじ、1981年4月17日 - )(43歳)
    • ボーカルギター担当。熊本県出身。バンドの楽曲の作詞・作曲に加え、編曲も担当していた。
    • バンドと平行して2009年から「SONG COMPOSITE」名義でも活動を始め[9]、解散後はソロとして活動[10]
  • 永田貴樹(ながた たかしげ、1982年2月8日 - )(42歳)
    • ベース担当。熊本県出身。
    • バンド解散後、音楽活動を引退した[5]
  • 小寺良太(こでら りょうた、1976年3月28日 - )(48歳)
    • ドラムス担当。岡山県出身[11]
    • 元メロディオンズ(1997年から2002年まで在籍)のドラマーで、脱退後に椿屋四重奏に加入[11]
    • 解散後は手島大輔trio invite小寺良太他、moke(s)、ザ・ぶどうかんズのメンバー、セッションミュージシャン、ドラムテック、ドラム講師として活動中[11][12][13]

中田と永田は熊本市立京陵中学校の同級生である。

元メンバー

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サポートメンバー

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  • 手島大輔(てしま だいすけ、1981年 - )
  • YANCY
    • キーボード担当。中田のソロ「SONG COMPOSITE」のツアーにも帯同していた[9]

作品

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アルバム

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ミニアルバム

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リリース日 タイトル 規格品番 最高順位
1st 2003年8月27日 椿屋四重奏 UKDZ-0029
UKDZ-29(インディペンデントレーベル)

オリジナルアルバム

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リリース日 タイトル 規格品番 最高順位
1st 2004年4月21日 深紅なる肖像 UKDZ-0034
UKDZ-34(インディペンデントレーベル)
78位
2nd 2005年9月14日 薔薇とダイヤモンド UKDZ-0045
UKDZ-45
21位
3rd 2008年2月6日 TOKYO CITY RHAPSODY UKDZ-0049 19位
4th 2009年8月19日 CARNIVAL WPZL-30150/1(初回限定盤)
WPCL-10733(通常盤)
16位
5th 2010年8月4日 孤独のカンパネラを鳴らせ WPCL-10843 15位

ベストアルバム

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リリース日 タイトル 規格品番 最高順位
1st 2008年3月19日 RED BEST UKDZ-0068
UKDZ-68(インディペンデントレーベル)
48位
2nd 2011年4月6日 BEST MATERIALS WPZL-30275(初回限定盤)
WPZL-10929(通常盤)
17位

シングル

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リリース日 タイトル 規格品番 最高順位
1st 2005年6月8日 紫陽花/螺旋階段 UKDZ-0044
UKDZ-44(インディペンデントレーベル)
48位
2nd 2006年6月7日 幻惑 UKDZ-0049 42位
3rd 2006年9月6日 トワ UKDZ-0053
UKDZ-53(インディペンデントレーベル)
44位
4th 2007年5月9日 LOVER WPCL-10403 32位
5th 2007年8月8日 恋わずらい WPCL-10424 31位
6th 2008年1月23日 不時着 WPCL-10450 43位
7th 2010年5月26日 いばらのみち WPZL-30179/80(初回盤)
WPCL-10780(通常盤)
20位
8th 2010年11月24日 マテリアル WPZL-30242/3(初回盤)
WPCL-10883(通常盤)
26位

映像作品

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リリース日 タイトル 規格品番 最高順位
1st 2005年6月8日 愛と幻のエンドレスゲーム UKDZDV-54 音楽DVDチャート116位
2nd 2011年4月6日 PAST EMOTIONS WPBL-90146/8 音楽DVDチャート27位

参加作品

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発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考 出典
2003年5月2日 STYLUS#7 「WHO'S NEXT」編 〜オワラナイユメ、イロトリドリノミライ〜 CCJ-0008 波紋 STYLUS / COLLEGE CHART JAPAN
2004年8月11日 青田屋3号 ANNR-1006 小春日和 オールナイトニッポンレコード
2004年6月30日 E.V. Junkie 2〜GuitarRocking〜 SRCL-5717〜18
SRCL-5719
群青 MASTERSIX FOUNDATION
2006年1月25日 daimasの日記スペシャルの日記 UKDZ-0047DV 踊り子 DAIZAWA RECORDS
2009年12月9日 THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM BVCL-50 BURN Ariola
2010年06月23日 Q;indivi+ACACIA;』 ゲストヴォーカリスト:中田裕二 WPCL-10825 LOVELESS ワーナーミュージック・ジャパン [14][15]
2012年4月11日 代沢時代 〜Decade of Daizawa Days〜 UKDZ-0121 幻惑 DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT
2012年05月23日 東京こんぴ 藍盤 VICL-63874 トーキョー・イミテーション Victor Entertainment

配信限定

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タイアップ一覧

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使用年 曲名 タイアップ 初出
2004年 小春日和 NHK-FMミュージック・スクエア』2004年4月・5月度エンディングテーマ 1stアルバム『深紅なる肖像
2005年 紫陽花 映画『誰が心にも龍は眠る』主題歌[16] 1stシングル『紫陽花/螺旋階段
プロローグ NHK-FM『ミュージック・スクエア』2005年8月・9月度エンディングテーマ 2ndアルバム『薔薇とダイヤモンド
2007年 LOVER テレビユー福島MUSIC BARパロパロ』オープニングテーマ 4thシングル『LOVER』
岩手めんこいテレビBEATNIKS』エンディングテーマ
恋わずらい 岩手めんこいテレビ『BEATNIKS』オープニングテーマ 5thシングル『恋わずらい
2008年 アンブレラ 映画『死にぞこないの青』主題歌[17] 4thアルバム『CARNIVAL
フォーサイド・ドット・コム「IラブMUSICフルMODE」CMソング
2009年 シンデレラ 首都圏トライアングル1230アッと!!ハマランチョ』9月エンディングテーマ
2010年 いばらのみち 東海テレビフジテレビ昼ドラ娼婦と淑女』主題歌[18] 7thシングル『いばらのみち
マテリアル テレビ東京系連続ドラマ『モリのアサガオ』エンディングテーマ[19] 8thシングル『マテリアル

媒体等出演

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テレビ

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放送年月日 番組系列 番組名 出演内容
2005年6月17日 テレビ朝日系列 MUSIC STATION 椿屋四重奏「紫陽花」[20]
2005年7月2日 NHK総合 POP-JAM 出演者氏名:椿屋四重奏[21]
2006年12月1日 フジテレビ系列 僕らの音楽 #135「ワインレッドの心」(オリジナル:安全地帯 1983)cover by 森山直太朗×椿屋四重奏[22]
2007年5月10日 NHK BS-2 ウェンズデーJ-POP ゲスト:椿屋四重奏[23]
2007年5月12日 NHK総合 MUSIC JAPAN 出演者氏名:椿屋四重奏[24]
2007年5月14日 TBS系列 月光音楽団 うたゲスト:椿屋四重奏「LOVER」[25]
2008年2月22日 フジテレビ系列 僕らの音楽 #195「愛し君へ」(オリジナル:森山直太朗 2004)cover by 森山直太朗×中田裕二(椿屋四重奏)[26]

出演

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  • うしみつトワイライト(bayfm、2003年10月5日 - 2006年12月24日)※中田裕二のみ
  • FROM S NEODate fm、2005年4月4日 - 2008年3月31日)
  • 「UP's BEAT」Tuesday(InterFM、2009年7月7日 - 2009年9月30日)

主なライブ

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  • 2005年 - TOUR '05 "ROCK ON GENTLEMEN"
  • 2008年 - TOUR '08 "CITY OF SILVER"
  • 2008年 - 熱視線6 live circuit 「SECRET ROOM」
  • 2009年 - 椿屋四重奏APARTMENT限定ライブ
  • 2009年 - 熱視線7 「TUMBLING VACATION」
  • 2009年 - TOUR '09 "CARNIVAL"
  • 2010年 - 熱視線8 "KICK START MY HEART"
  • 2010年 - TOUR '10 "BRIGHTEST DARKNESS"
  • 2023年 - 椿屋四重奏二十周年 と THE YOUTH "伊達男頂上決戦"
  • 2023年 - 椿屋四重奏二十周年記念公演 "真夏の宵の夢"

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f 椿屋四重奏(ツバキヤシジュウソウ)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2022年12月12日閲覧。
  2. ^ 椿屋四重奏”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2021年11月15日閲覧。
  3. ^ a b 椿屋四重奏@日比谷野外大音楽堂|https://rockinon.com/live/detail/41718”. rockin'on.com. ロッキング・オン. 2021年12月8日閲覧。
  4. ^ YANCY's BLOG 2010/12/02”. 2021年12月8日閲覧。
  5. ^ a b c 椿屋四重奏、突如解散を発表”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年11月15日閲覧。
  6. ^ 椿屋四重奏、解散のご報告”. 椿屋四重奏・中田裕二「KIRISAME DIARY」. 2021年11月15日閲覧。
  7. ^ 【ライブレポート】椿屋四重奏が一夜限り復活!中田裕二ソロ10周年&40歳を祝って豪華ゲスト続々登場の3時間”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2021年11月15日閲覧。
  8. ^ 中田裕二の“椿屋四重奏ライブ”チケット即完受け大阪公演追加”. 音楽ナタリー. 2023年8月1日閲覧。
  9. ^ a b 椿屋四重奏 中田裕二が新プロジェクトを始動!”. rockin'on.com. ロッキング・オン. 2021年11月15日閲覧。
  10. ^ 中田裕二”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2021年12月8日閲覧。
  11. ^ a b c 小寺良太 ドラマー”. MUSIC FRONT LLC.. 2021年12月8日閲覧。
  12. ^ moke(s)(モークス)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年12月8日閲覧。
  13. ^ 【インタビュー】片桐仁&やついいちろう(ザ・ぶどうかんズ)、<朝霧JAM>で初ライブ「皆さんの目をシャキーン!と覚ましたい」”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年12月8日閲覧。
  14. ^ Q;indivi+、男7人が歌う問題作「ACACIA;」の裏側を語る”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2022年2月12日閲覧。
  15. ^ Q;indivi+のニューアルバムに、中田裕二がヴォーカリストとして参加決定!! | 椿屋四重奏”. ワーナーミュージック・ジャパン. 2022年2月12日閲覧。
  16. ^ 紫陽花の歌詞 | 椿屋四重奏”. ORICON NEWS. 2021年11月11日閲覧。
  17. ^ 椿屋四重奏、書き下ろしの新曲“アンブレラ”を映画「死にぞこないの青」主題歌として提供 - TOWER RECORDS ONLINE”. tower.jp. 2021年11月11日閲覧。
  18. ^ 椿屋四重奏、安達祐実主演の昼ドラ『娼婦と淑女』主題歌に”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年11月11日閲覧。
  19. ^ 椿屋四重奏、ドラマタイアップのニュー・シングル『マテリアル』の詳細を発表”. rockin'on.com. ロッキング・オン. 2021年11月11日閲覧。
  20. ^ 出演者ラインナップ|ミュージックステーション|テレビ朝日”. www.tv-asahi.co.jp. 2024年7月2日閲覧。
  21. ^ NHKアーカイブス”. NHKクロニクル. 2024年7月12日閲覧。
  22. ^ 僕らの音楽”. www.fujitv.co.jp. 2024年7月2日閲覧。
  23. ^ NHK. “NHKアーカイブス”. NHKクロニクル. 2024年7月2日閲覧。
  24. ^ NHK. “NHKアーカイブス”. NHKクロニクル. 2024年7月2日閲覧。
  25. ^ 月光音楽団”. TBS. 2024年7月2日閲覧。
  26. ^ 僕らの音楽”. www.fujitv.co.jp. 2024年7月2日閲覧。

外部リンク

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インタビュー

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