コージィ城倉
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コージィ城倉 森高 夕次 | |
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生誕 | 1963年 |
国籍 |
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職業 |
漫画家 漫画原作者 |
活動期間 | 1989年 - |
ジャンル | 青年漫画 |
代表作 |
砂漠の野球部 おれはキャプテン ももえのひっぷ グラゼニ(漫画原作者として) おさなづま(漫画原作者として) |
受賞 |
スピリッツ賞 第37回講談社漫画賞一般部門 (『グラゼニ』) |
コージィ 城倉(コージィ じょうくら、1963年 - )は、日本の漫画家、漫画原作者。長野県出身。初期のペンネームはコージィ♡城倉(『おれはキャプテン』開始時に♡を外す)。漫画原作者としてのペンネームは森高 夕次(もりたか ゆうじ)。
経歴・人物[編集]
長野県赤穂高等学校卒業後、デザイン系専門学校に2年間通う。卒業後はグラフィックデザイナーとして働くが、勤務先の経営不振に危機感を感じて漫画を持ち込むようになり、25歳でスピリッツ賞佳作を獲得[1]。その後、1989年に『男と女のおかしなストーリー』でデビューし、2018年現在『ビッグコミックスペリオール』(小学館)誌上で『チェイサー』を連載中。代表作に『砂漠の野球部』『おれはキャプテン』『ももえのひっぷ』、漫画原作の代表作に『グラゼニ』、『おさなづま』など。
熱心な東京ヤクルトスワローズファン[2]。TBSラジオの熱心なリスナーだが、ヤクルト戦中継が多いニッポン放送も聴いており、『鶴光の噂のゴールデンアワー』のアシスタントだった田中美和子の大ファンで、2013年9月15日の『ニッポン放送ショウアップナイター』にゲストとして呼ばれた時には、同じく神宮球場に招待された田中本人との対面を果たした。
作風[編集]
- スポ根ものからラブコメまで、幅広いジャンルを描いている。
- 小学館(『少年サンデー』系)と講談社(『少年マガジン』系)の2社に同時連載を持っていたことがあり、また、週刊連載3本、月に5本の連載を抱えていた時期もある[3]。
- 高校時代まで野球部に所属していた[4][5](ポジションは捕手[5])。
- 原作者としての名義「森高夕次」は、影響を受けた作家である梶原一騎の別名「高森朝雄」をもじったもの[4]。
作品リスト[編集]
漫画[編集]
- ぬーやん
- かんとく
- 砂漠の野球部
- すくすく
- U・G・メジャー
- 愛米(ラブコメ)
- プニャリン
- ティーンズブルース
- おれはキャプテン
- おれはキャプテン くたばれ甲子園の章
- Grass Breath(城倉浩司名義)
- エクスパンション・サウスポー
- ももえのひっぷ
- チェイサー
- ロクダイ
- モーニングを作った漫画たち(『週刊モーニング』)
- プレイボール2(原案:ちばあきお) - 『グランドジャンプ』2017年9号より連載。
- キャプテン2(原案:ちばあきお) - 『グランドジャンプむちゃ』2019年5月号より連載。
漫画原作[編集]
- 総理を殺せ(絵:阿萬和俊)
- おさなづま(絵:あきやまひでき)
- ショー☆バン(絵:松島幸太朗)
- トンネル抜けたら三宅坂(絵:藤代健(コミックバウンド版)、月子(『ビッグコミックスペリオール』版))
- 琴子の道(絵:松山せいじ)
- ストライプブルー(絵:松島幸太朗)
- グラゼニ シリーズ[6](絵:足立金太郎(アダチケイジ))
- 湯けむり球児(絵:木下由一)
- 江川と西本(絵:星野泰視)
- あしたのジロー(絵:荒木光)
- ハーラーダービー(絵:水上あきら)
漫画構成[編集]
- ファイ・ブレイン 最期のパズル(原作:矢立肇 絵:上野春生)
備考[編集]
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2007年第34号において、森高夕次名義でイラストを描いている。
アシスタント[編集]
脚注[編集]
- ^ “【インタビュー】漫画原作者に聞く! 第3回『江川と西本』『チェイサー』森高夕次/コージィ城倉氏(その1)”. コミスン. 小学館 (2018年7月24日). 2018年10月30日閲覧。
- ^ 週刊ベースボール2012年2月6日号 P16
- ^ 「コージィ城倉スペシャルインタビュー 読みやすさの原点に立ち返る。それが『おれはキャプテン』コージィの野望・仕事編 ネーム派作家コージィ城倉(現在はリンク切れ)(同アーカイブ)
- ^ a b 「コージィ城倉スペシャルインタビュー 読みやすさの原点に立ち返る。それが『おれはキャプテン』コージィの野望・過去&未来編 死ぬまでマンガを描いていたい(現在はリンク切れ)(同アーカイブ)
- ^ a b 「都市対抗野球大会:スペシャルコンテンツ 原作者 森高夕次さんが語る 都市対抗とグラゼニ」 毎日新聞 2016年12月14日閲覧
- ^ “グラゼニ : 作品情報”. アニメハック. 2020年5月14日閲覧。
- ^ 『トンネル抜けたら三宅坂』第1巻より。