森謙治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

森 謙治(もり けんじ、1935年3月21日 - 2019年4月16日[1])は、日本の化学者東京大学名誉教授、日本学士院会員。農学博士。専攻は有機合成化学、生物活性物質化学。元日本農芸化学会会長。元社団法人有機合成化学協会会長。日本統治時代の朝鮮京城府生まれ。

略歴[編集]

  • 1957年 東京大学農学部農芸化学科卒
  • 1962年 東京大学大学院博士課程修了
  • 1962年 東京大学農学部助手
  • 1968年 東京大学農学部助教授
  • 1978年 東京大学農学部教授
  • 1995年 東京理科大学理学部教授
  • 2015年12月 日本学士院会員選定[2]

人物[編集]

ジベレリンの化学合成に世界に先駆けて成功した[3]昆虫フェロモンを始めとするさまざまな生物活性物質を合成し、その立体構造と働きとの関係をあきらかにした。

オウム真理教による地下鉄サリン事件の際には、朝まで生テレビ!などに出演し、有機化学者の立場からの解説を行った。

2019年4月16日、心筋梗塞のため東京都文京区の病院で死去。84歳没。

学術賞[編集]

栄典[編集]

著書[編集]

  • 『有機化学』Ⅰ~Ⅲ(養賢堂)
  • 『生物活性天然物の化学合成』(裳華房)
  • 『生物活性物質の化学』(化学同人)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 森謙治氏死去=東京大名誉教授・農芸化学:時事ドットコム” (日本語). 時事ドットコム. 2019年4月17日閲覧。
  2. ^ 日本学士院ホームページ 日本学士院会員の選定について※2015年12月15日閲覧。
  3. ^ Mori, K.; Shiozaki, M.; Itaya, N. Matsui, M.; Sumiki, Y. (1969). “Synthesis of substances related to gibberellines-XXI: Total synthesis of (±)-gibberellins A2, A4, A9, and A10”. Tetrahedron 25: 1293-1321. doi:10.1016/S0040-4020(01)82702-2. 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]