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森川千恵子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
もりかわ ちえこ
森川 千恵子
本名 森川 千恵子[1]
別名義
  • 真樹 千恵子
  • 西川 沙織
生年月日 (1951-11-06) 1951年11月6日(73歳)
出生地 東京都杉並区
国籍 日本の旗 日本
職業 俳優
ジャンル 青春ドラマ、特撮
活動期間 1967年 - 1977年
著名な家族 森川哲郎(父)
主な作品
テレビドラマ
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森川 千恵子(もりかわ ちえこ、1951年11月6日[2][3] - )は、日本の元女優。旧芸名は真樹 千恵子まき ちえこ[1][2][3]。5歳の時に日本舞踊西川流に入門し、西川沙織の舞台名も持つ[2][3]。父は作家の森川哲郎[2][3]

東京都杉並区[要出典]出身[3]宝仙学園高等学校を経て、立正大学英文科中退[2][3]

略歴

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1967年、16歳の時に新宿でスカウトされ、芸能界デビュー[3]集英社の『セブンティーン』や小学館の『女学生の友』のグラビアモデルなどを務めるようになる[3]

1971年日本テレビの『2丁目3番地』で俳優デビュー[1]。また、同年の毎日放送の『仮面ライダー』に緑川ルリ子役で第13話まで出演する[3]。その直後、フジテレビの『コートにかける青春』でテニスに打ち込む姉妹の妹・東城真琴役を演じ、アイドル的地位を確立する。この頃、芸名を本名の森川千恵子に改名した[3]

1972年には『アイアンキング』に高村ゆき子役で出演したが、弾着を着けて着火される撮影に挑んだ際に火が服や髪へ燃え移る事故が発生。火傷とその精神的ショックもあり、降板[4][5][6]

1974年には『京都清水五条坂』(関西テレビ)で人形屋の娘・美江役を演じ、新たな境地を開拓する。

1977年に結婚して芸能界を引退。1981年に外国人男性との娘を出産している[要出典]。1998年放送の『藤岡弘、仮面ライダー復活秘話』に結婚後の氏名「カマフォード・千恵子」として出演した。以後、エアロビックインストラクターへ転じたものの[1]、『仮面ライダー』についてのインタビューをはじめ、その関連イベントなどには快く応じて出演している。

『仮面ライダー』でのエピソード

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  • 『仮面ライダー』への出演は、東映プロデューサーの平山亨が真樹の出演していた「エメロンシャンプー」(ライオン)のCMを観て惚れ込んだことから起用された[2][3][7]
  • 緑川ルリ子という役柄については育ちが良くて言葉も丁寧であるため、演じていて不自然で戸惑うと述べている[2]。主演の藤岡弘、の負傷降板に伴う番組内容の一新により、第13話で真樹も降板した[7]。真樹はこの時のことについて、突然東映生田スタジオへ行けなくなり悲しくなった旨を述べている[7]
  • 藤岡は真樹について、険がなく天使のようで、会ってすぐに意気投合した旨を述べている[7]。『仮面ライダー』でオートバイのスタントマンを務めた大橋春雄とは、後年も親交がある[2]

出演作品

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テレビドラマ

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第78話「怨念の刃がとんだ」(1977年、NET / 東映) - 會津屋の娘 おみち

映画

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CM

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脚注

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  1. ^ a b c d 藤岡弘、 2008, p. 176, 「プロフィール」
  2. ^ a b c d e f g h OFM仮面ライダー4 2004, p. 21, 「特集 ライダーガールズグラフィティー 美しきヒロインたちの肖像」
  3. ^ a b c d e f g h i j k 仮面ライダー怪人大画報 2016, p. 205, 「仮面ライダー スタッフ・キャスト人名録 2016年版」
  4. ^ アイアンキング大全 2001, pp. 109、113.
  5. ^ 石橋春海 2014, pp. 78、83、100.
  6. ^ アイアンキングフォトニクル 2015, p. 65, 田村正蔵のコメント.
  7. ^ a b c d 藤岡弘、 2008, pp. 22–63, 「鼎談 藤岡弘、×平山亨×真樹千恵子」

参考文献

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  • 『仮面ライダー』関連
    • 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』 Vol.4《ライダーマン》、講談社、2004年9月24日。ISBN 4-06-367091-0 
    • 藤岡弘、 著、堤哲哉&BAD TASTE 編『仮面ライダー=本郷猛』扶桑社、2008年6月20日。ISBN 978-4-594-05661-2 
    • 宇宙船別冊 仮面ライダー怪人大画報2016』ホビージャパン〈ホビージャパンムック〉、2016年3月28日。ISBN 978-4-7986-1202-7 
  • 『アイアンキング』関連