梅の花

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株式会社梅の花
Umenohana Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
830-0033
福岡県久留米市天神町146番地
設立 1990年1月31日(創業:1976年
業種 小売業
法人番号 5290001048435
事業内容 湯葉・豆腐店
代表者 代表取締役会長兼社長 梅野重俊
資本金 41億2,317万7千円
(2015年9月30日現在)
発行済株式総数 748万9,200株
(2015年9月30日現在)
売上高 連結:294億1,052万3千円
単独:114億8,504万1千円
(2015年9月期)
営業利益 連結:1億8,410万4千円
単独:△1,805万3千円
(2015年9月期)
純利益 連結:△5,234万7千円
単独:△3,566万8千円
(2015年9月期)
純資産 連結:69億3,083万8千円
単独:79億3,320万1千円
(2015年9月30日現在)
総資産 連結:211億5,980万円
単独:193億9,378万5千円
(2015年9月30日現在)
従業員数 連結:639人 単体:125人
(2015年9月30日現在)
決算期 9月30日
主要株主 有限会社梅野企画 16.05%
梅野重俊 8.00%
梅野久美恵 5.04%
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 5.00% ほか
(2015年9月30日現在)
主要子会社 株式会社梅の花サービス西日本 100%
株式会社梅の花サービス東日本 100%
株式会社梅の花plus 100%
株式会社古市庵 100%
UMENOHANA USA INC. 100%
外部リンク www.umenohana.co.jp
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株式会社梅の花(うめのはな)は、ゆば豆腐料理を提供するレストランチェーンなどを展開する企業。本社は福岡県久留米市に置かれている。

概要[編集]

前身は1976年、創業者で現在も代表取締役社長を務める梅野重俊(当時25歳)が創業したかに料理専門店「かにしげ」である。その後は法人化などを経て引き続き「かにしげ」の展開を行っていたが、創業から10年後の1986年福岡県久留米市に現在の主力業態であり現社名の由来でもある湯葉・豆腐料理の店「梅の花」の1号店を出店、今日に至るまでの基礎となった。現在は外食事業とテイクアウト事業の2部門を柱としながら、この他にスパのプロデュース・営業も行っている。

メイン事業の外食事業部門では、主力業態の「梅の花」を中心に複数の業態を展開している(後述)。特に「梅の花」は各地に急速に店舗網を拡大し、2004年(平成16年)に北海道への出店を果たしたことで、出店エリアに偏りはあるものの[1]、1号店出店から18年で沖縄地区を除く全地方への進出を果たしている。

また、もう1つの柱であるテイクアウト事業部門では、デパ地下店舗などにおける惣菜類の販売を中心に、ギフト通販なども手がけている。

近年では、新規出店の効果を明確化する目的で各事業年度ごとに子会社を設立したり[2]、子会社に飲食店舗の大部分の承継させるなど、組織再編(リストラクチャリング)を積極的に行っているほか、M&Aや海外展開による事業拡大も図っている。

沿革[編集]

  • 1976年(昭和51年)7月 - 梅野重俊(創業者、現・代表取締役社長)が、かに料理専門店「かにしげ」を創業。
  • 1979年(昭和54年)10月 - 佐賀県佐賀市神野町592-1を本店として「かにしげ有限会社」(資本金500万円)を設立、法人化。
  • 1980年(昭和55年)3月 - 熊本県熊本市下通1丁目10-6を本店として「かにしげ有限会社」(資本金200万円)を設立。
  • 1980年(昭和55年)12月 - 佐賀市のかにしげ(有)が熊本市のかにしげ(有)を吸収合併。あわせて本店を福岡県久留米市櫛原町10-5に移転。
  • 1986年(昭和61年)4月 - 現在の主力業態でもある「梅の花」の1号店を福岡県久留米市に出店(久留米店として現在も営業)。
  • 1987年(昭和62年)2月 - 久留米市国分町にセントラルキッチンを設置。
  • 1990年(平成2年)1月 - 久留米市国分町1217番地を本店として、株式会社ウメコーポレーションを設立。
  • 1990年(平成2年)7月 - (株)ウメコーポレーションを形式上の存続会社、かにしげ(有)を実質上の存続会社とした吸収合併を実施。
  • 1992年(平成4年)12月 - 店舗網の拡大に伴い、久留米市野中町にセントラルキッチンを新設。従来のセントラルキッチンはしゅうまい専用の工場に。
  • 1994年(平成6年)3月 - 「梅の花」15号店を兵庫県神戸市中央区に出店(現在の三宮店)し、関西地区へ進出。
  • 1995年(平成7年)11月 - 「梅の花」24号店を愛知県名古屋市中区に出店(現在の栄店)し、中京地区へ進出。
  • 1996年(平成8年)3月 - 現在地に本社・本店を移転。
  • 1997年(平成9年)3月 - テイクアウト事業に進出。テイクアウト専門店の1号店を福岡市中央区に出店(現在の博多大丸店)。
  • 1997年(平成9年)3月 - 「梅の花」33号店を東京都多摩市に出店(現在の永山店)し、関東地区へ進出。
  • 1997年 (平成9年)10月 - 現社名に変更。
  • 1998年(平成10年)6月 - 久留米市にギフトセンターを設置しギフト通信販売を開始。
  • 1999年(平成11年)2月 - 新業態「チャイナ梅の花」1号店を佐賀県佐賀郡大和町(現・佐賀市)に出店(現在の佐賀大和店)。
  • 1999年(平成11年)3月 - 「梅の花」42号店を岡山県岡山市に出店し、中国地区へ進出。
  • 1999年 - 株式を店頭公開
  • 2001年(平成13年)3月 - 「梅の花」56号店を富山県婦負郡婦中町(現・富山市)に出店(現在の富山店)し、北陸地区へ進出。
  • 2001年(平成13年)6月 - 「梅の花」58号店を宮城県仙台市青葉区に出店(現在の仙台店)し、東北地区へ進出。
  • 2001年(平成13年)10月 - アメリカカリフォルニア州に外食事業を業とする現地法人UMENOHANA USA INC.(連結子会社)を設立。
  • 2002年(平成14年)6月 - 東京証券取引所第2部に上場。
  • 2003年(平成15年)9月 - タイバンコクに現地法人UMENOHANA(THAILAND)CO.,LTD.を設立。スパ事業に進出。
  • 2004年(平成16年)9月 - 9月1日付で新設分割により、連結子会社「株式会社西日本梅の花」(資本金1,000万円)と「株式会社東日本梅の花」(資本金1,000万円)の2社を設立し、店舗運営を梅の花本体より承継[3]
  • 2004年(平成16年)10月 - 10月1日付で、本社と同一の住所に連結子会社「有限会社梅の花26」(資本金300万円)と「株式会社梅の花不動産管理」(資本金1,000万円)の2社を設立[4]。前者は第26期(2004年10月 - 2005年9月)に新規出店した店舗の運営を担わせることで出店効果を明確化することを、後者は新規出店店舗の賃貸を行わせることで新規出店の投資回収状況を明確化することをそれぞれ目的としていた[4]
  • 2004年(平成16年)10月 - 「梅の花」67号店を新潟県新潟市に出店(現在の新潟店)し、信越地区へ進出。
  • 2004年(平成16年)11月 - 10月1日付で本社と同一の住所に連結子会社「有限会社梅の花plus」(資本金300万円)を設立[5]
  • 2004年(平成16年)11月 - 「梅の花」69号店を愛媛県松山市に出店(現在の松山店)し、四国地区へ進出。
  • 2004年(平成16年)12月 - 「梅の花」71号店を北海道札幌市中央区に出店(現在の札幌店)し、北海道地区へ進出。沖縄以外の全地方に進出を果たす。
  • 2005年(平成17年)10月 - 10月3日付で本社と同一の住所に連結子会社「有限会社梅の花27」(資本金300万円)を設立[3]。「梅の花26」と同様に、第27期(2005年10月 - 2006年9月)に新規出店した店舗の出店効果を明確化することを目的としていた。
  • 2006年(平成18年)10月 - 10月2日付で本社と同一の住所に連結子会社「株式会社梅の花28」(資本金300万円)を設立[6][3]。「梅の花26」「梅の花27」と同様に、第28期(2006年10月 - 2007年9月)に新規出店した店舗の出店効果を明確化することを目的としていた[6]
  • 2006年(平成18年)10月 - テイクアウト店舗10店舗[7]とギフトセンター(現在の「梅の花 通販本舗梅あそび」)について、連結子会社の「梅の花plus」へ営業譲渡[5]
  • 2007年(平成19年)9月 - 9月30日付で連結子会社「有限会社梅の花26」「株式会社梅の花不動産管理」の2社を解散清算開始[4]
  • 2007年(平成19年)10月 - 10月1日付で本社と同一の住所に連結子会社「株式会社梅の花29」(資本金300万円)を設立[8][3]。「梅の花26」などと同様に、第29期(2007年10月 - 2008年9月)に新規出店した店舗の出店効果を明確化することを目的としていた[8]
  • 2007年(平成19年)10月 - 10月1日付で持ち帰り寿司店舗などを展開する「株式会社古市庵」と、その子会社である「有限会社古市庵興産」の株式を取得[9]。古市庵については創業家である古市家やその親族計4人から発行済み株式総数の49.1%を取得[9]
  • 2008年(平成20年)2月 - 「有限会社梅の花26」の清算結了。事業・組織については東日本梅の花、西日本梅の花に統合[4]
  • 2008年(平成20年)3月 - 「株式会社梅の花不動産管理」の清算結了。事業については梅の花本社が譲受[4]
  • 2008年(平成20年)10月 - 10月1日付で店舗運営子会社5社の合併・統合を実施[3]。5社中で最も規模の大きい「株式会社西日本梅の花」を存続会社とし、同社が他4社(「株式会社東日本梅の花」「有限会社梅の花27」「株式会社梅の花28」「株式会社梅の花29」)を吸収合併する方式を採った[3]。あわせて、西日本梅の花の社名を「株式会社梅の花Service」に変更[3]
  • 2008年(平成20年)9月 - 9月30日付で連結子会社「有限会社古市庵興産」を解散、清算開始[10]
  • 2009年(平成21年)7月 - 「有限会社古市庵興産」の清算結了。事業については梅の花本社が譲受[10]
  • 2009年(平成22年)10月 - 梅の花plusより「通販本舗梅あそび」の事業を譲受・移管。
  • 2010年(平成22年) - 梅の花のCMが、第50回ACC CMフェスティバルの最優秀賞であるACCグランプリ・総理大臣賞を受賞。[1]
  • 2011年(平成23年) - 一般公募増資(新株発行と株式売出し)、第三者割当増資(新株発行)を実施。資本金は13億7,051万8,000円増加。
  • 2012年(平成24年)11月 - 11月14日付でエイチ・ツー・オー リテイリングとの間で資本・業務提携契約を締結。
  • 2012年(平成24年)12月 - 12月3日付でエイチ・ツー・オー リテイリングに対し第三者割当増資転換社債型新株予約権付社債発行を実施[11]。エイチ・ツー・オー リテイリングが第4位株主(約5%)になる[11]。また、仮に新株予約権が行使されれば、エイチ・ツー・オー リテイリングは現在の筆頭株主であり創業者一族の資産管理会社である有限会社梅野企画を上回る約20%の株式を保有する筆頭株主になる見通し[11]
  • 2013年(平成25年)4月 - 「通販本舗梅あそび」の事業を再び梅の花plusへ譲渡。
  • 2013年(平成25年)6月 - タイでレストラン事業を展開するため、現地の外食チェーン“S&P Syndicate Public Company Limited”社との合弁会社UMENOHANA S&P CO.,LTD.を設立[12]。梅の花は40%を出資する[12]
  • 2014年(平成26年)10月 - 株式会社古市庵を株式交換により完全子会社化。
  • 2015年(平成27年)2月 - エイチ・ツー・オー リテイリングによる梅の花の子会社化について検討を開始することで両社が合意[13]
  • 2015年(平成27年)12月 - エイチ・ツー・オー リテイリングによる梅の花の子会社化を断念(協議終了)。2012年発行の転換社債型新株予約権付社債も償還。ただし約5%の出資と業務提携は継続する[14]
  • 2016年(平成28年)10月 - 株式会社梅の花Serviceを会社分割し、東日本の事業を新設の株式会社梅の花サービス東日本に承継。株式会社梅の花Serviceは株式会社梅の花サービス西日本へ商号変更[15]。株式会社丸平商店ほか2社を子会社化[16]

社訓[編集]

  • どこよりも最高に美味しい料理を
  • どこよりも最高の笑顔で
  • 親切に心温まるサービスすることを必ず実行します

日常の3つの心得[編集]

  • 『ニコニコ』と親切に
  • 『ハキハキ』と責任をもって
  • 『キビキビ』と行動し協力

信条[編集]

  • 一、親切
  • 一、責任
  • 一、協力

梅の花従業員構成[編集]

  • 支配人 - 店の最高責任者
  • 店長 - 支配人の補佐
  • 主任 - 店長の補佐
  • 社員 - 主任の補佐
  • 時間帯責任者 - 各ポジションの責任者
  • 玄関 - 案内・会計・予約の受付を担当
  • ホール - 接客担当
  • 調理場・洗い場 - 調理担当・器洗い

店舗[編集]

  • 梅の花 - 67店舗
  • かにしげ - 3店舗 - 久留米店、佐賀大和店、本厚木店
  • チャイナ梅の花 - 3店舗 - 久留米店、佐賀大和店、福岡東店
  • 佐賀神埼村 - 1店舗 - ほたる、おしとり、パン工房(ざびえるのぱん)
  • ワーヤキン - 1店舗 -
  • 古市庵テイクアウト店 - 132店舗
  • 梅の花テイクアウト店 - 17店舗

提供番組[編集]

関連項目[編集]

  • 夢童由里子
    • 人形作家。全国各地の支店には、彼女の作品が設置されている店舗が幾つか存在する。2017年現在設置されているのは以下の通り。
      • 天空舞地(長久手店)
      • 小紫江戸の賑わい(新小岩店)
      • からくりや銀次(蒲田店)
      • 千代の絵草子(吉祥寺店)
      • 綺羅童子(永山店)
      • 花夜叉・梅幸丸(烏丸店)
      • 花宴おりょう(鹿児島店)

脚注・出典[編集]

  1. ^ 例えば、梅の花の店舗一覧によれば、関東地区の店舗はその大半が東京都内にあり、埼玉県北関東エリアへの出店がない。
  2. ^ 「有限会社梅の花26」(2008年3月に清算結了)、「有限会社梅の花27」「株式会社梅の花28」「株式会社梅の花29」(2008年10月に他の子会社と合併し消滅)がその子会社である。
  3. ^ a b c d e f g 連結子会社の合併に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) (株)西日本梅の花など店舗運営子会社5社
  4. ^ a b c d e 子会社の解散及び清算に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) (有)梅の花26と(株)梅の花不動産管理の2社の解散・清算を発表するニュースリリース。
  5. ^ a b 物販店の営業譲渡に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) 梅の花plusに、梅の花本社や他の連結子会社が展開する物販店・ギフトセンターの営業を譲渡する旨を発表するニュースリリース。
  6. ^ a b 子会社設立に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) 梅の花28の新設を発表するニュースリリース。
  7. ^ 梅の花本社が運営していた「セントラルキッチン直売所」の他に、西日本梅の花が運営していた3店舗(博多大丸店・小倉井筒屋店・アミュプラザ鹿児島店)、東日本梅の花が運営していた2店舗(吉祥寺東急店・船橋東武店)、梅の花26が運営していた名古屋名鉄店、梅の花27が運営していた3店舗(神埼おしとり店・エキュート品川店・水戸京成店)が対象となった。
  8. ^ a b 子会社設立に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) 梅の花29の新設を発表するニュースリリース。
  9. ^ a b 株式会社古市庵及び有限会社古市庵興産の株式取得(子会社化)に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) 古市庵および古市庵興産の株式取得を発表するニュースリリース。
  10. ^ a b 子会社の解散及び清算に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) 古市庵興産の解散・清算について発表するニュースリリース。
  11. ^ a b c 資本・業務提携並びに第三者割当により発行される株式及び転換社債型新株予約権付社債に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) 2012年11月14日に梅の花より発表されたプレスリリース。
  12. ^ a b タイにおける合弁会社設立に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) タイでレストラン事業を展開する合弁会社を設立することを発表するニュースリリース。
  13. ^ エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社による株式会社梅の花の子会社化に向けた検討開始に関する基本合意について{{{1}}} (PDF) エイチ・ツー・オー リテイリングによる子会社化の検討を発表するニュースリリース。
  14. ^ エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社による当社の子会社化に向けた当社との協議終了及び資本・業務提携継続に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) エイチ・ツー・オー リテイリングによる子会社化の協議終了を発表するニュースリリース。
  15. ^ 当社連結子会社(株式会社梅の花Service)の会社分割及び商号変更に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) 株式会社梅の花Serviceの会社分割・商号変更を発表するニュースリリース。
  16. ^ 株式会社丸平商店、ヤマグチ水産株式会社及び株式会社グッドマークトレーディングの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ{{{1}}} (PDF) 株式会社丸平商店、ヤマグチ水産株式会社及び株式会社グッドマークトレーディングの子会社化を発表するニュースリリース。

外部リンク[編集]