桜田神社 (東京都港区)

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櫻田神社
所在地 東京都港区西麻布3-2-17
主祭神 豊宇迦能売神
創建 治承5年(1181年
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鳥居

櫻田神社(さくらだじんじゃ)は、東京都港区神社。霞山桜田明神[1]、霞山稲荷[2]とも呼ばれた。

概要[編集]

1180年治承4年)に霞山桜田明神として今の霞が関桜田門あたりに創建された[2][1]源頼朝は奥州征伐のために当社に神領を寄進したが、その際に他の田と区別するための木を畔に植えたところ、この桜が大いに茂ったことから「桜田」と呼ばれた[2][1]

寛永元年(1624年)に江戸城御用地となったため代地として麻布の地に移され、このとき地名も移動して町名は「麻布桜田町」となった[2]。なお1967年昭和42年)の住居表示により、当社所在地は「麻布桜田町」から「西麻布」に変更された[3]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 櫻田神社東京都神社庁
  2. ^ a b c d 麻布地区旧町名由来板 (東京都港区)2022年9月6日閲覧。
  3. ^ 俵元昭 著『港区史跡散歩 (東京史跡ガイド3)』学生社、1992年、151-152p

参考文献[編集]

  • 俵元昭 著『港区史跡散歩 (東京史跡ガイド3)』学生社、1992年